週間情報通信ニュースインデックスno.1058 2016/09/24


1.NEC、ソニー損保にサイバー攻撃対策の多層防御システムを構築(9.23 ITpro)
 NECは2016年9月23日、ソニー損害保険に対して、サイバー攻撃に対抗するための多層防御システムを構築したと発表した。入口対策、出口対策、内部対策という多段階の対策を組み合わせた。2016年7月に稼働を開始した。

 入口対策では、サンドボックス型のセキュリティ製品を導入した。メールとWebアクセスを対象に、脆弱性を突く不正な攻撃やマルウエアを検知する。運用面では、専任要員がソニー損保に代わってサンドボックス製品を24時間365日体制で監視する。

 出口対策では、インターネットと社内LANを分離するNECのサービス「Application Platform for Secure Web Access」を導入した。仮想デスクトップ上のWebブラウザーをシンクライアント方式で操作することによって、Webアクセスを介したマルウエア感染を防ぐ。

 内部対策では、NECの情報漏えい対策ソフト「InfoCage FileShell」を導入した。ファイルの保存時に自動的に暗号化することによって、ファイルを介した情報漏えいを防止する。社員は暗号化を意識せずにファイルにアクセスできる。メールの誤送信などによってファイルが流出しても、外部の第三者はファイルを閲覧できない。

  2.ネットワン、三菱重工エンジン会社のIoT活用に向けてネットワークを構築(9.23 ITpro)
 ネットワンシステムズは2016年9月23日、三菱重工エンジン&ターボチャージャの相模原地区第三工場に対して、工場の製造ラインを接続するネットワーク基盤を構築したと発表した。将来的に製造部品の計測データを活用していく際の基盤として活用する。同ネットワークは、2016年9月から稼働している。 

 三菱重工エンジン&ターボチャージャはこれまで、工場の製造ラインをネットワークで接続していなかった。製造部品の計測データは、生産機器の内部や、生産機器に接続したパソコンなどのローカル環境で保存していた。このため、計測データをリアルタイムに収集して活用することができていなかった。 

 今回、計測データをリアルタイムに収集して活用できるようにするための基盤として、工場内の5種類の製造ラインを接続するネットワークを敷設した。さらに、工場外から計測データにアクセスできるように、ファイアウォールを導入して外部ネットワークと接続した。 

 ネットワークは、米シスコシステムズの産業環境向けスイッチ「Cisco Industrial Ethernet(IE)シリーズ」を使って構築した。製造ライン内のネットワークは、コストを優先してスター型の構造とした。製造ライン間を接続するバックボーンネットワークは、機器障害時の停止時間をミリ秒単位に抑えられるようにリング型の構造を採用した。 

 なお、三菱重工エンジン&ターボチャージャの相模原地区第三工場では、ターボチャージャ(燃費向上に寄与する過給機)の部品の切削、研削、検査、およびターボチャージャの組み立てを行っている。ターボチャージャの内部では1分間に20万回以上もの回転が発生することから、構成部品には高い精度が求められるという。製造品質の向上とトレーサビリティの観点から、製造する各部品の計測データを保存している。

3.iPhone 7、国内の初動は42%減と振るわず 市場低迷が影響か(9.21 ITpro)
 米アップルが2016年9月16日に発売したスマートフォン(スマホ)新機種「iPhone 7」「同 Plus」の、主要家電量販店における発売後3日間の販売実績は、2015年9月発売の「iPhone 6s」「同 Plus」に比べ台数ベースで42%減にとどまった。ブラック系の新色へ需要が偏り品薄となっていることに加え、スマホ市場全体の低迷、割安なAndroid搭載スマホの台頭などが影響したとみられる。

 販売台数を通信会社別にみると、NTTドコモが小幅ながらシェアを挽回している。同社は前回の21.1%から22.7%へと、シェアを1.6ポイント伸ばした。一方、KDDI(au)は37.5%から36.2%へと1.3ポイント後退。ソフトバンクは0.2ポイント減の41.1%とほぼ横ばいだった。

 一方でスマホ市場を巡っては、需要の一巡や総務省による端末の「実質0円」販売の見直し要請などを受け、アップルを含むメーカー各社が苦戦している。同期間のスマホ全体の販売台数は2015年9月のiPhone 6s/6s Plusの発売時に比べ25%減、2014年9月の「iPhone 6」「同 Plus」の発売時と比べると32.5%減となっており、落ち込みの激しさを示している。

