週間情報通信ニュースインデックスno.216

このインデックスは大倉電気株式会社にソースを提供頂いて作成しています。

1. NTT長距離がNTT地域をバイパスINS1500の直結サービスを8月開始(7.26)
 NTTグループの長距離国際会社であるNTTコミュニケーションズ(以下,NTT-C)は7月23日, NTT-Cに直接収容する形の新しいISDNサービスを8月上旬から始めると発表した。サービス名は「Arcstarダイレクト」。ユーザーは,NTT東日本/西日本のISDN網を使わずに,NTT-Cの交換設備に接続専用線で直結することで,通常のISDNサービスよりも安い通話料で利用できる。

2. NEC、「MPEG4」準拠の符号化・復号化装置(7.26)
NECは伝送容量が小さい通信網でも動画と音声をスムーズにやり取りできる世界標準の「MPEG4」に準拠した符号化・復号化装置(コーデック)を世界で初めて開発した。インターネットや次世代携帯電話を利用して音声付きの高精細な動画像をやり取りできる。携帯型テレビ電話や無線監視カメラ装置などの用途を見込んでおり、2001年までに商品化する計画だ。

3.電子文書を原本と照合・NTTデータが証明サービス開始(7.26)
 NTTデータは来年4月から、電子化された文書が原本であることを保証するサービスを始める。同サービス最大手の米国シュワティー社(バージニア州)と提携、専門の証明センターを運営する。インターネット上の文書を取り扱う時に内容が改ざんされていないかどうかを証明する作業はこれまで行われていない。しかし、今後、電子商取引の普及などでネット上での電子文書の取り扱い量が増えると判断、事業化に乗り出す。

4.NTT-C,香港の大手プロバイダに出資企業向けIPサービスを拡充へ(7.27)
 NTTグループの長距離国際通信会社であるNTTコミュニケーションズ(以下,NTT-C)は7月26日,香港を拠点にしてインターネット,衛星通信,国際通信などの通信事業に取り組んでいるCCTテレコムホールディングズ(CCT)と戦略提携し,契約を結んだと発表した。7月1日のNTT再編でNTT-Cが分社して以来,初の海外大型提携案件となる。CCTは,香港では最大手の香港テレコムに次ぐ2番手グループの通信事業者。

5.日本国内のIT市場、2003年には6兆円規模--IDC Japan調査(7.27)
 調査会社のインターナショナルデータコーポレーションジャパン(IDC Japan、本社:東京都港区)は7月26日、日本国内におけるIT市場動向に関する調査結果を発表した。同社は98年から2003年までの日本国内IT市場が、平均年率4.6%で成長する予測した。金額ベースで見た市場規模は、98年の4兆8130億円から、2003年には6兆310億円に拡大するという。
 今後5年間の予測では、アウトソーシング関連事業が大きな伸びを示す。「アプリケーションアウトソーシング」は、98年の980億円から2003年には1670億円(98年から2003年の平均年率は11.1%)、「ISアウトソーシング」は、同じく7070億円から1兆1030億円(同9.3%)、「ネットワークおよびデスクトップアウトソーシング」は、同1270億円から1920億円(同8.6%)となる見込み。
 インターネットの普及により電子商取引関連の「ネットワークコンサルティングおよび構築」も今後5年間の平均年率で10.1%と、2桁台の成長となる。金額ベースでは、98年の940億円(前年比3.6%増)から2003年には1530億円(同12.6%増)に拡大する。

6.米U S West,ADSLへの移行が容易なIDSLサービスを提供(7.27)
 米国の地域電話会社であるU S Westは,ADSLへの移行を想定したIDSLベースの新サービス・パッケージを発表した。新サービス・パッケージの「Digital Anywhere」は,電話局(central office)からの距離が遠い,あるいはディジタル・ループ・キャリア・システムが導入されているなどで,ADSLを利用しにくいような場合に,まずはIDSLを使った144kビット/秒のデータ通信サービスを提供し,その後,ADSLが利用可能になれば,256kビット/秒以上のADSLの高速サービスに無料でアップグレードできるというもの。同社は,企業の従業員の自宅など,多様なロケーションにアナログ・モデムでは実現できない高速サービスを提供するもの,としている。

7.NTTが描く「高速で安価なインターネット・アクセス」のイメージは?(7.27)
 LANのようにつなぎっぱなしでインターネットに接続したいというユーザーの要求に答えようとNTTが打ち出した「使い放題サービス」は大不評である。一般ユーザーの利用を想定したにしては、料金があまりに高かったからである。
 では「高速で安価なインターネット・アクセス」実現のための抜本策はあるのか?このような要求に対してNTTは光ファイバによる高速アクセスの実現を急ぐと同時に、インターネット・アクセスをできるだけ電話・ISDNと設備を共用させずにすむ新しいアーキテクチャの開発を進めようとしている。
 
 

  ホームページへ