{{category プログラム}}

!!!データベース中でのこと

!!ユーザー関係

!ユーザーの作成
指定しないと表領域がsystemになるので変更
 create user ユーザー名 identified by パスワード
 default tablespace users
!ユーザーの削除
 DROP USER user [CASCADE];
!作ったユーザーに接続権限および、表作成権限を与える
 GRANT connect TO ユーザー名
 GRANT resource TO ユーザー名
connect ログインする（SESSIONを繋ぐ）ことが出来るような権限を含んだロール
resource テーブル作成権限等がある、開発者用に用意されているロール

!systemのパスワードを忘れたうっかりさんの復旧方法
sysでログインする。
 conn / as sysdba
alterで書き換える
 alter user ユーザー名 identified by 新しいパスワード

!!SQL

!日付の表示書式を変える
 ALTER SESSION SET NLS_DATE_FORMAT = 'yyyy/mm/dd hh24:mi:ss';
これをすることでちゃんと時間も表示される

!ALLとANYについて
ALLはいくつかの値をANDでつないだイメージ
ANYはいくつかの値をORでつないだイメージ

 empno >=ALL(100,101)
はempno>=100 and empno>=101なので、最大の値が採用されることとなる。
 empno >=ANY(100,101)
はempno>=100 or empno>=101なので、最小の値が採用されることとなる。
 empno <=ALL(100,101)
はempno<=100 and empno<=101なので、最小の値が採用されることとなる。
 empno <=ANY(100,101)
はempno<=100 and empno<=101なので、最大の値が採用されることとなる。

!UNION
!２つ以上のUNIONの動作
集合演算子(UNION INTERSECT MINUS)を使って３つのSQL文をつないだ場合に、
最後にorder byを付けて列名または列別名でソートしようとするとエラーになる。
UNIONは最後に書かれたSQLはなんの影響も及ぼさないが、１つめ、２つめは影響がある。
１つめ、２つめのSQL文に列別名を定義し、１つ目のSQL文の列名と揃えてあげれば
想定しているように動作する。

!コメント
C言語やJavaと同じように/* ～ */で書ける。
だが、SQLバッファの中で一行目にこれがあるとエラーになる。
一行コメントもあるが表記が違うので以下の様にする。
 -- コメントです。
また、/*は/* のように*のうしろにスペースが必須らしい。

!!!scott/tigerの表を作る方法
oracle10gXeでは
 c:\oraclexe\app\oracle\product\10.2.0\server\RDBMS\ADMIN
の中にutlsampl.sqlというファイルが存在しており。
これを実行することでscott/tigerのユーザー及び表が作成される。
 conn / as sysdba
 @utlsampl.sql
でＯＫ。
SET ECHO OFFされている為、無言で進行し終了時に接続を切るのでわかりにくい。
※Oracle11gではサンプルスキーマーに含まれる？

!!!JDBCドライバ
!!OracleXeのJDBCドライバの場所
 C:\oraclexe\app\oracle\product\10.2.0\server\jdbc\lib\ojdbc14.jar
にある。CLASSPATHに追加してあげる必要がある。
または
 $JAVA_HOME\jdk1.6.0_18\jre\lib\ext
へ入れておけば、CLASSPATHに書いたのと同様になる。
JDBCドライバではchar型を扱う場合に空白を考慮する必要がある。
例えば、char(10)のuseridがあった場合、以下の様にパディングしないといけない。
 select * from smpl_table where userid = rpad(?,10)
またはJavaコードでループを使い、空白を追加してあげるのも有効である。

!!!sqlplusでの便利なコマンド達

!!接続、切断
sqlplusをnologでつないだ時の接続方法
 con[nect] ID/PASS
sqlplusを終了させずに接続だけ切る方法
 disc[connect]

!!見やすくする
!コマンドラインの変更とsqlplus自体の設定変更
画面解像度が1024x768だと120ぐらいが限界か。
コマンドプロンプトの幅を120にし
 set lines 120
 set pages 100
これである程度複数の列が表示されてもきれいに表が出る。
!列見出しのサイズ変更
あんまりデータ入ってないのに、空白でたくさん行をとる列を小さくする
 col 列名 for a6
 col 列名 for 99999
上のは文字列型を６文字に変更
下のはNUMBER型を５文字に変更

!!コマンドライン編集
 L[IST]
現在のSQLバッファ内の表示
 CL[EAR]
バッファのクリア
 n [text]
バッファのn行目をtextで上書き
 a[PPEND] text
でtextの内容をその行の後ろに追加する
 c/古い文字/新しい文字/ 
古い文字から新しい文字に置き換え、viのs/before/after/gの様にグローバルマッチングは不可能最初に見つかった１個のみらしい
バッファの内容をファイルに保存、上書きする場合はreplace指定をする
 save ファイル名 [replace]
ファイルからバッファへファイルを読み込むには
 get ファイル名

!!エディタの変更
defineを使い、_editorへエディタへのパスを設定する。
以下はvimをエディタへ設定した例
 define _editor="e:\bin\vim72-kaoriya-w32j\gvim.exe"
pathが通っていれば、exeファイルの名前だけで構わない。

!!LONGをもう少し表示してみる
LONGの値はディフォルトでは80バイト分しかSQL*PLUSでは表示されない。
これを変更するには
 SET LONG 500
を実行する。
SQL*Plusは、501バイト目から切捨てを行いらしいので500が見るのでは最大かな。

!!実行計画の取得
SYSユーザーにてPLAN_TABLE表の作成をする
 sqlplus sys/pass as sysdba
 @C:\ora11\product\11.2.0\dbhome_1\RDBMS\ADMIN\utlxplan.sql
この表を使えるロールを作る
 C:\ora11\product\11.2.0\dbhome_1\sqlplus\admin\plustrce.sql
実行計画したいユーザーへ付与
 grant plustrace to ユーザー名
試し方
 set autotrace on
 SQL文の実行

!!!Oracleのライセンスについて
個人の学習や動作検証の為の開発者ライセンスというものが使用できる。
これを利用すればフルのOracleを利用する事が可能であるので勉強用にはもってこい。

またOracle10gエクスプレスエディションについては色々な制限はあるものの、
たとえ商用利用であったとしても無料で問題なく利用する事ができる。
資格取得の勉強用などでは開発者ライセンスを利用するのが良いと思われる。
ただダウンロードするのにoracle.co.jpではなくoracle.comの
アカウントが必要となるので、otn japanを利用していた人間は再登録が必要と思われる。

!!!オラクル不具合
オラクルマスター教科書DBA11gという本に付属している評価版のOracle11gRelease1はバグがあり、EnterpriseManager DBConsoleを動作させるとCPU使用率が100%になり、他の作業に支障が出る。
コンピューター起動時にdbconsoleは起動しない状態にしておいて、
下の②③の修正をしてから起動してあげるのがスマートだと思われる。

これを修正するには、
①dbconsoleを停止
 emctl stop dbconsole
②DBにSYSMANでログインし、デーモンを再起動
 sqlplus SYSMAN/oracle
 SQL> execute MGMT_PAF_UTL.STOP_DAEMON
 PL/SQL procedure successfully completed.
 SQL> execute MGMT_PAF_UTL.START_DAEMON
 PL/SQL procedure successfully completed.
 SQL> exit
③dbconsoleを起動
 emctl start dbconsole

OTN版のRelease2にはこの不具合はない。
面倒な作業をバッチにしたもの↓
{{ref patch.bat}}

参照元
http://edin.no-ip.com/content/100-cpu-usage-overhead-running-em-dbconsole-11g-debian-sid