週間情報通信ニュースインデックスno.1071 2017/1/7


1.IoT/M2Mデータ通信専用の020電話番号が10月スタート(1.6 ITpro)
  総務省は2017年1月4日、IoT(インターネット・オブ・シングス)デバイス向けに、M2M(マシン・ツー・マシン)専用の電話番号として020番号帯を用意したと発表した。このために必要な法律の改正を1月1日付で施行した。これを受けて、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクは、2017年10月から020番号帯の利用を開始すると発表した。

 020番号帯は、IoTデバイス同士のM2Mデータ通信用途に特化した電話番号である。原則としてパケット通信を対象としており、ユニバーサルサービスの負担金は不要となる。利用のための要件として、「第一種指定電気通信設備との間で呼の接続を行わないこと」と「電波法に基づく基地局の無線局免許を有すること」の二つが定められている。

 割り当てられる020番号は、020-0と020-4を除いた、020-1〜3、または020-5〜9で始まる番号である。既にM2M用に契約している090/080/070番号は、そのまま利用を継続できる。ただし、090/080/070番号については引き続きユニバーサルサービスの負担金がかかる。

   2.フリービット、機械学習/AIによるビッグデータ分析に特化したSIサービスを開始(1.6 ITpro)
  フリービットは2017年1月6日、ビッグデータ分析に機械学習などの人工知能(AI)技術を活用するためのSI(システムインテグレーション)サービス「freebit AIラボ」の提供を開始した。価格は案件ごとに個別見積もり。

 メニューなどは用意しておらず、ユーザーの要求に合わせて個別にシステムを構築する。データを収集して蓄積するインフラ基盤の構築から、AIを活用したデータ分析システムのコンサルティングと開発、運用までを一元的に提供する。

 AIを活用したデータ分析によって、経営課題の解決やビジネス機会の創出につながる顧客満足度の高いマーケティングサービスを、低コストかつ短期間で提供するとしている。

3.ついにヘアブラシがIoT機器に(1.4 ITpro)
  ブラシを使うだけで髪の健康が分かる。そんなヘアブラシが登場した。開発したのは、K?rastase(フランス L'Or?al(ロレアル)社のプロ向けヘアケア製品ブランド)とフィンランドNokia社のWhthings部門。名称は「K?rastase Hair Coach Powered by Withings」だ。CES 2017(米国ラスベガス市、2017年1月5〜8日)で出展される製品を会期直前に報道機関向けに公開する「CES Unvailed」(同月3日)で展示した。Hair Coachの開発にはL'Or?al社のResearch and Innovation Technology Incubatorが協力した。

 Hair Coachには、(1)マイク、(2)3軸のロードセル、(3)加速度センサーとジャイロスコープ、(4)導電センサーが入っている。(1)ではブラッシング時の音を集め、ブラシのパターンを特定するとともに、手入れの状態、縮れ、乾き、枝毛、ダメージなどを判定する。(2)はブラッシング時の髪の毛と頭皮にかかっている力を検知。(3)はブラッシングのパターンを分析するのを助けるとともに、ブラッシングの動きが激しい場合には、触覚フィードバックで利用者に知らせる。(4)はブラッシングが、髪が濡れた状態でされているのか、乾いた状態でされているのかを検知する。

 データは無線LANまたはBluetoothで送信され、スマートフォン用アプリで分析結果を確認できる。表示されるデータとしては、髪質のスコア、ブラッシング習慣の効果、髪質を向上させるワンポイントアドバイスの提供、K?rastase製品の中からの推薦などがある。

 製品は2017年半ばに200米ドル以下で販売する計画。K?rastaseのヘアサロンまたはブランドWebサイト、Withingsのオンラインサイトまたは販売チャネルで販売するという。

4.Amazonの配送代行サービス、取り扱い商品数が過去最高の20億個に(1.5 ITpro)
  米Amazon.comは現地時間2017年1月4日、同社の「Fulfillment by Amazon(FBA)」サービスを利用した、2016年における全世界の商品配送個数が20億個を超え、過去最高を更新したと発表した。

 FBAは外部小売業者に代わり、Amazonが商品の保管と配送業務などを行うサービス。米The Seattle Timesによると、同社は昨年初頭、FBAを利用した2015年の商品配送個数が約10億個になったと発表していたが、2016年はその約2倍を達成した。

 また、AmazonはFBAを利用する外部小売業者の数が2016年に約70%増加したことも明らかにした。これら小売業者商品の米国外における配送個数は約80%増えたという。このほか同社によると、AmazonのFBAを利用している小売業者は世界130カ国以上におり、これら業者の商品は世界185カ国の顧客に販売されている。

 こうしたサードパーティーの小売業者は、Amazonのeコマース事業にとって重要度が増しており、同社はできるだけ多くの業者にFBAを利用してもらいたいと考えだと米CNETの記事は伝えている。外部の小売業者は登録後、Amazonの倉庫に商品を納入することで、自社商品をAmazon Primeの対象にすることができる。顧客からの注文が入るとAmazonが業者に代わり梱包と配送などを行う。Amazonはこれらにかかる在庫保管手数料と配送代行手数料を受け取っている。

   5.レノボがAmazon Alexa対応の操作デバイスなどを発表(1.4 ITpro)
  中国レノボは2017年1月3日、米ラスベガスで開催している「CES 2017」のプレイベントに出展し、音声で家庭内の機器を操作するデバイス「Lenovo Smart Assistant」などの新製品を発表した。

 「Lenovo Smart Assistant」は、家庭用のスマートアシスタントデバイス。開発にあたっては米Amazon.comとコラボレーションした。音声コマンドで様々な機能を利用できる「Amazon Alexa」に対応する。

 音声コマンドで利用できる機能としては、Web検索や音楽再生、リスト作成やカレンダーなど。クラウドから提供するAlexaの機能強化に応じて、Lenovo Smart Assistantで利用できる機能も強化されるとした。また、レノボ製のスマートホームデバイスの制御にも対応する。

 本体には、合計8個の360度(Far Field)マイクを搭載。ノイズ除去やエコーキャンセル機能を備え、最大5メートルの距離からユーザーの音声コマンドを認識できる。自宅外からは、iOSまたはAndroid用のAmazon Alexaアプリを使って操作する。

 本体には5ワットのスピーカーに加え、10ワットのウーファーを搭載。重量は760g。通信機能としてはWi-FiおよびBluetooth 4.0に対応。プロセッサーとしてIntel Celeron N3060、メモリーは2GB、ストレージは8GBを搭載する。

 本体カラーはライトグレー、グリーン、オレンジの3色。ほかに上位モデルとしてスピーカーを強化した「Harman Kardon」モデル(ダークグレー)も用意する(写真3)。

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