週間情報通信ニュースインデックスno.10212015/11/21


1.FREETELの「極」はワンランク上のSIMフリースマホ(11.20 nikkeibp)
  SIMロックフリー(以下SIMフリー)のスマホが各社から発売されました。格安SIMと組み合わせて使うことが多いため、「格安スマホ」と呼ばれるローエンド機種が中心になっています。ただ、格安SIMを予備機ではなく、メイン端末として使いたいユーザーにとって、格安スマホはスペック的に物足りない部分が多くあります。メインで使うのだから高機能な製品がほしい――そんなニーズに応える機種が2015年11月20日にリリースされます。FREETELのSAMURAIシリーズの「極(KIWAMI)」です。

 「極」のスペックは、OSがAndroid 5.1、ディスプレイサイズ6インチ(2560×1440:WQHD)、CPUはオクタコア2GHz、実行メモリー3GB、保存用メモリー32GB、外部メモリーカードmicroSD/microSDXC(最大128GB)、背面カメラ2100万画素、フロントカメラ800万画素、バッテリー3400mAh、重さ182グラムとなっています。ディスプレイの大きさが6インチで実行メモリー3GBというスペックは、ハイエンド機種として使いやすい仕様になっています。

 また、対応周波数は、FDD-LTEがBand 1/3/8/19、WCDMAが1/6/8/19、GSMが850/900/1800/1900 MHzとなっております。FOMAプラスエリアに対応しており、NTTドコモのMVNOサービスの格安SIMが使いやすくなっています。

 これだけのスペックを持ちながら、価格は標準モデルが3万9800円、職人が作成する背面カバーの受注生産モデルが5万9800円となっており、他社のハイエンドモデルに比べてリーズナブルな価格です。

2.2015年Q3の世界スマホ販売は15.5%増、新興国市場がけん引(11.20 nikkeibp)
 米Gartnerが現地時間2015年11月18日に公表したスマートフォンの販売統計調査によると、同年第3四半期(7〜9月)の世界販売台数は3億5300万台となり、前年同期から15.5%増加した。新興国市場の低価格端末がフィーチャーフォンからの買い替えを促し、市場全体をけん引した。

 同四半期の新興国市場におけるスマートフォンの販売台数は2億5970万台で、前年同期から18.4%増加した。一方成熟国市場における同じ期間の販売台数伸び率は8.2%にとどまった。

 同年第3四半期のメーカー別販売台数は、韓国Samsung Electronicsが8359万台(市場シェアは23.7%)で最も多く、これに米Appleが4606万台(同13.1%)で次ぎ、そのあと中国Huawei Technologies(華為技術)の2726万台(同7.7%)、中国Lenovo Group(聯想集団)の1744万台(同4.9%)、中国Xiaomi(小米科技)の1720万台(同4.9%)と続いた。

 このうちAppleの販売台数は前年同期比21%増となり、市場全体の伸び率を上回った。第3四半期の大部分にわたりiPhone 6と同6 Plusが高価格帯端末の分野で優勢だったほか、9月25日に中国を含む世界市場で発売したiPhone 6sと同6s Plusが台数を押し上げた。またHuaweiは成長の勢いを維持したという。同社のスマートフォン販売は中国のほか、世界市場も好調で、とりわけ欧州で大きく伸びた。

 また同四半期のOS別販売台数は「Android」が2億9880万台(シェア84.7%)、「iOS」がメーカー別台数と同じく4606万台(同13.1%)、「Windows」が587万台(同1.7%)、「Blackberry」が98万台(同0.3%)だった。首位のAndroidのシェアは前年同期から1.4ポイント上昇、2位のiOSは同0.6ポイント上昇した。一方でWindowsのシェアは前年同期の3.0%から1.3ポイント低下した。GartnerリサーチディレクターのRoberta Cozza氏は「Windows 10搭載端末のアナウンスがあったが、消費者は競合他社のエコシステムに魅力を感じている。Windowsスマートフォンのシェアは今後も市場全体のごく一部にとどまるだろう」と述べている。

3.国内のタブレット端末出荷台数は2018年度に1290万台に―MM総研(11.19  nikkeibp)
シンクタンクのMM総研は2015年11月19日、2015年度上期(4月〜9月)の国内タブレット端末の出荷台数に関する調査結果を発表した。それによると、総出荷台数は前年同期比8.0%増の446万台に達した。

 同社は、2015年度通期の出荷台数を同5.5%増の980万台と予測。期初予測では1070万台と初の1000万台突破を見込んでいたが、下方修正した。ただし、同社は今後のタブレット端末市場について堅調に推移すると分析。2016年度には1090万台、2017年度には1200万台、2018年度には1290万台に拡大すると予測した。

