ここでは、自分の風船への思い入れを書いてみたいと思います。なぜそんなに風船が好きなのか、また「ふうせん天国」開設の経緯なども簡単に触れたいと思います。
初めて出会った風船
初めて風船に出会ったのは、3〜4歳の頃。牛乳配達のおばさんが月に一度の集金のときにおまけとして持ってくる風船でした。ふくらんだ状態で左右15cmくらいの小さな風船。色は赤・青・黄・緑の4色。最初に一度親にふくらましてもらって、ゴムが伸びてからでないと自分の息ではふくらませませんでした。
口でくわえて、そっと息を吹き込んでみる。息を吹き込むたびに口元で風船が少しずつふくらんでくる……何かを大切な何を育ててるような気がして、とてもドキドキしました。ある程度ふくらましてはしぼめて、を何度も繰り返したものです。「大切な何か」というのは幼児の頃にはまだ何のことだかわかりません。でも「何か」を心の奥で感じたんです。その「何か」というのが他ならぬ
夢なんだと知ったのは、ずっと後のことですが、夢が大好きだったのは子供の頃からの持って生まれた性格だったのかも知れません。
2寸6分太陽
5〜6歳の頃の思い出。今日は地元の神社の祭り。3つ下の弟が露店で風船を買ってもらいました。いわゆる「2寸6分太陽」と呼ばれる女の子の絵の付いた黄色い風船でした。細長い風船の鉢巻も巻いていたと思います。当時300円くらいだったかな。
数日経って浮かなくなってしまい、弟も興味を示さなくなってしまったので、自分がもらいました。親に結び目をほどいてもらい、今度は自分がふくらまします。手にした風船を見て「何て大きな風船なんだろう」と感じました。吹き込み口も太くて、子供には口にくわえるのがやっとでした。一度しぼめた風船なのでゴムは伸びており、息で楽にふくらませました。大きくふくらむ、まだまだふくらむ……。目の前で自分の顔より大きくふくらんで行く風船に心ときめかせました。もう可愛くて可愛くて、その夜は枕元に置いて寝ました。この風船はその後どうしたのかは覚えてませんが、割らなかったことだけははっきり覚えてます。
なお、この絵柄がなぜ「太陽」と呼ばれているのかは未だもって謎です。
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2寸6分太陽
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理科の実験
小学2年の時、理科の授業に「風船」というテーマがありました。年度の始めに新しい教科書をもらい、風船の項目を見つけただけでわくわくしたのもです。2学期に入り、いよいよ風船の日が来ました。当時ちょうど理科係だったので、水槽を用意したりなどの準備をしました。テーブルには各自風船セットの教材が配られます。構成は忘れたけど、風船は赤い小さなものが1つでちょっぴり残念。
さて授業が始まります。うちのクラスの先生 (結婚したてのお姉さん先生でした) は自分で風船を持ってきてました。各班とも実験を進めているうちに、先生は自分の風船をふくらまし始めました。何かの絵が書いてある黄色い風船。もう授業そっちのけで視線は先生に釘付けでした。そっと優しく風船に息を吹き込む先生にもうドキドキ。それも先生の持ってきた風船はかなり大きく、顔くらいの大きさになったところでふくらますのを一旦やめ、吹き込み口をつまんで、うちわをあおぐような感じで風船を何度も左右に振ってます。「何してるのかな?」(これはある程度の風船の知識がある今でも解明できない)。そしてまた吹き込み口をくわえて息を吹き込みます。それを繰り返すこと3回くらい。「えー、もっとふくらますのー? (わくわくドキドキ)」。いつの間にか回りのみんなも先生を注目しちゃってました。最終的には40cmくらいまでふくらましたと思います。先生の大きな風船を見てみんな「いいなぁ」と言ってました。
楽しかった風船の授業はたった1回だけ。「えー、1回で終わっちゃうのー」と心の中で叫んだものです。先生のふくらました風船は職員室へ持って帰ってしまいましたが、その風船がほしいとは言いたくても言えません。けど、どこで買ったかくらいは聞いておけばよかったなぁ。え、授業の内容? もちろんどんなことをやったのか…… (笑)。
ある町医者で
