週間情報通信ニュースインデックスno.9852015/02/14


1.Xiaomi、米国で直販サイト立ち上げ、スマホ以外の製品販売へ(2.13 nikkeibp)
  中国Xiaomi(小米科技)が米国版の直販サイトを立ち上げる計画だと、複数の海外メディア(英Financial Times、米Wall Street Journalなど)が現地時間2015年2月12日に報じた。

 Xiaomiが同日、米サンフランシスコで開催したイベントで明らかにしたという。同社にはスマートフォンやタブレット端末などを販売するWebサイト「mi.com」があるが、同サイトの米国版を今後数カ月のうちに開設する予定。ただし米国では、主力製品であるモバイル端末は取り扱わず、ヘッドフォンやモバイルバッテリー、フィットネスバンドなどのアクセサリー製品を販売するとしている。

 米Google出身で、Xiaomiのグローバル事業を統括するHugo Barra氏は、「現時点でスマートフォンとタブレットの販売は我々の計画にない」と述べている。その理由は、「ハードウエアとソフトウエアのローカライズ、そして通信認可の取得にはとてつもない作業が必要」(同氏)だからという。ただし、同氏は米国以外の新たな市場に進出する計画を示唆したとFinancial Timesは伝えている。Xiaomiの直販サイトは現在、中国本土、香港、台湾、シンガポール、マレーシア、フィリピン、インド、インドネシアでサービスを提供している。これらのサイトではテレビ、セットトップボックス、無線LANルーターといった自社ブランド製品も取り扱っている。

 Wall Street Journalによると、Xiaomiは今回初めて米国でイベントを開催した。イベントの目的は同社製品全般を披露するとともに、ソフトウエアや企業文化などを紹介すること。会場では、スマートフォンで自分撮りした写真をきれいに見せるための編集機能などをBarra氏が紹介した。

  同社は昨年12月にシンガポール政府投資公社(GIC)やロシアDST Globalなどの投資家から11億ドルを調達した。この資金調達で評価された同社の企業価値は450億ドル超。株式未公開のハイテク新興企業の評価額としては最高額と報じられた。Xiaomiによると、昨年1年間の税込売上高は743億元(約119億7000万米ドル)で、前年の2.35倍。また年間のスマートフォン販売台数は同3.27倍の6110万台に達した。

2.日本交通がファミマでタクシーを呼べるサービス、都内20店舗で(2.13 nikkeibp)
  日本交通は2015年2月13日、コンビニでタクシーが呼び出せるサービスを試験的に開始すると発表した。2月18日から、都内にあるファミリーマート20店舗で始める。日本交通は実証実験の成果を見て、本格展開の可否や時期を決める。

 利用者はファミリーマートのレジや飲食コーナーに設置されたタブレット端末を使ってタクシーを呼び出す。タブレットの画面に表示された注文ボタンを押すだけで、わざわざ居場所を伝えなくてもタクシーを呼び出すことが可能だ。タクシーの到着予定時間も知ることができる。

 ファミリーマートは2012年から、広島県や福岡県の店舗を対象に、店内に設置した専用電話を使ってタクシーを呼び出せるサービスを試験的に展開している。効果を見極められれば、国内店舗の2割弱に相当する約2000店でこうしたサービスを提供したい意向だ。       

    3.QTNetがMVNO事業「BBIQスマホSIM d」開始、6種類の端末を用意(2.12 nikkeibp)
  九州通信ネットワーク(QTNet)は2015年2月12日、MVNO事業を開始すると発表した。格安スマホサービスとして、「BBIQスマホSIM d」の提供を2015年3月2日に開始する。

 このサービスは、「データ通信のみ」「データ通信+音声通話」など利用者のニーズに合わせてメニューを選択できるSIMカードを提供する。利用料は月額900円(税別)からで、全国のNTTドコモのサービス提供エリアで利用できる。携帯電話番号は、現在の番号をそのまま継続利用できる。

 今回、このサービスのSIMカードに対応したスマートフォンやタブレット端末として6機種を販売する。これらの端末をSIMカードと合わせて購入すると、SIMカードを取り付け、すぐに使える状態で提供される。

 このサービスに対応したスマートフォン端末として、「KC-01」(京セラ製)と「LG G3 Beat」(LG Electronics Inc.製)の2機種も販売する。このサービスのお申し込みも、当社のWebサイトで受け付ける。またBBIQの利用中を対象に、1万8千円(税別)割引となるキャンペーンも実施する。    

    4.LINEの投資ファンドが女性YouTuberマネジメント会社への出資を決定(2.12 nikkeibp)
  LINEは2015年2月12日、女性YouTuberのマネジメント会社である「3ミニッツ」を投資ファンド「LINE Life Global Gateway」の出資先として決定したと発表した。

 3ミニッツは、次世代インフルエンサーである「ガールズYouTuber」の育成・マネジメントのほか、それに付随するオリジナル動画制作などを行っている。ファッションモデルなどが同社よりYouTuberデビューを果たしている。

 一方LINEは、さらなるLINEのプラットフォーム拡大を目的に、LINEを核とした周辺サービスとの連携を強化・推進する投資ファンドの「LINE Life Global Gateway」の運用を2015年2月に開始した。このファンドは、O2OやEC、決済、メディア、エンターテインメント領域のサービスを展開する事業者を投資対象とする。

  5.XYZプリンティング、約23万円の光造形3Dプリンター発売(2.10 nikkeibp)
  XYZプリンティングジャパンは2015年2月10日、高精度の出力ができる光造形方式の3Dプリンター「ノーベル 1.0」を発表した(写真1)。3月上旬に発売する。価格は22万9800円(税込)。製造や建設など業務向けのほか、フィギュアやジオラマ製作などホビー用途も想定する。

 405nmの紫外線レーザーを搭載。レーザーを走査しながら液状の光硬化レジンに照射することで造形する。積層ピッチが0.025〜0.1mmと小さく、熱融解積層方式の3Dプリンターと比べてきめの細かい造形出力ができる(写真2)。最大出力サイズは幅128×奥行き128×高さ200mm。

 出力時に利用するパソコン用の専用ソフト「XYZwareNobel」を付属。USBメモリー内のデータから出力する機能も備える。専用の光硬化レジンは500gのボトル1本が本体に付属。別途購入する場合は500gボトル2本で1万5800円(税込)。

 XYZプリンティングジャパンは2014年に7万円を切る熱融解積層方式の3Dプリンター「ダヴィンチ1.0」を発売していた。

 同社は台湾の電子機器受託製造サービス(EMS)の新金宝グループで、「我々には大量の製品を作り出す生産体制とコスト競争力がある」(代表取締役の沈軾栄氏)と、低価格の光造形プリンターを投入できた理由を説明した。2015年内には食品を出力するフードプリンターを発売する方針も示した。   

          

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