「プロ野球から教壇へ part2」 9月4日
 “いい人生を送ってるね”。 今年つくば秀英高初代野球部監督に就任した同校教諭・阿井英二郎氏は、 音信のなかったヤクルト時代の知り合いから便りをもらった。 “目の前で手を叩いている人が応援してるのではない。 見えない人に支えられていることを忘れるな”。 自らの発見が選手への指導理念にもなった。

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「全国初の女性の高校野球審判員」
9月11日
 今夏、初の女性審判として高校野球神奈川県大会の塁審を務めた藤原三枝子さん(44)がゲスト。 外野にも聞こえる声と明確なジェスチャーを身につけようと雨戸を閉めて鏡の前で練習を繰り返す毎日。 “審判が白黒をつけるのではない。 白いものを白、黒いものを黒といえる技術と勇気を持ちたい”がモットー…。

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「75歳女性の工学博士誕生」
9月18日
 自分がいなくなってからも、社会に役立つ研究がしたい。 元日本女子大教授・中西茂子さんは、 老人の安全な暮しに役立つ引火しにくい繊維加工の研究が認められ、 75歳で東工大から工学博士号を授与された。 中西さんのテーマは生命と環境。 この研究もその一環。 近くアラスカで温暖化と地球環境の問題に取組む。

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「日本人にとっての阪神タイガーズとは」
9月25日
 スポーツ紙に「トラコラム」を連載するフリーライターの西本忠成氏がゲスト。 もう一度優勝の涙に濡れるのが夢という阪神ファンの彼は、 劇場仕様のドーム球場とスルメを焼く煙の立つ甲子園は日本人の建前と本音の象徴で、 ヒーローと敵役の関係でもあると語る。

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「服の提供を呼びかけルーマニアの孤児院を支援」
10月2日
 武蔵野市のボランティアグループ「アクション」が、 ルーマニア・ブラショフ市の孤児院にいる3歳以下の子供達に服の提供を呼びかけている。 栄養状態が悪い上に幼い為、 夜尿が多く、大量の服が必要。 特に夏は冷房がない為、 汗をかいた子供達の着替えが足りない。 先月に訪れた現地の様子をグループ代表・横田宗さんに聞く。

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「柔道発祥の地で指導者を目指し、夢のシドニー五輪へ」
10月9日
 韓国の元女子柔道世界チャンピオンの鄭成淑さん(27)は、 東京にある日本の大手損保会社柔道部に留学中。 ヒザの故障で現役を退き、 指導者を目指して柔道の本場を訪れた。 そこで知った「日本柔道の基礎の確かさと技術の多様性」。 カムバックに向けて練習を再開し、 韓国のシドニー五輪代表一次選考会で優勝した。

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「半世紀の放送屋人生を振り返って part1」
10月16日
 前・NHK会長の川口幹夫さん(73)がゲスト。 任期中に妻の小夜子さんをガンで失った。 自宅からかかる聴取者からの電話に最後まで応え続けた妻を気遣い、 電話番号の変更を申し出たことも。 ある男性は一時間の問答の末、 「あなたみたいな人が奥さんなら、ご主人を信じよう」と、 受信料の支払いに応じたという。

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「半世紀の放送屋人生を振り返って part2」 10月23日
 先週に続きNHK名誉顧問の川口幹夫さん(73)がゲスト。 昭和28年のテレビ放送開始時から紅白歌合戦を担当。 返還前の沖縄・国際通りから生中継を入れたら 「皆さん紅白を見るため家に帰ってしまい、 本番の時は、人っ子ひとりいなかった」。 今年第50回を迎える同番組の創生期を振り返る。

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「世界最大のバードウォッチング大会」
10月30日
 世界一斉に行われるバードウォッチング大会「ワールド・バード・カウント」に参加した 日本野鳥の会・研究員の神山和夫さんがゲスト。 毎年10月の1ヶ月間、 世界の90近い国と地域の18万人余りが参加して、 「山野の鳥」「水辺の鳥」「街・公園の鳥」を一斉にカウント。 データベースに蓄積して野鳥保護の研究資料にする。

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