小3の頃の思い出。地元の医者の待合室で待っているとき。目の前の席にいた同じくらいの歳の女の子が、いきなりバッグから風船を取り出してふくらまし始めました。余りに突然だったのでびっくり。チューリップの絵の付いた黄色い風船。かなり大きめ。多分上記で先生のふくらました風船と同じくらいの大きさがあったと思う。優しくふくらました先生とは違い、もう唾が飛びそうな勢いで思い切り息を吹き込んでふくらましてます。大きくなってもう割れそう。でもふくらますの止めない。ちょっと恐くなってきた。でもその女の子、パンパンにふくらんだところでふくらますのを止め、すぐにしぼませてバッグに戻しました。きっと夢をふくらますのが大好きな女の子だったのでしょうね……。
風船セット
小学校高学年頃になると、親から離れて一人であちこち歩き回るようになります。そう、自分で風船を買えるときが来たのです。
最初に狙ったのは文具屋で売っている「風船セット」。今では余り見かけなくなってしまった、台紙状のパッケージに7〜8個くらいの風船が付いているタイプです。当時150円くらいのものが主流だったかな。しかし小学生の小遣いはわずか。150円と言ったら大金でした。
さて実際に購入に踏み切ります。文具屋は顔を知られていない遠くの店を選びます。まず店の反対側から店内の様子を伺い、誰もいないことを確認。恐る恐る店内に入ります。大きなプレッシャーが掛かっています。普段文具を買うときとは明らかに感じが違う。「風船は小さな子供のためのもの。小学校高学年になって買うなんて、なんか恥ずかしい?」というような気持ちになり躊躇してしまいそうです。しかし、ここで
夢を諦めるわけには行かない。店主に「これ、ください」と小さな声で風船を指差します。もちろん、おかしな顔で見られるわけではないですが、緊張の瞬間です。「見えないような袋に入れてもらえませんか?」と必ず言っていたのを覚えてます。
無事購入。店から出たときの嬉しさといったら言葉に表せないものがありました。帰宅するまでの間、何事も起こらないように、特に同級生の悪ガキにばったり出会ったりしないようにとを祈りながら帰ったものです。
風船どこで遊ぶ?
ついに手に入れた念願の風船。でもまだ問題は終わったわけじゃない。次は親からどうやって隔離するかを考えなくちゃいけない。風船大好きなのは親には当然内緒。だって恥ずかしいもん(笑)。「外から見えないような袋に入れて」というのは親から隠す目的もありました。親からの第一声は大抵「何買ってきたの?」。出たぁ、恐怖の言葉です(笑)。「風船」というわけには行かないし、「お菓子!」と適当な返事をして振り切ります。何とか親から逃れることができました。ほっと一息。しかし親がいる限り家で風船で遊ぶわけには行きません。おつかいに行ったときにこっそりやるとか、あるいはどこか場所を探さなければ。当時、自分らが「基地」と呼んでいた藪の奥に作った隠れ家に行ったりもしました。「基地」と言っても、木々の間にダンボールを敷いただけのもの。外からは全く見られず、ここなら安心して風船で遊べるかも。風船セットから風船を取り出します。もちろん一番大きな風船。ゆっくり息を吹き込みます。どんどんふくらむ、夢がふくらむ……。大きくふくらましたら、一度しぼめて、またふくらます……こんなことを繰り返してました。頭の中が夢一色になってしまい、幸せなひととき……。
しかし「基地」は完璧というわけでもない。たまに他の子供たちも訪れたりする。ふくらましてる真っ最中に誰か入ってきたときは、慌ててしぼめたりしたものです。吹き込み口がブルブルと大きな音を立てて空気が抜ける様子を見て、「今のオナラ風船、何?」などと聞かれたりしたこともしばしば(笑)。
次の問題は「隠し場所」。風船で夢をたくさんふくらました後は、その風船をどこに隠すか困りました。家に置いたら絶対見つかります。うちの親は机の引き出しまでチェックしていたので、完全にアウトです。一度、引き出しの一番奥に厳重に包んで隠しておいたのですが、ものの見事に見つかり、別な包装紙で丁寧に包んでくれてました(笑……というか包んだだけで無言なのがむしろ恐い)。
隠し場所を探せ! ということで野外をあれこれ。「基地」に置いたままにしたら次に訪れたときになくなっている。他に適当な隠し場所がない。駐車場の余り動かないような車の下に隠したり (次の日来た時にタイヤの跡が…(笑))、物干し台の下に隠したり (これは意外とうまく行った。しかし空間が狭すぎる) などなど。結局こんな状態は親に打ち明けるまで続くのでした。
大きな風船を求めて
「2寸6分太陽」に出会って以来、大きな風船が大好き。風船セットに入っている風船も、中に2つくらい入ってる大きな風船が目当てで、小さな風船には目が行かなくなりつつありました。
