週間情報通信ニュースインデックスno.229 99/11/06
 

1.マイクロソフトで頭脳流出(11.1)
MSでは上級幹部やトップエンジニアの社外流出が続いている。社外転出の狙いはネット事業の起業。背景にネット事業の機会増大、社員がストックオプション等で経済基盤を持っていること、技術競争がOSからネット上にシフトしMSの優位が万全ではなくなったこと、等があげられる。
*MSですら未来が保証されているとは言えない。

2.ネットで漫画配信(11.1)
博報堂計のインターネット関連ベンチャー、インディビジオは1日から漫画の有料配信を始める。500作品が対象で、配信料金は1話160円から。5年後60億円の売上げを目指す。(http://www.franken.ne.jp/)

3.デジタル家電のインターネット接続共同研究(11.2)
ソニー、松下電気産業など家電各社と郵政省は家電製品を直接インターネットに接続する技術を共同研究、2001年に実験システム構築を目指す。パソコンを使わずにネットと接続することで操作性を向上。TVで見た旅行商品のチケット予約、料理番組のレシピの電子レンジへの取り込み等、様々な用途が想定される。デジタル家電をネットにつなぐルータの開発も行う。

4.NTT−ME高速デジタル通信網構築(11.4)
2000年3月までに起業向けの高速網を構築。東名阪の回線容量を600メガビット/秒に。NTTグループ以外からの回線調達を計画。
*取り上げるほどのニュースではないですが、何を考えているのか(NTTグループとの競合)、大した事ないな(600メガビット)ということで。

5.IT業界、雪崩れうって脱パソコン(11.5)
パソコンのハード価格の下落、携帯電話・PHSの情報端末としての台頭、ネットビジネスの拡大、等の流れを受け、パソコン・メーカーは収益源をパソコンからサービスやE−Commerceに移そうとしている。ゲートウェイはAOLから資本を受入れ、パソコンを売る会社からネット体験を売る会社への転身をかかげた。IBMはPC事業の採算悪化からPCの店頭売りを中止。デルもパソコンの箱売りに危機意識を持ちはじめている。
マイクロソフトもPC向けOSからネット端末用OSに重心を移した。
* ITのあらゆる分野でCommodity化が進み、事業分野のシフトが続いている。でもシフトする先がなくなったら?サービスやE−COMも結局過当競争になるのでは?

6.オフィス用ソフト、ネットで無料配布(11.5)
米サンマイクロシステムズは4日都内で会見、2000年夏にオフィス用ソフト「スター・オッフィス」日本語版をネットで無料配布すると発表。欧米ではすでに無料配布している。
ワープロ、表計算などをあわせても63メガバイトとコンパクトでマイクロソフトと競合する。ソフトが無料でもサンはサーバで利益を上げられる。
 
 
 
 

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