週間情報通信ニュースインデックスno.1074 2017/2/4


1.マウスコンピューター、「一太郎2017」とコラボレーションした手のひらサイズ超小型PC(2.3 ITpro)
 マウスコンピューターは2017年2月3日、ジャストシステムの日本語ワープロソフト「一太郎2017」の発売を記念して、一太郎とコラボレーションした手のひらサイズの超小型パソコン「LUV MACHINES nano Limited Edition」を発表した。同日からジャストシステムのオンラインショッピングサイト「Just MyShop」で予約開始した。 

   幅70×奥行き70×高さ34.1mm、重さ約164gの超小型パソコンで、筐体カラーに「一太郎」ブランドカラーの赤を採用した。インテルCeleron N3350プロセッサーを搭載し、一太郎での文書作成やオフィスワークなどの作業が行えるほか、CPU内蔵のインテルHDグラフィックス500により4K動画の視聴も可能。 

   インタフェースには、HDMIを1系統、USB 3.0/2.0ポートを各1個備えたほか、IEEE802.11ac/b/g/n無線LANおよびギガビット有線LAN、Bluetooth 4.0を搭載した。VESAマウントキットを同こんし、液晶ディスプレイや大型テレビの背面に装着して、一体型パソコンのように利用できる。OSはWindows 10 Home。 

   Just MyShop価格(税込)は3万6800円。また、一太郎・ATOK製品登録ユーザーは3万2796円、ジャストシステム製品登録ユーザーは3万3799円で購入できる。出荷は3月31日の予定。

  2.日本通信、ソフトバンク回線の格安SIMはデータ通信専用から提供(2.3 ITpro)
 日本通信は2017年2月3日、2016年4〜12月期の決算説明会を開いた。福田尚久社長は2017年3月22日にサービス開始予定のソフトバンク回線を活用した格安SIMについて、初年度で100万件を獲得するとの目標を示した。

   福田社長はNTTドコモ回線における格安SIMの浸透率を15.5%と仮定。これをソフトバンク回線に当てはめると「400万人程度の潜在顧客がいる。NTTドコモ回線を活用した格安SIM事業には約600社がひしめいており、(現状ではソフトバンク回線を活用した格安SIMがほとんどない点を踏まえると)少なくとも100万件を目指していく」とした。

   ソフトバンク回線を活用した格安SIMは同社だけでなく、協業先のU-NEXTをはじめ、様々なパートナーを通じて販売する。U-NEXTは格安SIM事業でヤマダ電機と組み、2017年1月25日に共同出資会社「Y.U-mobile」を設立した。日本通信の福田社長は「圧倒的な販売力があるU-NEXTとヤマダ電機と組んで展開できる。ほかにも多くのプレーヤーから供給の要望を受けており、できるだけ広く届けることを優先したい。2017年4〜6月期時点では販売パートナーが50社程度に広がるのではないか」とした。

   当初はデータ通信専用SIMだけの提供となる見通し。音声SIMに関しては、ソフトバンクから別途、音声の卸提供を受ける必要があり、「早期に実現する」(福田社長)予定である。料金水準については、パートナーとこれから協議して決めるため、具体的に言及しなかった。

    3.世界を覆う米Amazonの物流事業、陸・海・空すべてに進出(2.3 ITpro)
 米Amazon.comが今年(2017年)はじめに公表した資料によると、同社が外部の小売業者に代わって商品の保管と配送業務などを行うサービス「Fulfillment by Amazon(FBA)」は、その取扱量が飛躍的に増えたという。

   このサービスを利用した2016年の世界商品配送個数は20億個を超え、約10億個だった2015年の約2倍の取り扱い量を達成した。またFBAを利用する外部小売業者の数は、2016年に約70%増加。米国外における配送個数は約80%増えた。

   現在FBAを利用している小売業者は世界130カ国以上におり、それらの商品は世界185カ国の顧客に販売されているという。そしてAmazonは今後も多くの業者にFBAを利用してもらいたいと考えている。

