週間情報通信ニュースインデックスno.964 2014/09/06


1.センサーで水道管の漏水被害を抑える、NECがIoTの新サービス(9.5  nikkeibp)
 NECは2014年9月5日、上水道管の漏水をいち早く発見する「漏水監視サービス」を発売した。水道管に設置した複数のセンサーから得 た振動データなどを同社クラウド上で解析し、漏水を検知する。現在は熟練の保守員が専用器具を使って漏水音を耳で確認しているが、正確な漏水箇所を迅速に 特定するのは難しいのが実態だ。NECは国内外の水事業者などに売り込み、2017年度には水道関連事業で300億円の売り上げを目指す。

 今回、販売を開始した漏水監視サービスでは、振動センサーからデータを無線通信で収集し、NECのクラウドに蓄積・解析する。漏水の有無を常時監視する と共に、漏水が発生した際は約1メートルの範囲で場所を特定できるという。漏水場所を「MAP画面」に表示したり、アラームを出したりすることも可能だ。 2013年8月から2014年2月まで、新潟・柏崎で実証実験して、今回実用化した。

2.ファブレットの出荷台数、2014年にノートPC、2015年にタブレットを超 える(9.5 nikkeibp)
  画面サイズが大きなスマートフォン、いわゆるファブレットの出荷台数は急速に伸びており、その年間出荷台数は2014年にノートパソコン を、2015年にはタブレット端末(2-in-1型も含む)を上回る見通し。こうした推計を米国の市場調査会社IDCが現地時間2014年9月3日に公表 した。

 IDCが定義するファブレットとは、画面サイズが5.5インチ以上、7インチ未満のスマートフォン。同社の推計によると2014年の世界出荷台数は1億 7490万台となり、ノートパソコンの1億7000万台を上回る。また2015年の出荷台数は3億1800万台で、タブレット端末の2億3300万台を上 回ると予測している。

 同社によると、ファブレットは2012年に出荷台数が伸び始めた比較的新しい製品カテゴリー。だがその影響はすでに市場に表れており、小型タブレット販 売減速の要因になっている。「消費者の好みはより大画面のタブレットに移ると予想しているが、小型タブレットの減少分を補えず、今後のタブレット市場は緩 やかな成長で推移する」と同社は見ている。

 2014年における、タブレット世界出荷台数の前年比伸び率は6.5%。これに対しファブレットは同209.6%になるという。また2014年はスマー トフォンの出荷台数に占めるファブレットの比率が14.0%となる見通し。この数値は2018年に32.2%にまで上昇すると同社は見ている。

 米Appleは現地時間9月9日に米カリフォルニア州クパチーノでイベントを開催し、4.7インチと5.5インチのiPhoneを発表すると見られてい る。IDCのシニアリサーチマネジャー、 Melissa Chau氏はこれについて、「ファブレットへの関心がさらに高まり、より大きな画面のスマートフォンが新しい基準となるだろう」と述べている (Apple、9月9日イベントの招待状を送付、iPhone 6とiWatch発表か)。

3.満足度ランキング2014、首位はiPhone 5sとiPad Airアップル製品が上位独占、通信事業者1位はソフトバンク(9.4 nikkeibp)
  日経パソコンは2014年9月4日、ユーザー調査「スマートフォン・タブレット・パソコン満足度ランキング2014」の集計結果を発表し た。製品の機能や操作性など製品全体に関する「総合満足度」は、スマートフォン部門が「iPhone 5s」、タブレット部門では「iPad Air」が1位となった。「iPhone 5」「同5c」「iPad mini」も2〜3位に入り、米アップル製品がAndroid機よりも高い支持を受けている。通信サービス部門では、ソフトバンクモバイルが接戦を制して 首位となった。日経BP社が発行するメールマガジンの読者を対象にアンケートを実施し、結果をまとめた。回答者は計1万5859人。