 FeliCa対応や防水機構、デュアルカメラといった新たな特徴を多様なユーザーに向けて丁寧に訴求し、逆風が強まるなかでいかに買い換えを促せるかが、今後の売れ行きを占うポイントとなりそうだ。

  4.ヘッドホン端子なしの問題は夜起こる、iPhone 7と過ごした1週間(9.23 ITpro)
 米アップルが前週のイベントで発表した「iPhone 7」「iPhone 7 Plus」は2016年9月16日に発売された。Apple Storeでの店頭在庫はないようで、9月9日の予約を逃した場合、最新のiPhoneを手に入れるまでには少し時間がかかりそうだ。 

 iPhone 7は、米国の携帯電話キャリア大手のうち、AT&T、Tモバイル(T-Mobile)、スプリント(Sprint)の3社では予約が好調だという。最大手のベライゾン(Verizon)は「通常通り」とのことだ。 

 筆者は新モデルを先行レビューした。特に注目したのは、前回も述べたように、上位モデルとなるiPhone 7 Plusの魅力である。iPhone 7 Plusの成否は、販売台数減でも売上高増という構造を作り上げる際のベンチマークになるからだ。 

 iPhone 7 Plusは美しくなった大画面とデュアルカメラという2つの魅力がある。加えて、ベンチマークアプリ「Geekbench 4」では、メモリー容量が3Gバイトに増加していることも確認できた。恐らくこれまで5.5インチモデルを使用してきたユーザーにとっては、価格が据え置かれて新たな魅力が追加されたこのモデルを気に入るだろう。 

 ただし、むしろiPhone 7の方が、これまでの4.7インチモデルと比較して、魅力を増しているという印象もあった。iPhone 7にも手抜きはない。 

 デザイン面では、絶対にiPhone 7の方が美しい。手になじむサイズと、カメラのレンズが真円であることなども相まって、筆者がレビューしたジェットブラックモデルは、iPhone 7 PlusではなくiPhone 7との組み合わせの方が魅力的に映る。 

 iPhone 7とiPhone 7 Plusでは、これまであった3.5mmヘッドホン端子が廃された。筆者は、これまでもBluetoothヘッドホンを利用してきた。ケーブルが無いヘッドホンがいかに快適か、ということは理解していたし、日中は極力ワイヤレスで音楽を楽しむようにしてきた。 

 そのため、日中についてはLightning端子しかなくなったiPhone 7に対して、特に感想はなかった。ただし、夜は違う。多くの人がそうしている通り、筆者も夜は、様々なデバイスを充電する。iPhoneだけでなく、前述のヘッドホンも、翌朝に向けて充電ケーブルに挿し込む。筆者が使うBluetoothヘッドホンはバッテリー持続時間が7時間程度と比較的長いが、毎晩の充電が必要となる。 

 そして枕元で、iPhoneを充電しながらビデオや音楽を楽しむことになる。従来は、iPhoneのヘッドホン端子とLightning充電端子にそれぞれケーブルを挿し込んでいた。 

 これまで当たり前だった2本のケーブルを挿し込むということが、iPhone 7ではできない。充電している時は、ヘッドホンケーブルを使えない。 

5.iPhone 7を買う理由、買わない理由(9.23 ITpro)
 みなさん、モバイルしていますか? 毎年恒例のこの時期がやってきました。そう、新型iPhone の発表です。毎回わくわくしながら新型iPhoneの発表を楽しみにしていますが、今回発表されたiPhone 7、iPhone 7 Plusは、日本向けの待望の機能が多く搭載されたことに驚きました。これだけ、機能アップされたiPhone 7、iPhone 7 Plusですが、購入するかどうか悩んでいます。毎年この悩みも楽しいイベントの一つでもあります。iPhoneユーザーのみなさんもきっとそう思っていることでしょう。 

買う理由その1「防水対応」 

買う理由その2「FeliCa、Suica対応」 

買う理由その3「デュアルレンズ搭載カメラ」 

買う理由その4「基本性能のアップ」 

買わない理由その1「デュアルレンズがiPhone 7には搭載されない」 

買わない理由その2「SuicaをiPhone 7とApple Watch Series 2で併用できない」 

買わない理由その3「価格」 

買わない理由その4「外付けキーボード」 

買わない理由その5「ヘッドフォン端子を非搭載」 

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