週間情報通信ニュースインデックスno.10042015/07/18


1.マスタードシード、台湾ASRock製のNUCベアボーン(7.17 nikkeibp)
  マスタードシードは2015年7月17日、台湾ASRock製のNUC(Next Unit of Computing)ベアボーン「Beebox」シリーズを8月上旬から順次発売すると発表した。手のひらサイズ約0.6Lサイズのコンパクトボディに、インテルの最新SoC(コードネーム:Braswell)を搭載した

。  メインメモリーはデュアルチャネル動作に対応し、4Kコンテンツを滑らかに再生できる。メモリースロットはDDR3 SO-DIMMが2本で、DDR3L-1600メモリーを最大16GBまで搭載可能。ストレージはmSATAスロットと2.5インチSerial ATAドライブベイを各1個ずつ備える。

 映像出力はHDMIが2系統、DisplayPortが1系統でトリプルディスプレイ構成が可能。USB 3.0に対応し、前面にはリバーシブル仕様のUSB Type-C端子を備えた。ネットワーク機能はギガビットLAN、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0を搭載する。赤外線リモコンとVESAマウント取り付けキットが付属する。本体寸法は幅110×高さ46×長さ118.5mm。

 「Beebox N3000/B/BB」(ブラック)と「Beebox N3000/W/BB」(ホワイト)は、2コア/2スレッドのCeleron N3000を採用。ファンレス仕様で完全無音の動作が可能。予想実勢価格は1万6980円前後。8月上旬発売。

      2.「役員の標的型メール開封率は1.5倍、開封前提の対策を」、NRIセキュア(7.17 nikkeibp)
  NRIセキュアテクノロジーズは2015年7月17日、企業向けの「サイバーセキュリティ傾向分析レポート2015」を発表した。同社が顧客企業に提供するマネージドセキュリティサービス(MSS)を通じて得た2014年度(2014年4月から2015年3月まで)のログデータなどを分析し、1年間の傾向を明らかにした。

 レポートでは、サイバー攻撃の脅威は二つに大別されるとした。一つは「標的型メールに代表される『人』に対する脅威」、もう一つは「プロダクト脆弱性などを標的にする『システム』に対する脅威」である。

 コンサルティング事業本部テクニカルコンサルティング部の寺村亮一氏は、「日本年金機構の情報漏洩事件でも明らかになったように、『人』に対する脅威が高まっている。ユーザー教育や入口・出口対策を含めた『多層防御』を徹底する必要がある」と述べた。

 同社は、標的型攻撃メールの攻撃シミュレーションサービスを提供している。顧客企業の要望に応じて、その企業の従業員が開きそうな件名・内容のメールを対象者全員に送付。開封した場合は「標的型攻撃メールに気をつけてください」といったメッセージを表示する。

 この結果を集計したところ、2014年度の従業員全体の開封率は19%だった。この開封率は、過去3年でほぼ変化がないという。寺村氏は「標的型攻撃メールを検知した場合は、2割程度は開封されるという前提で対策を組み立てる必要がある」と説明した。

 役員に限ると開封率は31%に上る。過去3年を見ても、おおむね役員の開封率は全体の1.5倍で推移している。寺村氏は「役員のPCでは財務情報や知財関連、検討中の買収・合併計画など多くの機密情報を扱っており、流出すると被害は大きい。一般従業員以上にサイバー攻撃対策に対する意識を徹底させる必要がある」と訴えた。

          3.Google、低所得世帯にGoogle Fiberを無償提供へ、政府プログラムの一環(7.16 nikkeibp)
  米ホワイトハウスは現地時間2015年7月15日、国内高速インターネット接続の普及促進を図る新たなパイロットプログラム「ConnectHome」を発表した。米Googleなど複数のインターネットサービスプロバイダーが協力する。

 ConnectHomeは、すべての米国民がブロードバンド接続を利用できるようにするというBarack Obama米大統領が掲げる政策の一環。米住宅都市開発省(HUD)と地域のコミュニティ、民間企業が手を組み、全米27都市と1先住民族を対象に開始する。約20万人の子供を含む27万5000戸以上の低所得世帯が高速インターネットにアクセスできるようにする。

 Googleは光ファイバー網を使った高速インターネット接続サービス「Google Fiber」を提供している地域において、特定の公営住宅の居住者に対してGoogle Fiberの月額利用料および初期費用を無料にする。また、コンピュータラボを設置して、コンピュータスキルのトレーニングも開催する。

 ConnectHomeでは、Googleのほか、米Cox Communicationsや米Sprintなども、無料もしくは安価の通信サービスを提供する。

      4.Apple、「iPod touch」新機種を発売、A8/M8チップ搭載で199ドルから(7.16 nikkeibp)
   米Appleは現地時間2015年7月15日、携帯型デジタルメディアプレーヤー「iPod touch」の新機種を発表した。「iPhone 6」「iPhone 6 Plus」と同様の「A8」プロセッサと「M8」コプロセッサ、800万画素の「iSight」カメラを搭載する。同社が新たに開始した音楽配信サービス「Apple Music」を利用できる。 

 新しいiPod touchは、従来と同じ4インチの「Retina」ディスプレイ(解像度は1136×640ドット)を搭載し、OSは「iOS 8」を採用する。A8とM8チップにより、グラフィックス性能は従来の10倍高く、より優れたフィットネス計測機能を提供するとしている。

 iSightカメラでスローモーション、バースト、タイムラプスといった機能を利用でき、「FaceTime HD」カメラもバーストモードを追加するなど強化を図った。両カメラとも顔検出機能を改善した。

 新iPod touchの希望小売価格は、16Gバイトモデルが199ドル(日本では税別2万4800円)、32Gバイトモデルが249ドル(同2万9800円)、64Gバイトモデルが299ドル(同3万6800円)、128Gバイトモデルが399ドル(同4万8800円)。いずれもすでに販売している。

       5.ロボットだらけの「変なホテル」、“世界初”の試みに海外メディアも殺到(7.15 nikkeibp)
    ハウステンボスは2015年7月15日、人間の代わりにロボットを使うことで人件費を大幅に抑えた「変なホテル〜変わり続けることを約束するホテル」の完成お披露目記者会見を開いた。会見にはハウステンボスの澤田秀雄社長のほか、佐世保市長の朝長則男氏などが出席した。

 変なホテルは、人件費、建設費、光熱費の三つを抑制する工夫を凝らした「世界初のローコストホテル」(ハウステンボスの澤田社長)である。最もコストのかかる人件費を通常の4分の1程度に抑えるため、フロントやポーター、清掃などの業務にロボットを配置した。プロジェクトには約3年を費やしたという。

 世界初とされるホテルに対する関心が高いのか、海外からも多くのメディアが訪れた。「目指すは、世界で最も生産性の高いホテル。このホテルはロボット技術の発展とともに進化し続ける。今後は、変なホテルを世界に展開し、5〜10年後にはローコストホテル(LCH)の時代が来ることを望んでいる」。澤田社長はこう話す。

 ホテルの外観だけを見ると、特に変わった様子は感じられない。だが、中身はロボットだらけで、ほかとは明らかに違う変なホテル。開業時期は2015年7月17日である。

  

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