 スマートフォン部門では、アップルの「iPhone 5」シリーズが1位から3位までを独占し、圧倒的な強さを見せつけた。動作の安定性や操作性、外観デザインなど総合的に評価が高かった。Android機 では、大画面のファブレット「GALAXY Note」が4位、音楽や映像の機能に特徴を持たせた「Xperia」が5位に入った。国内メーカー製品は、旧機種で「フリーズする」「発熱する」といっ た意見が見られ、満足度が伸び悩んだ。一方で最新機種では、IGZO液晶を採用した「AQUOS/AQUOS PHONE」のバッテリー駆動時間に関する評価がiPhone 5sを上回るなど、改善の兆しも見えてきた。

 スマートフォンの利便性を左右する通信回線についても、通信事業者ごとの満足度を集計した。総合満足度は全社の満足度が2〜2.5ポイント前後に収まる 接戦となり、ソフトバンクモバイルが僅差で1位となった。ソフトバンクモバイルは2013年と比べて通信速度や通信エリアなどの満足度に改善が見られたほ か、他社よりも公衆無線LANの評価が高く、それらの総合力が評価された。2位は通信料金についての評価が高いイー・アクセス(2014年7月に社名をワ イモバイルに変更)となった。NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルの大手3社はLTE網の強化が進み、通信の安定性やエリアの広さで大幅な満足 度の向上が見られた。

4.4省庁の担当者がそろい踏み、テレワーク推進フォーラム開催(9.4  nikkeibp)
 一般社団法人日本テレワーク協会は、9月3日「テレワーク推進フォーラム2014年度産官学連携セミナー」を開催した。総務省や経済産業省など4省のテ レワーク担当者が一堂に会し、ワークスタイル変革を後押しする現行の取り組みと来年度の見通しについて語った。

 政府は2013年に発表した「世界最先端IT国家創造宣言」で、「2020年までにテレワーク導入企業数を2012年度の3倍にし、雇用型在宅型テレ ワーカー数を10%以上に高める」という数値目標を打ち出している。この目標を達成すべく各省はそれぞれに戦略と施策を打ち出している。

 総務省は厚生労働省と連携したモデル実証や、専門家派遣によって、中小企業や地方都市でも導入可能なテレワークの姿を探る。2015年度は先進的なIT を活用した「バーチャルオフィス」などの検証に取り組む。「在宅勤務の社員が疎外感を感じず、あたかもオフィスにいるような臨場感を持って仕事ができる ツールの開発などを考えている」(総務省情報流通行政局情報流通振興課の東政幸課長補佐)。

5.イオンが格安スマホの第3弾、5インチ画面のLTE機を投入(9.2  nikkeibp)
  イオンとビッグローブは2014年9月1日、スマートフォンのサービス「イオンスマホ」の第3弾となる「イオンスマホLTE」を9月5日に 開始すると発表した。
 販売店舗は、イオンなど392店舗とネットショップ「おうちでイオン イオンショップ」。また9月5日から10月5日まで、「PCNETアキバ本店」内の期間限定売場でも販売する。

 販売台数は3万台。料金は月額2980円(税別、以下同)で、通話料は別途必要になる。9月2日から予約を開始している。他事業者からの同番号による乗 り換え、MNP(携帯電話番号ポータビリティ)にも対応する。

 通話・通信サービスはビッグローブの「BIGLOBE LTE・3G ライトSプラン」を使用する。毎月2GBまで最大150Mbpsで利用でき、超過すると200kbpsに制限される。オプションで、高速通信容量を 100MBあたり300円で購入することも可能だ。通話料は30秒20円。

 端末はTCT Mobile Limitedの「ALCATEL ONETOUCH IDOL 2 S」を採用した。OSはAndroid 4.3で、5インチ(1280×720)画面を持ちLTEに対応する。サイズは135.5×69.7×7.45mm、126g。前面130万画素、背面 800万画素のカメラを搭載する。





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