週間情報通信ニュースインデックスno.221

このインデックスは大倉電気株式会社にソースを提供頂いて作成しています。

1.「定額IPサービス,1万円は高すぎる」定額インターネットで熱い議論(9.6)
  「1万円は高すぎる」,「64kビット/秒では遅い」−−。NTT東日本と西日本が11月から開始する定額制の
IP接続サービス(仮称)について,9月3日に開催した日経コミュニケーション創刊300号記念セミナーのパネ
ル・ディスカッションで,こうした意見が相次いだ。IP接続サービスは,ISDN回線を使ったインターネット接続
用のアクセス・サービス。最大伝送速度は64kビット/秒で,料金は月1万円程度の定額制である。ただし,
プロバイダとの接続料金が別途必要になる。

2.スリーコム ジャパンが新戦略発表今後は家庭ネットワークに注力(9.6)
  ネットワーク機器を販売するスリーコム ジャパンは,今後,無線などを利用した家庭ネットワークの製品
の開発・販売に力を入れる。9月3日,スリーコム ジャパンの土本良司社長が就任会見で明らかにした。 
今回の発表で同社がキーワードとして掲げたのは,"Converged Network"(コンバージド・ネットワーク)。
「データ,音声,ビデオなどすべてのデータをIPで統一したネットワークの統合を目指す」(土本社長)。この
コンセプトの基に製品を開発する分野は,(1)企業/キャリア向けネットワーク製品,(2)家庭向けネットワーク
製品,(3)モバイル製品−−の3分野である。

3.ネットワーク・セキュリティを無料診断NVCが企業向けに監査サービス(9.6)
  システム・インテグレータのネットワークバリューコンポネンツ(NVC)は9月20日から,企業ネット
ワークのセキュリティを第三者の立場で客観的に評価する,セキュリティ監査サービスを無料で提供する。
NVCは,同様のサービスを98年10月から有料で提供していたが,実績は約4ユーザー程度。今回,思い切
って無料で提供することにした。無料サービスは2000年3月までの期間限定で,100件程度の利用を見込
む。

4.コンビニが変えるインターネット通販(9.6)
  夜11時。会社帰りに自宅の近所のコンビニエンスストアに立ち寄る。数日前にインターネットで注文した
書籍と音楽CDが届いているからだ。この11月からは、こんな光景も当たり前のことになりそうだ。コンビニ
大手のセブン-イレブン・ジャパンとローソンが、インターネットを利用した新しい通信販売サービスを相次い
で開始するからだ。セブン-イレブンがソフトバンクやトーハンなどと共同で開始する新サービスは、「イー・
ショッピング・ブックス」。インターネット上で書籍を注文すれば全国の7852(7月末時点)店舗で書籍を受け
取り、決済も行える。今後は音楽CDやビデオ、DVDなどの販売も予定している。
  ローソンは、EC(電子商取引)のコンサルティング業務などを手がけるデジタルガレージと、全国7067(7
月末時点)店舗で商品の受け取りと決済を可能にする「LAWSON DIGITAL STATION」(LDS)を共同開発す
る。まずは、デジタルガレージのWebサイト「WebNation」(http://www.webnation.ne.jp)で販売している音楽
CDやビデオ、DVDなどを対象に、11月から開始し、順次拡大する計画だ。

5.企業のIP電話利用に思わぬ壁IPアドレス変換が使えない(9.7)
  音声とデータのIP統合を阻む厄介な問題が顕在化している。音声をIP網で中継するVoIP(voice over IP)
技術と,インターネットと企業ネットワークを接続するためのアドレス変換技術がうまく動作しないのである。 
問題となる技術は,VoIPの中核技術である「H.323プロトコル」と,ファイアウォールなどが実装するアドレス
変換技術「NAT」(network address translation)。NATを利用している場合,H.323プロトコルのデータを適切
に中継できないのだ。

6.成功の秘訣は何処に?--日米のインターネットビジネスを検証(9.10)
   9日午後2時30分から開かれたWORLD PC フォーラム99のビジネストラックでは、「新展開を迎えたイ
ンターネットビジネス」と題した講座が行われた。その中で、野村総合研究所常務取締役・村上輝康氏が    
「日本のサイバービジネスはどう離陸するか----シリコンバレーモデルを超えて」と題した講演をした。
  「米国のインターネットビジネスの成功の要因は、"シリコンバレー的モデル"だ。これは、ベンチャーキャ
ピタルによる投資、豊富な人材、そしてナスダックへ上場し、会社の情報を公開し、資金を集めて大企業に
発展するというモデルである。このモデルに沿って急成長した典型が、アマゾン・ドット・コムである。
  広告に多額の投資をし、 独占的な営業活動をたんねんに行い、規模と範囲の経済を追求することだ。
アマゾンの場合、これまで広告関連に17億ドルを投資し、書籍販売で始めたビジネスが成功するやいなや、
ほかの企業に先駆けてビデオ、CD、音楽ソフト、玩具と一気にビジネスの範囲を広げ、市場を独占した。」
  「米国に比べると、日本のインターネットビジネスは、起業の数は増えてはいるものの、まだ離陸したと
はいえない状況だ。離陸を妨げる要因として、一般的には、通信インフラの整備とコストが米国ほど発達し
ていないということが指摘されるが、実は構造的に新規ビジネスが発達できないという面が大きい。 自動
車に代表されるように、メーカー別、エリア別に営業範囲が限られているといった点だ。この既存大企業の
業界慣行を破らない限り、日本でのネットビジネスの成功はありえない。
   その中では、ソフトバンクのビジネスだけが突出している。特に、日本的なネットワークであるコンビニエ
ンスストアを利用して代金を支払うというモデルは米国にはないやり方だ。ソフトバンクのビジネスが成功す
れば、米国にはない新しいインターネットビジネスのモデルが出来上がることになる。」
 

 
 
 

 

 

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