クリーンライフまつり
9月29日はクリーニングの日(2002, 20th anniversary)

02.9.29 東京・池袋 サンシャインシティ
主催 : クリーンライフ協会/全国クリーニング環境衛生同業組合連合会
後援 : 厚生労働省 共催 : 文化放送/日本バルーン協会



今年も恒例のクリーニングの日のイベントが行われた。このイベント、何と今年で20周年を迎えるそうだ。私が実際に風船イベントに初めて出向いたのも「クリーニングの日」。96年のことであり、今日でちょうど6年を迎えたことになる。
今年も内容は従来通り。昨年と同じく文化放送の公開録音があるためバルーンドロップは行われず、デコレーションはステージ周辺とアーチのみだ。担当はコズミックの皆さん。今年はQualatexの風船や豪州製のリンコルーンは一切使わず、メキシコLatex Occidental、米Gayla、韓国Neotex各社の風船を使用しているとのこと。私はプロの現場ではQualatexが主に使われると思いがちだったが、バルーンデコレーションに風船のメーカーは一切関係ない。「ふうせん広場」ではいつもQualatexを推奨し、一部の業者の営業妨害となっていたことをこの場を借りてお詫び申し上げたい。


ステージ周辺。20の数字はこのイベントの20周年を示している。

天井付近。アーチはリンコルーンのように見えるが違う。黄色い花のようなオブジェは646Qのようにも見えるがゼリービンズの組み合わせ。

10:30頃から配布用風船の準備が始まる。今回の配布はラウンド形だが、先端に突起があり人形が付いたもの。プリントは昨年と同じで「ゆめが膨らむバルーン 9月29日はクリーニングの日」と書かれている。顔の絵がプリントされていないのでシンプルだ。


配布用風船の準備。作業に当たっておられるのは普段はクリーニング屋のご主人たちだ。

風船配布の様子。アンケートも行われており、ボールペンかうちわがもらえる。

11:40、ファンファーレと共に開場だ。司会は今年も文化放送の月岡逸弥・高橋小枝子の両氏。同時に風船配布やJBAによる風船即売会が行われる。


オープニング

JBAによる風船の即売。ラインナップはかなり変わった。キャラクタ物も賑やかだが、鳥かごや金魚鉢の風船が目を引く。

まずAmicaというボーカルグループのミニコンサートがあり、次いでJBAによる風船抽選会が行われた。抽選方法は昨年と同じ。文化放送と全国クリーニング環境衛生同業組合連合会 (全ク連) による「みのりの箱」募金に寄付していただいた方50名が対象で、ふくらますと文字が浮き出る風船くじを使用した。


風船抽選会。ふくらましているのはJBA矢部理事。恐そうに耳を押さえる女の子の表情が可愛い。

もれなく風船をプレゼント。お部屋は水族館シリーズ、ハム太郎ダブルバルーンなど。

矢部理事へのインタビュー

ファミリーコンサートでは、NHK「おかあさんといっしょ」第14代歌のお姉さんを勤めた、しゅうさえこさん (タイトル写真) がやってきた。97年の同イベント以来5年ぶりだ。アルパという南米の楽器の生演奏も加わる (余談だがこの噴水広場のあるサンシャインのショッピングモールも「アルパ」という)。今大流行の「大きな古時計」を歌っていると、いつの間にか会場は満員に。
その次のクリーニングクイズでは、昨年と全く同じ問題が出てきたりした。初めての人が対象と考えているのだろうが、答えを知ってる人も多くなかなか決着が付かない。かの「2000年はふーせんの年」の問題もあったが、もちろん全員正解であった。
今回はコンサートに重点が置かれているようで大道芸の類が全くないのも特徴だっただろう。

文化放送のアニメ番組の公開録音のため、しゅうさえこさんの2回目のファミリーコンサートの頃から、会場は若者が埋め尽くすような状態になる。昨年の渡辺かおりさんはノリの良い曲ばかりだったためか場内は物凄い手拍子で大変な盛り上がりを見せていたが、今回はデビュー20周年を迎えるというベテランしゅうさえこさんの歌をじっくり聴いている、そんな感じだった。

公開録音の終了後は撤収となるが、周囲の商店から静かにやって欲しいという要望があったため、なるべく割らずに口元で切ってしぼめるというやり方が使われた。


撤収の様子。中央はコズミックの波多野さん。

20年目を迎え、今年も楽しい一日だった「クリーニングの日」。来年も素敵なイベントを期待したい。