週間情報通信ニュースインデックスno.1034 2016/02/27


1.日本マイクロソフト、ワイヤレスディスプレイアダプターの新モデル(2.26 nikkeibp)
 日本マイクロソフトは2016年2月26日、スマートフォンやタブレットなどの画面を無線LAN経由で大画面テレビやディスプレイに表示できる「Microsoft Wireless Display Adapter(マイクロソフト ワイヤレス ディスプレイ アダプター)」の新モデルを3月25日に発売する。参考価格は6980円(税別)。

 ワイヤレスディスプレイ規格「Miracast」に対応したアダプター。インターネット環境や専用アプリは不要で、アダプター両端のHDMI端子と電源供給用USB端子をともにディスプレイ側に接続すれば利用できる。

 従来モデルと比較して、データ転送速度が改善されたとともに、アダプター本体が約40%短くなり、取り回ししやすくなった。付属キャップにアダプター両端を接続して、よりコンパクトに持ち運びできるようになった。

 すべてのSurfaceデバイス、Windows 8.1/10搭載デバイス、Windows 10 Mobileデバイス、Android 4.2.1〜5.0搭載デバイス(Miracast対応機のみ)に対応する。本体寸法は縦53×横22×高さ11mm、ケーブル長は300mm。重さは役33g。

    2.ピクセラ、SIMフリー対応のLTEデータ通信USBドングル(2.25 nikkeibp)
 ピクセラは、パソコンのUSB端子に挿すことでLTEデータ通信が可能なSIMフリー対応のUSBドングル「PIX-MT100」を、2016年3月末に発売する。価格はオープン。同社オンラインショップ価格は1万4800円(税込み)。

 MVNOを含むNTTドコモ回線を利用したSIMカードが利用可能で、下り最大150Mbps、上り最大50MbpsのLTE通信が可能。また、IEEE 802.11b/g/n無線LAN機能を内蔵し、パソコンに接続しなくてもUSB端子があるACアダプターなどで電源供給することで、単体で無線LANアクセスポイントとしても利用できる。

 SIMカードの形状はmicroSIMに対応。USB接続モードでの動作環境はWindows 7/8/8.1/10、Mac OS X 10.9/10.10/10.11、Linuxで、シングルボードのコンピュータ「Raspberry Pi」でも動作する。本体寸法は長さ92.9mm×幅34.1mm×高さ14mm、重さは約34g。

  3.世界のスマホ市場は成熟期に、もはや2桁成長は見込めない―英調査会社(2.25  nikkeibp)
  英Kantar Worldpanelが現地時間2016年2月23日までにまとめたスマートフォン市場に関するリポートによると、世界各国ではすでにスマートフォンの普及率が高い水準に達しており、今後世界のスマートフォン市場はかつてのような2桁成長は見込めないという。

 同社によると、米国におけるスマートフォンの普及率は65%、欧州5カ国(英国、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン)は74%、中国(都市部)では72%となっており、いずれの市場も、初めてスマートフォンを購入する人が減少しているという。

 またスマートフォンの買い替え周期は延びる傾向にあると同社は指摘している。2013年に20.5カ月だった米国のスマートフォン買い替え周期は、2015年には21.6カ月となった。同様に、中国では2013年時点の18.6カ月が2015年には19.5カ月となった。欧州5カ国では18.3カ月から20.4カ月に延びている。

 スマートフォンは今後も人々の生活に欠かせない機器として存続する。だが過去10年間あったような2桁成長の時代は終わったと同社は結論付けている。「生まれて初めてスマートフォンを買うという人が数億人もいるという状況はもはやないだろう。一方で数億人もの人がスマートフォンを日々持ち歩いており、この市場を追求する企業にはビジネスチャンスがある」と同社のアナリスト、Carolina Milanesi氏は述べている。

  4.2015年の国内IoT市場は、前年比15.2%増の6兆2232億円に―ID(2.24 nikkeibp)
 調査会社のIDC Japanは2016年2月23日、国内のIoT市場に関する調査結果を発表した。2015年の市場規模は前年比15.2%増の6兆2232億円に達すると予測。2014年〜2020年にかけての同市場の年間平均成長率(CAGR)を16.9%と想定し、2020年には13兆7595億円にまで拡大すると分析した。

 同社は、2015年のIoT市場の動向について、産業分野別では製造業、運輸業、公共/公益といった分野が市場の成長をけん引するとする。こうした分野では、従来から様々な組込み系の機器やインフラに対して投資を行ってきた経緯があるという。そうした機器やインフラの運用効率の合理化、機器・インフラを通じたエンドユーザー満足度向上などを実現していく上で、IoTを活用することが不可避の流れになりつつあるとまとめている。

 具体的な利用として、製造業における製造オペレーションや製造アセット管理、運輸業における輸送貨物管理やフリート管理などの合理化/効率化がある。同社では、組立製造、プロセス製造、運輸/運輸サービス、公共/公益、官公庁の5つの産業分野における、2014年〜2020年にかけてのCAGRを16%台後半から17%台と分析しており、いずれも2020年までに1兆円以上の市場へ成長すると予測した。

 個人消費者、クロスインダストリーといった産業分野においても、スマート家電や「コネクテッドビルディング」などでの利用が拡大し、2014年〜2020年にかけてのCAGRが20%を越え、高い成長性が期待されるという。

 また「法規制/技術標準化を進める上での政府やコンソーシアムに対する主体的な働きかけや、東京オリンピック後を見据えた新たな産業分野への参入、そしてスタートアップ企業との連携なども視野に入れていく必要がある」と分析している。

  5.キヤノン、iPhoneからWi-Fi接続して簡単に印刷できる写真専用小型プリンター(2.22 nikkeibp)
 キヤノンは、小型軽量ボディで簡単に持ち運びできる写真専用プリンター「SELPHY CP1200」を2016年2月25日に発売する。デジタルカメラやスマートフォンで撮影した写真を室内でも野外でも手軽に印刷できる。価格はオープン、同社直販「キヤノンオンラインショップ」価格は1万2800円(税別)。

 ワンタッチで無線LAN接続選択画面に切り替えられる「Wi-Fiボタン」を搭載した。Wi-Fi接続機能を搭載したデジタルカメラやスマートフォンで撮影した写真を、その場で素早くプリントできる。Wi-FiプリントはAirPrintとキヤノン専用アプリ「Canon PRINT Inkjet/SELPHY」に対応する。AirPrintは、iPhoneやiPadなどのiOS搭載デバイスやMacから、ネットワーク上の対応プリンターを検出し、画面に表示されている写真などを簡単にプリントできる機能である。

 豊かな色合いが表現できる昇華型熱転写方式を採用。プリントの仕上げに特殊フィルムでオーバーコートするラミネート加工を行い、指紋による色にじみ、赤外線やガスなどによる色あせから写真を保護する。正面から見るとほとんど見えないが、写真を傾けると光の反射の違いで読み取れるように日付や画像名などを印字する無色印刷が可能。

 印刷解像度は300×300dpi。用紙サイズはLサイズ/ポストカードサイズ/カードサイズ。インタフェースはSDメモリーカードスロット、USB端子。別売オプションでバッテリー駆動も可能。本体寸法は幅180.6×奥行き135.9×高さ63.3mm、重さは約860g。

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