 2015年度上半期(4月〜9月)の動向では、携帯電話キャリアのネットワークを利用する「セルラータブレット」で、NTTドコモの販売ルートでのiPadとAndroidが好調に推移。一方で、無線LANのみをネットワークとして利用する「Wi-Fiタブレット」が減少した。同社では、スマートフォンの大画面化が進むなかで、7〜8インチ画面の低価格帯Wi-Fiタブレット需要が減少したためと分析した。

 同社はメーカー別の出荷台数も調査した。日本市場にタブレット端末が登場してからAppleが11半期連続でシェア1位を獲得。2位が富士通で3位がASUS、4位がソニー、5位がMicrosoft、6位がHuaweiとなった。

 OS別出荷台数では、Androidが1位を獲得。次いでiOS、Windowsとなった。OS別のシェアの推移では、iOSのシェアが減少傾向にあり、2010年度通期のシェアと比較すると半分程度にまで落ち込んだという。一方で、Androidは2013年度以降、45%前後で推移。こうしたなかで、Windowsのシェアが14.6%にまで高まり、拡大傾向にあるという。Surfaceが好調でメーカー別シェアでMicrosoftが5位にランクインした。同社では、各メーカーが発売するWindowsタブレットも着実に存在感を増してきていると分析している。

 なお、同社は2015年11月にiPadの大型版である12.9インチ「iPad Pro」が発売されたことについて、Surfaceシリーズとの相乗効果により、今後は12インチ以上のタブレット市場が形成されるとした。好調だったドコモに加えて、KDDIやソフトバンクモバイルによるAndroidタブレット、ワイモバイルブランドでのWindowsタブレットの販売強化が想定されるという。MVNO SIMカードとのセット利用によるSIMロックフリータブレットの需要拡大も期待され、セルラーモデルの牽引により、タブレット市場は増加傾向が続くとした。

  4.Apple、スマホ事業の利益シェアが9割超、4四半期連続(11.18  nikkeibp)
  米Appleが2015年第3四半期(7?9月)にiPhoneを販売したことで得た営業利益は、同じ期間の業界全体の営業利益の94%を占めた。こうしたアナリストの推計をInvestor’s Business Daily、AppleInsider、Forbesなどの米メディアが現地時間2015年11月17日までに報じた。

 これは、世界市場上位8社のスマートフォンメーカーの営業利益をカナダの投資銀行Canaccord Genuityが調査したもの。それによると、94%というAppleの利益シェアは過去最高記録。同社の利益シェアは4四半期連続で90%を上回っている。一方でiPhoneの世界スマートフォン市場における販売台数シェアは14.5%にとどまった。

 Canaccord Genuityによると、第3四半期にスマートフォン事業で営業利益を出した上位メーカーはAppleと韓国Samsung Electronicsのみ。Samsungの同四半期におけるスマートフォン事業の営業利益シェアは11%となった。これに対し同社のスマートフォン販売台数シェアは24.5%だった。

 なお、AppleとSamsungの利益シェアを合わせると105%となるが、Canaccord GenuityのアナリストMike Walkley氏によると、2社の利益シェア合計が100%を上回ったのは、他の大手メーカーのスマートフォン事業が赤字だったためという。第3四半期におけるAppleのスマートフォン事業の営業利益は177億8000万ドルだった。一方、Samsungは20億8000万ドル。両社の営業利益を合わせると198億6000万ドルとなるが、これから他社の赤字額を差し引いた業界全体の営業利益は189億4000万ドルになると同氏は報告している。

5.アプリを入れるだけで公衆Wi-FiでVPN接続、トレンドマイクロが提供開始(11.17 nikkeibp)
  トレンドマイクロは2015年11月17日、無料公衆無線LAN(フリーWi-Fi)の運営者向けにセキュリティサービス「あんしんフリーWi-Fi」の提供を開始すると発表した。

 同日から2016年3月末まで、愛媛県公衆無線LAN推進協議会が運営し、愛媛県内の観光・公共施設や店舗などで利用できる「えひめFree Wi-Fi」で、あんしんフリーWi-Fi運用の実証実験を実施する。それ以外の国内の地方自治体や通信事業者にも順次提供を始める。

 あんしんフリーWi-Fiは、運営者が提供するスマートフォン用アプリをインストールして使う。実証実験では、iOS/Android用の「EhimeあんしんWi-Fiアプリ」をアプリストアを通じて配布する。

 アプリを入れた状態でWi-Fiアクセスポイントに接続すると、通信内容がVPNで暗号化される。一般にフリーWi-Fiで問題になりやすい第三者による傍受が困難になる。さらに、Webサイト利用時は、トレンドマイクロのセキュリティ基盤を経由して通信する。フィッシング詐欺サイトや偽サイトなどへのアクセスは自動的にブロックされる。

 



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