   というのもFBAは、Amazonと小売業者の双方にとって大きなメリットがあると見られているからだ。その仕組みは次のようなものになる。

   外部の小売業者は商品をAmazonに登録したのち、Amazonの倉庫に商品を納入することで、それら自社商品を会員制有料プログラム「Prime」の対象にすることができる。

   Amazonに商品の注文が入ると、同社が業者に代わり梱包と配送、顧客サポートなどを行う。これにより、顧客は急ぎ便や送料無料サービスといったPrime特典を利用して商品を入手でき、返品などの手続きも容易になる。また外部業者は、Amazonの一般会員よりも商品購入が多いと言われるPrime会員に向けて、自社商品を売りやすくなる。

   一方で、Amazonは業者から在庫保管手数料と配送代行手数料を受け取っており、自社で仕入れて販売する商品とは別に収益源を確保している。

   Amazonによると、在庫保管手数料とは商品のサイズと保管日数に応じた手数料。配送代行手数料は出荷作業や発送重量にかかる手数料とのことだが、海外メディアはAmazonはこれらの料金として販売価格の10〜15%を受け取っていると伝えている。

   これは、Amazonが自らが商品を仕入れて販売するよりも高い利益率だ。これに加えAmazonは、より低コストで商品数を増やすことができる。外部業者の活用は同社にとってメリットが大きいと言われている。

    4.IBMとユナイテッド航空、iOSアプリを用いた顧客サービスで提携(2.3 ITpro)
 米IBMは現地時間2017年2月2日、米United Airlinesの顧客サービス向上に関して同社と提携したと発表した。United Airlinesの5万台を超えるiOSデバイスへのアプリケーション導入で協力する。 

   IBMは、2014年7月に米Appleと企業分野における広範な協業で合意して以降、様々な業界・職種のニーズに特化したiOSアプリケーション「MobileFirst for iOS」を展開している。 

   United Airlinesは数年前から従業員用にAppleの「iPhone」および「iPad」の導入を進めており、IBMとの協業により、チェックインカウンターから航空機内などあらゆる場面で従業員が手元のiOSデバイスを操作して効率的に優れたサービスを提供できるようにする。 

   例えば、フライトアテンダントはどの搭乗客が到着時にゲートへの案内が必要か把握できる。また空港の顧客サービス担当者は、従来は決められた持ち場を離れられなかったが、コンコース内を自由に動き回って利用客の要求に応じることができる。 

  5.ドコモが採用、月80万円でクラウド型WAFが”使い放題”になるCSCの新プラン(1.31 ITpro)
 セキュリティサービスを提供するサイバーセキュリティクラウド(CSC)は2017年1月31日、Webアプリケーションの脆弱性を突く攻撃を防ぐ「Webアプリケーションファイアウオール(WAF)」をクラウドサービスで提供する「攻撃遮断くん」の定額プランを開始した。初期費用は50万円(税別)で月額費用は80万円(税別)。

 既にNTTドコモが一部のサービスで利用しており、大規模にWebサービスを提供するような企業にメリットがありそうだ。CSCは今後1年間で50〜100社の導入を見込む。

 防御対処のWebサーバーに小規模なソフト(エージェント)を導入する「攻撃遮断くん サーバセキュリティタイプ」に「使い放題プラン」を追加した。SQLインジェクションといった攻撃を防ぎ、エージェント導入に際してサーバー構成は変更不要という。利用者はエージェントを何台に導入しても定額で利用できる。従来は従量課金プランしかなく、大規模には使いにくい面もあった。

 使い放題プランでは、エージェントから常時送信されるログをリアルタイムで分析して攻撃を検知・遮断する「監視センター」を利用者ごとに用意する。専用センターとすることで分析・検知性能を高く保ったままにできる。エージェントはサーバーのCPUに与える負荷が1%未満ということもあり、NTTドコモの場合はドコモ側でサービス提供速度の低下などは無かったという。

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