週間情報通信ニュースインデックスno.1060 2016/10/15


1.ファーウェイ、LTE Cat4に対応した7型タブレット「MediaPad T1 7.0 LTE(10.14 ITpro)
 ファーウェイ・ジャパンは2016年10月14日、LTE Cat4に対応し高速通信と音声通話が利用できる7型タブレット「MediaPad T1 7.0 LTE」を10月21日に発売すると発表した。予想実勢価格(税別)は、一般モデル(ゴールド)が1万4980円、オンラインストアおよびMVNO限定モデル(シルバー)が1万980円。

 2015年7月に発売したWi-Fiタブレット「MediaPad T1 7.0」をベースに、下り最大150MbpsのLTE Cat4に対応した。7型WSVGA(600×1024ドット)IPS液晶を採用し、薄さ約8.5mm、重さ約278gと携帯性に優れる。

 ゲームや動画の再生など高い処理能力を持つクアッドコアのA7プロセッサー(1.5GHz)を搭載。4100mAhの大容量バッテリーとファーウェイ独自の節電技術により、連続待受時間約455時間、連続通話時間約28時間稼働する。

 OSはAndroid 6.0(Marshmallow)。ゴールドは2GBメインメモリーと16GBストレージを搭載、シルバーは1GBメインメモリーと8GBストレージを搭載する。本体寸法は高さ191.8×幅107×厚さ8.5mm。

2.HP Inc.がさらに3000〜4000人の追加削減を計画か(10.14 ITpro)
 米HP Inc.が今後3年間で3000〜4000人の従業員を削減する計画だと、複数の米メディア(Forbes、New York Times、TechCrunchなど)が現地時間2016年10月13日に報じた。コスト削減が目的だとしている。

 HP Inc.は、米Hewlett-Packard(旧HP)が2015年11月に分社化したことにより誕生した。旧HPのパソコンおよびプリンター事業部門をHP Inc.が、法人向け事業部門を米Hewlett Packard Enterprise(HPE)が引き継いでいる。

 HP Inc.のDion Weisler最高経営責任者(CEO)は米証券取引委員会(SEC)に提出した書類の中で、「新HPとしての1年目の進展を誇らしく思う。当社の戦略に自信があり、確かな利益とキャッシュフローを引き続き生み出せると信じている」とする一方で、「我々の市場は依然としてたいへん厳しい」と述べている。

 HP Inc.はパソコンやプリンター市場の需要低下で苦戦しており、Weisler CEOは、よりハイエンドなパソコン、企業向けプリンター、3Dプリントシステムなどを販売することで収益性を確保したい考えだという。

3.AWSとヴイエムウェアがハイブリッドクラウドで提携、vSphereなどAWS上で稼働(10.14 ITpro)
 米アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)と米ヴイエムウェアは2016年10月13日(米国時間)、ハイブリッドクラウドに関する提携を発表)。AWS上でヴイエムウェアの各種ソフトウエアを稼働可能にした。

 記者説明会にはAWSのアンディ・ジャシーCEO(最高経営責任者)と、ヴイエムウェアのパット・ゲルシンガーCEOがそろい踏み。ゲルシンガーCEOは「AWSはVMwareにとって主要なパブリッククラウドインフラストラクチャーのパートナーとなり、VMwareはAWSにとって主要なプライベートクラウドのパートナーになる」と訴えた。

 AWS上で利用できるヴイエムウェア製品は、「VMware Cloud on AWS」として現行製品を基にAWS上で稼働可能にしたもの。サーバー仮想化の「vSphere」、ストレージ仮想化の「Virtual SAN」、ネットワーク仮想化の「NSX」などがある。プライベートクラウドとAWS上のvSphereの管理には、vSphereの標準管理ツールである「VMware vCenter」が使える。VMware Cloud on AWSのデモも実施した。

 AWSにとって今回の提携は、米マイクロソフトなどの競合と比べて弱みだったハイブリッドクラウドを補う大きな戦略だ。ヴイエムウェアにとっては、遅れを取るパブリッククラウドでの巻き返し策の一環となる。ゲルシンガーCEOは2016年8月に米国で開催したイベント「VMworld 2016」で、大手パブリッククラウドサービスとの連携を進めると表明していた。

4.AWSとセールスフォースがパートナー支援などで協力体制を強化(10.13 ITpro)
 アマゾン ウェブ サービス ジャパンとセールスフォース・ドットコムは2016年10月13日、クラウドサービス提供における協力体制の強化について発表した。両社サービスを組み合わせたシステム開発の支援や、パートナー同士の連携促進などの施策を実施する。

 米セールスフォース・ドットコムは2016年5月25日(米国時間)、「Sales Cloud」など同社の主力SaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)のITインフラストラクチャーに「アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)」を採用すると発表済み(関連記事:Salesforceが主力サービスのITインフラにAWSのクラウドを採用)。今回の発表は両社の日本法人が先行して協業を進めるというものだ。

 セールスフォース・ドットコム マーケティング本部 プロダクトマーケティング シニアディレクターの御代茂樹氏は、「特にIoT(インターネット・オブ・シングス)関連の案件で、顧客から我々のサービスとAWSのストレージサービスなどを連携したいといった声が多かった」と、協力体制強化に至った要因の一つを語る。

 アマゾン ウェブ サービス ジャパン パートナー アライアンス本部 本部長の今野芳弘氏も、「顧客からIoTやビッグデータ関連でクラウドをより速くビジネス拡大に活用したいという要望が増えている」と話す。

5.ブイキューブ、りそなHDの約600店舗に「V-CUBE」導入、窓口相談を遠隔で(10.12 ITpro)
 ブイキューブは2016年10月12日、りそなホールディングス(りそなHD)に、ビジュアルコミュニケーションサービス「V-CUBE」を提供したと発表した。りそなHD傘下のりそな銀行、埼玉りそな銀行、近畿大阪銀行の約600店舗での顧客相談業務を、専任担当者が遠隔から対応する仕組みを構築。2015年の実績で年間3万5000件の相談業務を実施した。

 金融商品は多様化・複雑化しており、顧客窓口業務の中には高い専門スキルが要求される分野が増えている。その1つである「住宅ローン」分野について、店舗窓口に持ち込まれる様々な相談や煩雑な事務処理を伴う窓口業務をITで合理化し、顧客の待ち時間削減と満足度向上を目指してV-CUBEを導入した。

 国内2カ所のセンターでローン相談に関する専門知識を備えた行員が、全国の店舗に設置された専用端末越しに、顧客からの相談にリアルタイムに対応する。専用ハードウエアが不要なソフトウエアサービスのため導入コストが低い、記入箇所が多い書類のポイントを指しながら相談できるなど対面相談と同じ感覚で利用できる、相談業務に特化したカスタマイズ開発が可能、といった特徴を評価した。 

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