週間情報通信ニュースインデックスno.960 2014/08/02


1.PCやスマホで「タケコプター」を仮想体験、ヤフーが期間限定で公開(8.1  nikkeibp)
 ヤフーは2014年8月1日、PCやスマートデバイスを使ってドラえもんのひみつ道具「タケコプター」による空の散歩を仮想的に体験できるサービス「ド ラえもん『のび太と空中散歩』」を8月22日から9月5日までの期間限定で公開すると発表した。

 サービスを利用すると、パソコンやスマートフォン、タブレット端末の画面に現在の東京の景観が表示される。マウス操作や端末を上下左右に動かすことによ り、自由に視点を動かして上空からの360度全方向パノラマビューを楽しめる。

 パノラマビュー用画像コンテンツの撮影には、UAV(Unmanned Aerial Vehicle、無人航空機)を利用。UAVによるパノラマサービス事業「Blue Sky Pano」を提供しているブルーイノベーションとの協業で実現したという。

 サービスを利用するための要件は、PCの場合はWebブラウザーとしてInternet Explorer 10以上、Firefox 11以上、Google Chrome 16以上、Safari 6以上が必要。加えて、(1)WebブラウザーでFlashコンテンツを利用できること、(2)JavaScriptの実行を許可していること、(3)同 サービスによるCookieの利用を許可していること---の3条件を満たす必要がある。

2.日本通信の1Q決算、「格安SIM」は順調だが先行投資かさみ大幅減益(8.1  nikkeibp)
 日本通信は2014年7月31日、2014年4〜6月期連結決算を発表した。売上高は前年同期比24.5%増の13億300万円、営業利益は同 65.3%減の2800万円、と増収減益だった。携帯電話大手に比べて割安にモバイル通信を利用できる「格安SIM」は順調だが、先行投資がかさんで大幅 な減益となった。

 8月1日の決算説明会に登壇した三田聖二社長は、「メジャー級のサプライズ(大幅な減益)でご迷惑をおかけしたのであれば申し訳ない」としつつも、「短 期の数値を追求すれば、必要な投資がおろそかになる。もう少し長い目で見てほしい。今期は頑丈な結果に着地させる」と自信を見せた。

3.LINEが2014年4-6月期の売上高開示、LINE事業は前の四半期比で 25%増(7.31 nikkeibp)
 LINEは2014年7月31日、2014年4-6月期の業績を開示した。2014年4-6月期の売上高は前の四半期(2014年1-3月期)比で 17.5%増の212億円。業績は同社子会社であるLINE PLUS、LINE Business Partners、データホテルなどとの連結業績である。売上高のうち、同社の基幹事業であるLINE事業の2014年4-6月期売上高は前の四半期比 25%増の182億円、対前年同期比で146%増となった。売上高以外の業績はこれまで同様非公表。

 一部海外でLINEへの出資・提携について中国のアリババ・グループおよびソフトバンクが交渉していると報じられたが、これについては「事実無根」 (LINE)と回答。上場については引き続き「申請中」である。

4.グーグル、Chrome OSベースのWeb会議システムを国内企業向けに提供開始(7.30 nikkeibp)
 グーグルは2014年7月30日、Chrome OSベースのWeb会議システム「Chromebox for meetings」(写真)を国内企業向けに提供開始したと公式ブログ上で発表した。ソフトバンクテレコムなどの代理店経由で販売する。価格(希望小売価 格)は15万円で、初年度分の管理コンソール(ソフトウエア)使用料も含まれる。2年目以降は、同使用料として年額3万5000円が必要になる。

 Web会議システムに必要なハードウエアおよびソフトウエア一式をセットにして提供する。ハードウエアは、(1)Chrome OSを採用した Intel Core i7プロセッサ搭載の小型PC「Chromebox」、(2)オートフォーカスレンズを装備したフルHD(1080p 最大1920×1080ピクセル) 対応のHDカメラ、(3)ノイズフィルタリング機能付きマイクを内蔵した据え置き型マイク/スピーカー、(4)背面にQWERTYキーパッドを備えたRF (電波)方式のリモコン---を同梱する。

 Chromeboxに搭載するソフトウエアは、ビデオチャットや画面共有機能などを備えたコミュニケーションサービス「Google+ ハングアウト」と会議室の予約機能などを備えた管理コンソール「会議室の管理」の二つ。

 なお、Chromebox for meetingsは同社の企業向けクラウドサービス「Google Apps for Business」と連携して利用することを想定した製品となっている。

5.KDDIが法人向けIDaaSを発表、電話着信を利用した多段階認証に対応 (7.29 nikkeibp)
 KDDIは7月29日、法人ユーザーを対象として、クラウドサービス利用時のID・認証一元管理の仕組みをサービスとして提供するIDaaS (IDentity as a Service)「KDDI Business ID」(図)を8月末から提供すると発表した。

 8月末に提供開始予定の「Google Apps for Business」や2014年秋提供開始予定の「Office 365 with KDDI」など、同社が提供する複数のクラウドサービスに、PCやスマートデバイスから一つのIDで多段階認証を用いてログインできる仕組みを提供する。

 多段階認証は、通常のIDとパスワードを使った認証に加えて、ワンタイムパスワードや携帯電話/スマートフォンを利用した「着信認証」を用意する。着信 認証とは、あらかじめ登録した携帯電話/スマートフォンへの着信に応答した後、コードを入力することで認証する方式である。

 事前に許可した端末からのログインのみを認証する「利用デバイス制限」や、社内向けIPアドレスを設定することにより、社外からのアクセスを制限できる 「アクセス場所制限」などの機能も搭載。企業内で使っているActive Directoryのアカウント情報をKDDI Business IDへ一括登録できる「Active Directory一括登録機能」も用意している。

 料金は、初期費用(初期登録料)が無料で、月額料金としてサービス利用料が1ID当たり150円、着信認証を使う場合はIDごとに別途100円かかる。




 ホームページへ