クリーンライフまつり
9月29日はクリーニングの日(2004, 22th)

04.9.26 東京・サンシャインシティ
主催 : クリーンライフ協会/全国クリーニング環境衛生同業組合連合会
後援 : 厚生労働省 協力 : 文化放送/日本バルーン協会



22回目を迎えた「クリーニングの日」のキャンペーンがやってきた。いつものように現地へ向かった。
ステージのデコレーションは三角屋根の家と木のオブジェ。おとぎ話風だ。開場時刻が迫りスタッフによる最後の仕上げが行われている。頭上には虹のアーチに雲をイメージしたオブジェ、それに大きな風船 (ややイビツなことからパドル型。恐らくスケラーアップ社の20cmジャイアントバルーンだろう) を使った気球のオブジェが浮いている。そして今回もバルーンドロップが用意されている。
あと細かいことだが、共催となっていた文化放送とJBAが今年から協力と改められたのにも気が付く。


ステージ周辺

天井付近。ドロップ用の風船が

ステージは昨年と同じく11:40から。司会はお馴染み文化放送の月岡逸弥・高橋小枝子の両氏。オープニングでは日本バルーン協会のステージで風船ゲームを担当する (有) コズミックの波多野さんがインタビューを受けていた。今回の装飾は虹のアーチに雲と気球で空をイメージしてみたとか、今年から新しくなった風船ゲームの説明など。
なおタイトル写真はしゅうさえこさんのファミリーコンサートにて「あの青い空のように」という曲の中で空を指差しているシーンであり、今回のデコレーションにバッチリ決まっていたように思う。


オープニング。司会者からインタビューを受ける波多野さん

会場周辺では全ク連の皆さんによる風船の配布が始まる。従来は風船配布とアンケートを別々な方が行っていたが、今回はアンケートに答えると風船がもらえるというスタイルになった。配布されたのはイタリアRIFCO社のスクエアと呼ばれる四角い風船。三方に突起が出ており互いに結びつけるだけでバルーンウォールが作れるという本来はデコレーション向けの風船だが、訳あって異例の配布となった。なお片面には「ゆめが膨らむバルーン 9月29日はクリーニングの日」とプリントされている。
もらった風船は、「風船作り体験コーナー」というブースで、フエルトペンで顔を書き、さらにマジックバルーンで髪を付けて (ここで先ほどのスクエアバルーンの突起が生きてくる)、自分だけのオリジナル風船を作ることができる。楽しい企画だ。しかも従来は午前中くらいで配布が終ってしまうことがあったが、今回はイベント終了まで配布されていた。同コーナーも大盛況だった。
一方で風船の即売会も行われていた。上記コーナーの影響でひっそりとした感じであったが、非常に安く設定されていたのでこちらも注目を受けていたようだ。


アンケートに答えて風船をもらおう

もらった風船にマジックバルーンで髪を付けたり、好きな顔を書いたりもできる。非常に好評。

マイラー風船の即売もある。値札に注目。驚きの大特価

ステージの内容は多彩。ここ数年忘れられていた大道芸が2種類も組み込まれており、大いに盛り上がっていた。ファミリーコンサートは上記の通りNHKおかあさんといっしょ第14代歌のお姉さん、しゅうさえこさん。曲目は一昨年とほとんど同じだが、生演奏は今回は省かれている。文化放送のアナウンサーの方々によるミニドラマやチャリティオークションも注目を集めていた。
日本バルーン協会の番が回ってきた。今年は風船ゲームと題し、従来とは少し違う。ステージにスパークバルーンらしき中に小さな風船がたくさん詰まった大きな風船が出てきた (余談だが、これも恐らくスケラーアップの20cmジャイアント)。さらにステージ奥には16インチのスパークバルーンが5つ。
「みのりの箱募金」に寄付していただいた子供50名が対象。まず大きなスパークバルーンを取り囲むように集まってもらい、大きな風船が割られる。中から出てきた小さな風船を子供たちに取ってもらう。これだけではプレゼント内容はまだわからない。次いで後ろにある5つの小さなスパークバルーンを割る。この中から出てきた風船の色と、子供たちの持っている風船の色を照らし合わせてプレゼント商品が決まるという寸法だ。面白いアイデアだと思う。プレゼント商品は「お部屋は水族館」シリーズ、「ドラえもん」ダブルバルーン、「となりのトトロ」マイラー風船など。


JBAの風船ゲーム。何やらスパークバルーンみたいなものが出てきたぞ

割れた風船から出てきた小さな風船を子供たちに取ってもらう。耳を押さえて恐そう

ばん!! さぁ早い者勝ち。この後、右に見える紫の風船を同様にスパークさせた

最後のステージはしゅうさえこさんのファミリーコンサート (2回目) だ。フィナーレにバルーンドロップが行われる。子供たちもドロップがあることを既に知っており、ステージ前にたくさん集まっている。だがステージに上げさせまいと全ク連の方々が一列に並んでいる。ちょっと見苦しいかも知れないが、ステージは大理石で滑りやすく、背後には噴水があるから落ちたりしたら大変なのだ。
ドロップの方もタイミングが合わず、先に風船が降りてきてしまった。本来なら「またねー」の言葉に合わせてドロップされるべきなのだが。




撤収が始まった。昨年は撤収は閉店後に行ったが、今回は従来通りその場で撤収する。しかし割りは一切やらず、すべて風船が欲しい人たちにあげることになった。虹のアーチなど大きなものは解いて4つ玉クラスターに分けて与えていた。この虹のアーチ、目の前で見ると意外と大きく、16インチの風船で構成されていた。




外は生憎の雨天であったが、大変な人出で盛り上がった今回の「クリーニングの日」。来年も素敵なイベントを期待したい。