週間情報通信ニュースインデックスno.10102015/09/05


1.2015年7月の米国スマホ利用者数、Appleのシェア44.2%に増加(9.4 nikkeibp)
   米comScoreは現地時間2015年9月3日、米国スマートフォン市場に関する調査結果を公表した。同年7月(5〜7月の3カ月平均、以下同)のメーカー別加入者数(13歳以上)シェアは米Appleが増加し、引き続き首位となった。

 Appleのシェアは44.2%で、3カ月前から1.1ポイント増えた。これに韓国Samsung Electronicsが27.3%で次いだ。Samsungのシェアは同1.3ポイント減少した。3位は韓国LG Electronicsの8.7%で、同0.3ポイント増加。このあと、米Motorola Mobilityの4.9%、台湾HTC(宏達国際電子)の3.5%が続いた。Motorolaのシェアは3カ月前と同じ、HTCは同0.2ポイント減少した。

 スマートフォンのOS別シェアは「Android」が51.4%で首位を維持したが、3カ月前から0.8ポイント減少した。2位はAppleの「iOS」で、シェアはメーカー別シェアと同じ同1.1ポイント増の44.2%。

 3位以降は「Windows Phone」(シェア2.9%)、「BlackBerry」(同1.3%)、「Symbian」(同0.1%)の順だった。このうちWindows PhoneとBlackBerryのシェアはそれぞれ3カ月前から0.1ポイント減と0.2ポイント減、Symbianは横ばいだった。

 米国における2015年7月のスマートフォン所有者数(13歳以上)は1億9140万人で、1年前の1億7300万人から10.6%増えた。また携帯電話加入者全体(13歳以上)に占めるスマートフォンの比率は77.1%となり、1年前の71.8%から拡大した。

     2.Google、ストリートビューの単体アプリをiOSとAndroid向けに公開(9.4 nikkeibp)
  米Googleは現地時間2015年9月3日、地図サービス「Google Maps」のストリートビューを楽しめる単体の「Street View」アプリケーションを発表した。Google Mapsで公開されている360度画像を眺めたり、自身が撮影した360度パノラマ写真を手軽にGoogle Mapsに投稿したりできる。Android版とiOS版がすでに入手可能。

 Street Viewアプリケーションでは、Androidスマートフォンや「iPhone」で手軽にパノラマ写真を作成し、直接Google Maps上で共有できる。リコーの「Theta S」や英NCTechの「iris360」といった全天球カメラを接続して、360度画像を投稿することも可能。

 Street Viewアプリケーションのギャラリーでは、世界中の観光地や名勝などでGoogleが撮影した画像コレクションや、一般ユーザーが公開したパノラマ写真を閲覧できる。

  3.国内IoTデバイス市場は2019年に12兆円を突破、9億5600万台が稼働(9.3 nikkeibp)
  調査会社のIDC Japanは2015年9月3日、IoT向けデバイスとスマートフォン、タブレット端末、PCを合わせたモバイル/クライアントコンピューティングデバイスの国内市場に関する調査結果を発表した。それによると、2014年の稼働台数は、IoTデバイスが5億5700万台で、モバイル/クライアントコンピューティングデバイスが1億5600万台だった。

 同社は、2014年〜2019年にかけてのIoTデバイス市場の年間平均成長率を11.4%と分析。2019年には、9億5600万台にまで拡大すると予測した。一方で、同期間のモバイル/クライアントコンピューティングデバイスの年間平均成長率は4.9%で、2019年の稼働台数も1億9800万台にとどまるという。

 2014年〜2019年にかけてのIoTデバイスとモバイル/クライアントコンピューティングデバイスの出荷額についても分析した。それによると、IoTデバイスは同期間に年間平均成長率が2ケタ近くに達し、出荷額も2014年の8兆3900億円から2019年には12兆円を超えると予測。それに対し、モバイル/クライアントコンピューティングデバイスの同期間の年間平均成長率は1.0%で、出荷額も2014年の3兆5400億円から2019年には3兆7300億円と微増にとどまると分析した。 

    4.ソニーが「wena wrist」を披露、時計バンド型のスマートウオッチ(9.3 nikkeibp)
 ソニーが2015年9月2日(現地時間)に「IFA 2015」で開催したプレスカンファレンスでは、同社の新規事業創出プログラム(Seed Acceleration Program)から生まれた新製品も登場した。

 その中でも、時計バンド型のスマートウオッチ「wena wrist」は、ソニーが運営するクラウドファンディングサイトに8月31日に登録された後、わずか11時間で目標額の1000万円を達成。9月3日時点では4400万円を超えるなど、大きな注目を浴びている。ソニーの平井一夫社長はステージ上でwena wristを実際に着用していることを示し、成果をアピールした。

 wena wristは、ソニー社内の新規事業プロジェクトのひとつである「wena project」が開発したもの。プロジェクトを率いる對馬哲平氏は、今後の製品発売までのステップを「最初の課題だったクラウドファンディングは大きく成功した。2016年3月から製品を発送し、その後は一般発売を目指す」と説明する。

 wena wristの構造は、従来のスマートウオッチとは大きく異なり、腕時計のステンレスバンド部分にスマート機能を搭載することが特徴。スマートフォンと連携した通知機能、FeliCaによる決済機能、歩数や消費カロリーを記録する活動量計といった機能を備える。

 サイズは一般的な腕時計用のステンレスバンドと同等か、やや分厚い程度で、コマに相当する部分にバッテリーなどの機能を搭載する。バックル部分にはFeliCaによる決済機能を備えており、「楽天Edy」や「ヨドバシ ゴールドポイントカード」などをおサイフケータイのように利用できる。対応サービスは順次拡大予定としている。

 現時点での決済機能はFeliCaベースで、日本国内市場向けを想定しているが、技術的にはNFCを搭載し、海外で普及が進むマスターカード(MasterCard)の「PayPass」やVISAの「payWave」といった決済システムに対応することも可能としている。

 時計本体(ヘッド部)は一般的なアナログ時計で、ムーブメントを含めてシチズン時計が設計・製造した。このヘッド部分にスマート機能を搭載することは考えておらず、あくまで一般的な時計を維持する方針という。wena wristのバンド幅は22mmで取り外しもできるため、ソニーとして保証はしないものの、他の時計のバンドとして装着することも可能としている。

 5.AppleとCiscoが企業分野で提携、CiscoネットワークをiOSに最適化(9.1 nikkeibp)
 米Appleと米Cisco Systemsは現地時間2015年8月31日、企業向け事業に関する提携を発表した。CiscoのネットワークをAppleのiOS端末およびアプリケーションに最適化し、Ciscoの企業向け環境と「iPhone」および「iPad」の統合を図る。

 Ciscoのネットワークを導入し、iOSデバイスをモバイル戦略の中核に取り入れている企業では、従業員がiOSデバイスからより効率的にネットワークにアクセスし、生産性をいっそう高めることができるとしている。

 また両社は、CiscoのオーディオおよびビデオシステムにiPoneを連携させ、オフィスの電話機とiPhoneのシームレスな切り替えが行えるようにする。

 さらに、Ciscoはクラウド型コラボレーションツール「Cisco Spark」、ビデオ会議システム「Cisco Telepresence」、オンライン会議システム「Cisco WebEx」などで、iOSに特化したサービスを提供する。

 Appleは米IBMとも企業分野に向けた広範な提携を結んでおり、iOS端末向けソリューションの開発や普及促進で協力している。

        

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