週間情報通信ニュースインデックスno.962 2014/08/23


1.日立システムズ、物理ネットワーク機器を使うSDNソフト「Anuta NCX」を導入SI込みで提供(8.22 nikkeibp)
 日立システムズは2014年8月22日、既存の物理ネットワーク機器をそのまま使いながらネットワーク構成を動的にプロビジョニングできるようにするソ フト「Anuta NCX」の販売を開始した。同ソフトの導入や教育を実施するSI(システム・インテグレーション)サービスとセットで「SDN管理サービス」の名称で提供 する。Anuta NCXの開発会社は米Anuta Networksで、日立システムズはネットワールドを介した2次販売代理店に当たる。

 Anuta NCXは、物理ネットワーク機器をネットワーク構築の構成要素として利用する、SDN(ソフトウエア・デファインド・ネットワーク)ソフトである。仮想ア プライアンス型のネットワーク機器のように、スイッチ/ルーターや負荷分散装置といったネットワークの構成アイコンをGUI上で並べて線でつなぐだけで、 ネットワークを構築/配備できるようにする。

 同ソフトを使うと、必要なネットワーク構成をサービスカタログ化しておき、これを動的に配備できる。ユーザー部門などがネットワークを調達できるように するセルフサービスポータル機能を内蔵しているほか、REST APIを介して外部のクラウド運用ソフトからネットワークを配備できる。Anuta NCXのバックエンドでは、構成要素となる個々のネットワーク機器の設定を、これまで通りコマンド(CLIやAPI)を介して変更する。

 Anuta NCXから動的に設定を変更できる物理ネットワーク機器は、2014年7月現在で表1の通り。

表1●Anuta NCXから動的に設定を変更できるネットワーク機器
スイッチ/ルーター
米Arista Networks
米Brocade Communications Systems
米Cisco Systems
米DELL(Dell Force10)
米Hewlett-Packard
米VMware(vSwitch)
アラクサラネットワークス
日立金属(APRESIA)

2.NTTレゾナントがZTEのLTEスマホ「Blade Vec 4G」を1万9800円で販売開始(8.22 nikkeibp)
 NTTレゾナントは2014年8月21日、中国ZTEのLTE対応スマートフォン「Blade Vec 4G」を発売した(写真)。NTTコミュニケーションズのSIMカード「OCN モバイル ONE」のパッケージとセットで販売し、価格は1万9800円(税込み)。NTTレゾナントとNTTコミュニケーションズが共同運営するWebサイト 「NTTコムストア by goo SimSeller」で販売する。Blade Vec 4Gは日本初登場で、LTE対応スマートフォンとして市場最安値だとする。

 OSはAndroid 4.4で本体サイズは142.3×70.4×7.8mm(突起部を除く)、重量132g。クアッドコアCPUを搭載し、5.0インチで解像度1280× 720ドットのディスプレイを備える。バッテリー容量は2300mAh。サポートする周波数帯域はW-CDMA(2100M/800MHz)、GSM (900M/1800M/1900MHz)、LTE(2100M/1700M/800MHz)となる。

3.米国の病院に中国からサイバー攻撃、患者450万人のデータが流出(8.19  nikkeibp)
 病院経営を手がける米Community Health Systemsは、中国からのサイバー攻撃によって約450万人の個人情報が流出したことを、現地時間2014年8月18日に米証券取引委員会(SEC) に提出した臨時報告書(Form 8-K)で明らかにした。

 報告書によると、Community Health Systemsはコンピュータネットワークに不正侵入があったことを2014年7月に確認した。同社とセキュリティ会社の米Mandiantが調査したと ころ、2014年4月から6月にかけて中国を発信地とするサイバー攻撃を受けたことが分かったという。犯罪者グループは、高度なマルウエアと技術を使って APT(Advanced Persistent Threat)攻撃を展開。セキュリティ機能をかわして一部データをコピーし、外部に送信した。

 この攻撃により、過去5年のあいだにCommunity Health Systems系列の内科医の診察あるいは治療を受けた約450万人の個人データが流出した。盗まれたデータには、患者の氏名や住所、誕生日、電話番号、 社会保障番号が含まれる。患者のクレジットカード情報、診断情報やカルテは無事だという。

4.インターネット接続のスマホを内線電話機にするソフト、日本エンタープライズが 販売(8.18 nikkeibp)
 日本エンタープライズは2014年8月18日、インターネットに接続したスマートフォン(Android/iOS)を社内の内線電話機として使えるよう にするソフトウエアパッケージ「AplosOneソフトフォン」を発表、同日販売を開始した。既存のIP電話ソフト製品群「AplosOne」のオプショ ンとして提供する。システム導入費用は、ソフトウエアライセンスのほかにサーバー機の費用やシステム構築費用を含めて100台規模で数百万円程度。

 AplosOneソフトフォンは、スマートフォンを社内の内線電話機として使えるようにするソフトウエア製品である。システムは大きく四つのソフトウエ アで構成する。スマートフォンに導入する専用の電話ソフト、IP-PBXサーバーソフト、電話ソフトからログインすることで電話ソフトとIP-PBXを仲 介するアプリケーションサーバーソフト、アカウント管理サーバーソフトである。既存のPBXやIP-PBXがある場合は、これを置き換えて使うことにな る。

 固定電話(社内LANに接続されたIP電話機)の代わりにスマートフォン(インターネットに接続されたIP電話機)を使うことによって、どこでも内線電 話を利用できるようになる。

5.14部門で首位交代、変動激しいハード分野---「顧客満足度調査 2014-2015」結果発表(8.18 nikkeibp)
日経コンピュータは2014年8月18日、「日経コンピュータ 顧客満足度調査 2014-2015」の結果を発表した。
 顧客満足度調査は、企業向けIT関連製品やサービスに関する満足度を、CIO(最高情報責任者)や情報システム部長といった製品・サービス導入の責任者 が評価するもの。2014年で19回目を迎えた。

 「顧客満足度1位」を獲得した企業は以下の表の通り。

顧客満足度調査 2014-2015の部門別1位企業 部門名 企業名
デスクトップPC 富士通
ノートPC 富士通
PCサーバー 富士通
UNIXサーバー 富士通
ミッドレンジサーバー 日本IBM
メインフレーム 日本IBM
ストレージ 富士通
ネットワーク機器 NEC




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