当時大好きだった風船セットは、おもちゃ屋で売られてた350円のセット。高価だったけど、このセットにはふくらます前で左右12cmくらいある特大の風船が入っていました。色はピンクと黄色とオレンジがあり、絵柄はいずれも3色刷りの象さんの絵がついてました。ふくらましてみると70cm程度は軽く行ったと思います。この風船が欲しくなって販売店に直接聞いたところ、同社は既に風船は作っておらず、今は電子機器関連の部品を作っているとのこと。もうあの風船は手に入らないことを知ったときは悲しかったね……。
やがて中学生になり、大きな風船を探してあちこちのおもちゃ屋を訪ねるうちに、「大きな風船が欲しいなら浅草橋の問屋街へ行ってみたらどうだい?」と言われました。何と、風船専門の問屋があるそうです。これは行くしかない。どこにどんな店があるのかも調べずにふら〜っと浅草橋へ行ってしまいました。あれこれ店を探しているうちに、店頭に風船が大量に飾ってある店を発見。これが探し求めていた風船の問屋でした。
1000丸
小売してくれるのかな……ちょっぴり不安ながらも入ってみます。店内には大小の風船がびっしり。まさに夢の世界。早速「大きな風船をください」と聞いてみたところ、店の中央にぶら下がっていた大きな風船を指して「これです」と。もちろん小売もしてくれます。当時の価格で1個300円。風船なんて1個数10円の単位だろうと思っていただけに「うわぁ高い」。箱から出してくれたその風船は、ふくらます前が左右15cmもある巨大なもの。吹き込み口も太さ5cmくらいあり、口でくわえられないくらいに太い (注:現行製品は細くなっている)。この風船の規格は「1000丸」というそうです。
その下のサイズに太陽柄でお馴染みの「2寸6分」、そして2寸6分とほぼ同じだけど薄手の100丸、そのさらに下に2寸2分、1寸8分…というように続きます。形によって単位が異なり、玉型 (ふくらます前が球型のもの) は寸表示、平丸型 (風船セットに入っている平らなタイプ) はミリ表示で、いずれもふくらます前の左右の幅だそうです (「1000丸」のみはミリ表示ではありません。多分「特大」という意味も込めて「1000」としたのでしょう)。
その「1000丸」ですが、厚手で口も太く、息でふくらますのは結構きついですが、頑張って大きくふくらましました。これでまたひとつ、素敵な夢を手に入れたわけです。
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1000丸
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3尺3分
テレビのバラエティ物などに、時々とんでもなく巨大な風船が出てきますよね。1m以上は軽く行ってそうな大きな風船。見るたびにこんな風船が欲しいなぁと夢をふくらませたものです。そして、手に入れるべくあちこちのおもちゃ屋に問い合わせてみたところ、1軒だけ「1mの風船がある」という話がありました。早速取り寄せてもらいました。この風船は3尺3分というサイズで、約1mにふくらむそうです。形状は玉型で、現在売られているQualatexの3フィートに酷似したもので、色は赤・黄・白の3色のみ。余り見る機会のない貴重な風船でしたが、既に手元には残っておらず今では知る術もありません。
しかし、「テレビで見た巨大風船」はこれではありません。もっと柔らかくて艶のない、普通のゴム風船とは明らかに異なる風船です。あれは一体何なのでしょう。
観測気球
「テレビで見た巨大風船」を求めて、あちこちに問い合わせる日々が続きます。浅草橋の問屋さんも「うちでは扱ってない」。もう1軒の問屋さんでは「あんな高価なもの一般の人は使わないですよ」と言われ、知ってそうなんだけど教えてくれない状態。だったら他に当たってみるしかない。上記の3尺3分を取り寄せてくれたおもちゃ屋に聞いてみたところ、「気象観測用の気球ならある」と言われ、何だか違う方向へ曲がってしまいそうだなと思いながらも試しに1つ取り寄せてみました。
ちょっと変わった風船です。小さく折りたたまれてビニール袋に丁寧にパックしてあります。ラベルにはCosmo何とかと書かれていたと思います。サイズも100gと重量での表記です。色は白のみだそうで、普通のゴム風船とは明らかに違う。袋から出してみました。
「!!」
つん伸びたような薄いゴム、柔らかな感触。これこそ長い間探し求めていた「テレビで見た巨大風船」だったのです。
