週間情報通信ニュースインデックスno.231 99/11/20

1.NTTも高速・定額インターネット構想(11.18  日経Biztech)
  NTTの立花佑介副社長は11月11日、筑波学園研究都市のNTTアクセスサービスシステム研究所で開催した「つくばフォーラム’ 99」の基調講演で、500k?数Mビット/秒の高速インターネットを月額数千円で提供する構想があることを明らかにした。
  東京めたりっく通信、スピードネット、ソニーなど、99年になって登場した定額インターネット構想を持つ事業者について言及し、その多くが2000年の秋に本格的なサービスを始める予定であることから、その時期を目標に「広帯域の回線を複数のユーザーで共有するベストエフォート型の中高速インターネットサービスを始める。

2.世界最大のパソコン関連技術の展示会「COMDEX/Fall」開催(11.15)
 米国時間の11月15日(月曜日)から始まる。今回のCOMDEXで注目を集めるキーワードは、米Microsoft社が2000年2月に発売する次期OS「Windows 2000」、そして「エンターテインメント」になりそうだ。特に、パソコンのハード・ディスク装置(HDD)にテレビ番組を録画するためのソフトウエア、インターネットを利用した音楽配信向けのパソコンや携帯端末など、パソコンを利用して映像・音楽といった「エンターテインメント」を楽しむための技術が競演しそう。
 

3.「COMDEX/Fall'99」前夜祭MS、ビル・ゲイツ会長基調講演(11.15  日経BizTech)
  テーマは個人の生活に浸透し、密着していくインターネット。「インターネットに接続したパソコンで情報を探したり、ネット・ショッピングを楽しむことが可能になった。このネットの浸透と密着の流れは、今後さらに深みと速度を増していく」という。その流れを支える要素との一つとして、同氏は次期OS「Windows2000」を利用したネット・サービスをデモ。2000年2月に発売を控えたWindows 2000をアピールした。
  Gates氏は、「Personal Web」という言葉を多用した。主に個人が必要とする情報や保有する情報を集めた、“個人化(パーソナライズ)”したWebサイト/サービスを指す。さらに、誰もが自分が使いたい機器を使い、いつでも簡単に必要な情報にアクセス/入手できる仕組みが整っていれば、インターネットは個人の“情報センター”となる。そして、ネットの日常生活への密着度はさらに向上するという。
   「Personal Web」の実現には、いくつかの解決すべき要素がある。Gates氏はこれらの要素として、インタラクティブ性や柔軟性、信頼性、安全性といったことを挙げた。中でもインタラクティブ性については、「個人のニーズや要求を受け、それらに応じて情報などを提供するWebサイトを構築するには、XMLが重要になる」と述べた。また、ネットワークの無線化/広帯域化も重要な要素。

3.コムデックス抄(11.17 日経産業)
 15日にラスベガスで開幕した世界最大のコンピュータ見本市コムデックスのポイント。
・ Wintel(マイクロソフトとインテル)に代表されるパソコンが影を潜め、デジタル家電、ゲーム機、フリー基本ソフトLinux(リナックス)というネット関連が話題の中心。
・ MSビルゲイツ会長
インターネットはパーソナル・ウェブと呼ばれるような身近な存在になる。低価格・量産型のネット機器が主役になるが、パソコンは進化し、無線機器や簡易型ネット端末など様々な機器をネット経由でつなぎ管理するサーバーとしての機能を果たす。
ソフトをいつでも、どこでも、どんな機器にでも提供できる仕組みが必要。
・ ソニー出井社長
パソコン、家電、通信の融合が急速に進んでいる。主役は汎用機からパソコン、そしてネットへ移っている。ソニーはノートPC、デジタルTV、ゲーム機という3つのネットへの窓口を持っている。
パソコン中心の情報産業では米国がリーダーだったが、日本は携帯端末や無線では優位。ゲーム機やデジタル家電から高速通信インフラを使いこなす時代には日本が首位に立つ。
ソニーはブロードバンド・エンターテイメント企業として会s外企業との協業。競合を進める。
・HPカールトン・フィオリーナ社長
HPは3つの方向に事業機会を求めている。ネットを活用したサービスや技術支援、多様化するネット機器、信頼性・拡張性のあるコンピュータ・インフラだ。これらは今までバラバラだったが、これらの交わる場所にゴールがあるとにらんでいる。
ネットはより使いやすい生活に密着した性質が求められている。例えば、家電や時計、クルマなどがすべてネットで結ばれ、人間が生活や仕事をしやすいようにスケジュールを自動管理してくれるようなシステムだ。
企業がネット時代に成功する条件は世界を変える過激なアイデア、それを実行するための創造性・実行力、伝統と先進性のバランスの3点。
 
 
 
 
 

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