週間情報通信ニュースインデックスno.966 2014/09/20


1.NECがIP電話強化で人事異動データを自動取り込み、味の素が導入(9.19  nikkeibp)
 NECは2014年9月19日、IP電話システムの運用監理ソフト「UNIVERGE MA4000」を強化し、人事異動にともなう社員の電話番号データの更新情報を自動的に取り込んで反映できるようにしたと発表した。これまではCSV(カ ンマ区切り形式)ファイルを手動で取り込む必要があったが、これを自動化した。

 UNIVERGE MA4000は、SIPサーバーの運用監理ソフトである。人事異動などの際に必要となる内線電話の登録/編集/削除などを一元監理する。今回の機能強化で は、指定したフォルダーを常時監視し、CSVファイルが上書きされたタイミングで読み込めるようにした。さらに、取り込んだ更新データをSIPサーバーな どの外部システムに時刻指定でスケジュール反映できるようにした。

 NECによれば、同機能は、味の素が2013年8月に稼働させた新しいIP電話システム向けに初めて搭載した機能である。今回、味の素における効果検証 を終えたことを受けて、広く一般に機能強化という形で発表した。

 味の素では、定期異動の際に約700人が異動する。従来は、紙ベースの申請/承認を経て、個人ごとや部署ごとに電話システムに変更を手動で反映してい た。このため、700人の変更処理に約1週間を要していた。新システムでは、申請をWeb化し、一括登録用のCSVデータを生成するやり方に改めた。この 結果、Web申請の翌日に登録が反映されるようになった。これを受けてNECは、CSVファイルを自動的に取り込む機能をIP電話システムに追加した。

2.東芝、個人向けPC事業を大幅に縮小、一部撤退も(9.18  nikkeibp)
  東芝は2014年9月18日、PC事業の大幅な見直しを発表した。法人向けに注力し、個人向けを大幅に縮小する。今年度中に一部地域では個 人向けPC事業から撤退、国内外で約900人を削減する。

 PC事業の見直しは、安定的な黒字確保のため。東芝のPC事業は、2014年度4〜6月期は黒字だった。しかし、スマートフォン/タブレットの普及によ り、個人向けPCの需要は今後世界的に減少すると判断。今回の施策に踏み切った。

 個人向けPC事業は、法人向けPC事業との連動が見込める先進国を中心とした地域に絞って展開し、採算改善が見込めない国や地域では終息させる。現在 32ある販売拠点の統廃合を進め、今年度中に13拠点にする。この施策に合わせて、国内外でPC事業に関わる総従業員数の20%強に当たる約900人を削 減する。

 3.広告を原資に無料のSIMを配布、訪日中国人向けに(9.19  nikkeibp)
 中国検索エンジン最大手のBaiduの日本法人、バイドゥ(東京都港区)およびベリトランス(東京都渋谷区)は2014年9月19日、訪日中国人旅行者 向けに無料で利用できるプリペイドSIMの配布を始めた(画面)。当初は毎月先着15人に限定して無料のSIMを配布するが、今後、広告収益を拡大させる ことで無料配布枠を拡大していく予定だ。

 提供するSIMは標準サイズ、ナノSIM、マイクロSIMの3種類。NTTドコモの回線を借りてMVNOサービスを提供するU-NEXT(東京都渋谷 区)製のSIMを提供する。通信速度は最大150Mbps、1日の通信量は最大100MB。

 申し込みの窓口はベリトランスが提供する中国人向けEC(電子商取引)サイト「Buy-j.com(バイジェイドットコム)」に設ける。中国人を対象と した日本観光情報サイト「JJ-street(ジェイジェイストリート)」の訪問者向けにクーポンコードを発行し、Buy-j.com上でSIMを申し込 む際にクーポンコードを入力することで先着15人が無料提供の対象となる。

4.ASUS JAPAN、エントリー向け7型タブレット(9.18 nikkeibp)
 ASUS JAPAN(エイスース・ジャパン)は2014年9月17日、手のひらに収まるコンパクトサイズでシンプル操作が特徴のエントリー向け7型タブレット 「ASUS MeMO Pad 7(ME170C)」を9月20日に発売すると発表した。価格はオープン、予想実売価格(税別)は1万3750円前後。

 インテルAtom Z2520プロセッサーと8GB eMMCを搭載。64GBまで拡張可能なmicroSDスロット、200万画素のアウトカメラ、30万画素のインカメラなどを備える。液晶解像度は WSVGA(1024×600ドット)。OSはAndroid 4.3。

5.日本通信、SIMフリーiPhoneで音声とLTE通信を利用できるMVNO サービス(9.16 nikkeibp)
 日本通信は2014年9月12日、SIMフリーiPhoneで音声通話およびSMS、LTE通信を利用できるMVNOサービス「Platinum SIM(プラチナ・シム)」を発表した。利用料金は月額3980円(税別)。

 NTTドコモの通信回線を利用したMVNOサービス。LTE通信は毎月8GBまで利用可能。8GBを超過した分はデータ通信の速度が制限される。また、 追加容量を別途購入することも可能。

 iPhoneに対応したnanoSIMカードで提供する。iPhone 6の発売日である9月19日以降、動作確認が済み次第出荷開始する予定。



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