早速ふくらましてみます。吹き込み口は1000丸とかと違いとても細く、普通のゴム風船くらいの太さしかありません。1mを口でふくらますのは無理かと思って足踏みポンプも用意しておいたのですが、いつの間にか口でくわえて息を吹き込んでいました。本物の
夢を手に入れた。夢、もっともっと大きくふくらまそうね……。
その後、気球メーカーに問い合わせてみて、他のサイズや色物もあることを確認。それらは紹介してくれた代理店で実際に入手しています。
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観測気球3フィート
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テレビに出てきた風船の思い出
テレビの話が出たので、風船が出てきたシーンで思い出に残っているのを挙げてみます。当時は風船が小物として使われてことがいろいろあったねぇ。一番効果的な使い方をしてたのは、かの「8時だヨ 全員集合」じゃないかな。とにかくふくらまし割りが多かった。人の背丈より大きい特大の観測気球を割れるまでふくらましたりとかに興奮したものです。
コマーシャルでもたまに風船を見かけたけど、最も印象に残ってるのは某デパートのCMで、女の子4人が観測気球を割れるまでふくらますというもの。オレンジの気球で「何とか(横文字だったけど何と書かれていたか覚えてない) 500」とプリントされたもの。吹き込み口に4本のホースがつながっており、女の子4人がそれをくわえて息をふうふう。どんどんふくらんで行き、1.5〜2mくらいまでふくらんで、色が薄くなって、「ばーん」。すごい興奮したのを覚えてます (後で考えてみると恐らく3フィートの気球と思われる。気球は規定サイズの倍くらいまでふくらむ)。映像が残っているならぜひもう一度見てみたいものです。
黒船到来? Qualatex
87年頃だったと思います。新聞の生活欄に「"風船といえば、縁日で売ってるあれ" などと考える人は旧人類」という見出しが目に留まりました。読んでみると、これは東京・南麻布にオープンしたばかりのバルーンショップの紹介記事でした。アメリカからの直輸入の風船を販売するそうです。こんな情報を手に入れた自分が動かないわけがありません。バスでしか行けない交通不便な場所でしたが、店員が行き方を丁寧に案内してくれました。
店内には見慣れない風船がいっぱい。特にアルミホイル製の風船 (マイラーという) が多い。またゴム風船も、金・銀・黒など日本製の風船では見れなかった色や、全面に模様がプリントしてあるものなど、今までに見たこともない風船ばかりで驚くばかり。聞けばアメリカは風船がなければパーティーが始まらないとも言われるほど風船がポピュラーに使われている、いわば「風船の国」。そのアメリカの世界最大の風船メーカー、Pioneer Balloon社の製品「Qualatex」が日本にもやってきたのです。
大きな風船について聞いてみたところ、最も大きな「40インチ」というのを出してくれました。40インチは101cmで、1m級の風船です。実物は何個か店に浮いてます。本当に大きい。しかも驚いたことに、この大きさでも絵がプリントされているのです。しかもはっきりくっきりと。アメリカの先端技術を見たと同時に、日本の伝統工芸的な手作り風船との差も見たような気がしました。
お店で「風船の話」という小冊子をもらいました。アメリカ最新風船事情が満載でした。ホールいっぱいに風船で飾られた会場でのパーティー……まさに夢の世界です。こんなパーティーに参加してみたいなぁ。でもさすがにこれは夢のまま終わってしまうかもね……。
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Qualatex 40インチ
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インターネットと「ふうせん天国」
90年代半ば頃、Windows 95が発売され、インターネットが身近なものになると、「ホームページ」なるものが流行りだします。古くからのパソコン通信利用者は「インターネットなんて贅沢品。パソ通で十分」などと馬鹿にしていたものですが、写真や絵を使ってヴィジュアルに構成されたホームページを見て、これは通信の新しい時代が来るなと感じたものです。しかも、ホームページは誰でも作れる。自分が情報発信者になれる。その魅力に徐々に惹かれていきました。ホームページを作るには、HTMLという言語を覚えなければなりません。パソ通であれこれ聞いて、いくつかHTML作成ツールの候補を挙げてみました。そして手に入れたのがWZ EditorというHTML編集機能付きのテキストエディタ。しかし肝心のHTML編集機能が使い辛く、機能も余り豊富ではなかったので、とうとう独学でHTMLを書かねばならなくなりました。参考にしたのは同エディタのマニュアルに載っていた簡易HTMLリファレンスのみ。後はある程度書いてみてはブラウザで確認しての試行錯誤の繰り返し。これは今も変わらず、自分で開いている3つのサイトはすべて1から手でHTMLを書いています。
ちょうどその頃、日本でも正式サービスを始めたYahoo!の検索で「風船」を探してみたところ、ある風船のサイトが見つかりました。アクセス数1,000を踏んだ方にプレゼントを用意しておりますとのことで、その1,000を踏んだのが自分でした。風船とヘリウムガスのセットが送られてきました。これがインターネットでのバルーン業者との初めての出会いでした。
「そうだ、自分なりに風船の情報を発信してみたらどうだろう?」
そう思い、ふとしたことから作成を始めたのが「ふうせん天国」。当時は「ふうせんコレクション」「ふうせんトーキング」「リンク」の3つの項目しかありませんでした。「ふうせん天国」の名は、当時フジテレビ系で放送されていた「週刊スタミナ天国」という番組をヒントに名付けました。
こうして「ふうせん天国」が始まったのです。日本ではまだインターネット黎明期だった96年7月20日のことでした。
40cmジャイアントと72インチ
再び、巨大風船の話を。Qualatex社の40インチが最も大きな風船だと思い込んでいましたが、上には上がありました。マレーシア・スケラーアップ社の40cmジャイアントバルーンがそれです。この風船はその名の通り、ふくらます前で左右40cmにも達する怪物級の大きさでした。吹き込み口も太さ10cm近くあります。一体どこまでふくらむのかと試してみたら、2m近くまで行った模様です。さすがに口ではふくらませないので電動ブロアを使いました。
その後、さらに大きな72インチというサイズも手に入れました。これはカナダ・ティルコ社の風船で、上記40cmよりもさらに一回り大きな風船で、恐らくゴム風船としては世界最大ではないでしょうか。

40cmジャイアントバルーン
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72インチ
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日本バルーン協会との出会い
ふうせん天国を始めて間もない頃、日本バルーン協会 (以下JBA) のY会長からメールをいただきました「素晴らしいホームページですね」。え、業者の団体の会長さんから!? とびっくりでしたが、それ以来、プロの現場をいろいろと見学させていただくようになりました。色とりどりの風船がさまざまな形で会場いっぱいに飾り付けられている様子は、それまで見たことのない未知の世界。それまでは「風船はおもちゃ」と思ってましたが、考え方が変わりました。
さらに始まったばかりのバルーンアーティストの団体Japan Balloon Artists Nerwork (以下JBAN) が主催するコンベンションにも第1回から参加し、実際にファイナルパーティー会場のデコレーション作成に携わり、プロの現場を体験することもできました。そしてそのファイナルパーティーの素晴らしさと言ったら……もう言葉に表すことができないような夢の世界でした。3つ前の項目で「こんなパーティーに参加してみたいなぁ。」と書きましたが、まさか本当にこんなパーティーに参加できるようになるとは思ってませんでした。またひとつ、大きな夢に出会ったのです。
これからも夢、大きくふくらまそうね
昔も今も、風船をふくらましてると、夢をふくらましてるような気分になります。割れるまでふくらましたことも何度かありました。え、風船割っちゃったら夢も割れちゃうじゃないかって? 確かに針でチクッとやって割ったりしたら夢も割れちゃう。でも、夢を息に込めて割れるまでふくらますなら割れてもいいんじゃないかと思う。風船と一緒に夢が大きくふくらんで行って、そして風船より夢が大きくなると、「ばーん」って大きな音がして風船が元気に弾けるんだ。夢をいっぱい吹き込んで割れるまでふくらましたってことは、大きな風船に入りきらないほどのもっともっと大きな
夢があるってことだから、とっても素敵なことだと思う。風船は割れても、夢は割れないさ。これからも素敵な夢、大きく大きくふくらまそうね。