週間情報通信ニュースインデックスno.958 2014/07/12


1.ポリコム、フリーアドレスの新オフィスとテレワーク実践を紹介(7.11  nikkeibp)
 ポリコムジャパンは2014年7月10日、報道関係者向けに新東京オフィスを公開した。同時に同社のテレビ会議システムなどを活用した、 テレワークの実践に関する取り組みについても紹介した。なお同社は6月9日に新東京オフィスに移転している。

 新オフィスは東京・新宿の新宿イーストサイドスクエアの3階にある。技術職や固定席が必須となる専門職以外はフリーアドレスになっている。フリーアドレ スの導入により、オフィススペースは従来比で約50%削減したという。

 さらに同社は2011年3月11日の東日本大震災以降、全社員を対象に上長の許可を得ることでテレワークを認め、柔軟な職場環境を構築する「ダイバーシ ティ推進戦略」を推進している。

 テレワークの導入効果について、ポリコムジャパンビジネスオペレーションズシニアマネージャーの藤井浩美氏は次のように語る。「これまでは特に作業が無 い場合でも、夜に実施する海外とのテレビ会議のために、会社に残って深夜タクシーで帰宅するということがあった。テレワークの導入によって無駄な残業が減 り、空調代なども大幅に節約できた」。

 テレワークを支援するツールとして、ポリコムのテレビ会議システム「RealPresence Desktop/Mobile」や、米マイクロソフトの企業向けコミュニケーションツール「Lync」などを使用。ツールの運用ルールについても細かく定 めている。

 また、営業職が外出先でもオフィスと同様の作業ができるように、リージャスと契約し全国50拠点のサテライトオフィスを用意した。「利用料は1カ月で 3000円程度と圧倒的に安い。コーヒーなどの飲料も無料で飲める」(藤井氏)。

2.Amazon.com、企業向けファイル共有サービス「Zocalo」を発表 (7.11 nikkeibp)
 米Amazon.comのクラウド事業Amazon Web Services(AWS)は現地時間2014年7月10日、企業向けストレージおよびファイル共有サービス「Amazon Zocalo」を発表した。企業はさまざまなタイプのファイルを安全な方法で保存、共有、閲覧、管理することができる。現在、限定プレビュー版を公開して おり、英語のみ対応する。

 Amazon Zocaloでは、Windowsパソコン、米Appleの「Mac」や「iPad」、Amazon.comの「Kindle Fire」、Android搭載タブレット端末などから、ドキュメント、スプレッドシート、プレゼンテーション、Webページ、画像、PDF、テキスト ファイルを手軽にクラウド上に保存し、共有および閲覧できる。閲覧者はドキュメントにコメントを書き残すことも可能。

 既存の「Active Directory」と統合し、共有ルール、認証ログ、コメント要求と収集、保存場所などを一元的に管理できる。また、AWSの仮想デスクトップサービス 「Amazon WorkSpaces」と連携する。

 利用料は200Gバイトのストレージで1ユーザー当たり月額5ドル。Amazon WorkSpacesのユーザーは最大50Gバイトを無償で利用でき、月額2ドル払えば上限を200Gバイトに引き上げられる。

3.IJ、インターネットを介さずAzureに接続するサービスを日本初提供(7. 10 nikkeibp)
インターネットイニシアティブ(IIJ)と日本マイクロソフト(日本MS)は2014年7月10日、両社のクラウドサービスを連携させたマルチクラウド サービスの提供で協業すると発表した。第1弾として、2014年10月よりインターネットを経由せずに、日本MSのクラウドサービス「Microsoft Azure」と接続可能なサービス「Express Route」の受注活動を開始する。

 Express Routeは2014年5月に発表済みで、Azureへの閉域網接続を提供するサービス。既に米国や欧州では販売が始まっているが、今回IIJが日本初の パートナーとしてExpress Routeを国内で提供する。IIJのバックボーン・ネットワーク上に、顧客専用のプライベートネットワークを構築する「IIJ GIOプライベートバックボーンサービス」を経由し、Express Routeを利用できる環境を提供する。

 サービス名は「IIJクラウドエクスチェンジサービス for Microsoft Azure」。同サービスを利用することで、ユーザーはオンプレミスの環境やIIJのクラウドサービス「IIJ GIO」を、インターネットを経由せずにAzureと接続できる。

4.アイ・オー・データ機器、スマートフォンから映像確認できるネットワークカメラ (7.11 nikkeibp)
 アイ・オー・データ機器は、無線LANに対応したネットワークカメラのエントリーモデル「Qwatch(クウォッチ)」(型番:TS-WLCE)を 2014年7月下旬に発売する。自宅に設置したカメラ映像をスマートフォンやタブレットから確認でき、留守中のペットの様子見や子どもの帰宅確認などに利 用できる。希望小売価格は8900円(税別)。

 カメラをルーターと有線LANまたは無線LAN接続するネットワークカメラ。無線LANはIEEE802.11b/g/nに対応し、WPSボタンで簡単 に接続設定できる。Android/iOS向け無料アプリ「QwatchView」からQRコードを読み取るだけで設定完了し、カメラを操作したり映像視 聴できる。

5.世界タブレット市場、出荷台数が初めて前年割れ、小型機の需要低下で(7.11  nikkeibp)
 タブレットコンピュータ市場に関する調査によると、2014年第1四半期(1〜3月)の世界出荷台数は5600万台で、前年同期の5900万台を下回っ た。米AppleがiPadの初代機を市場投入して以来、タブレットの出荷台数は一貫して増加していたが、今回初めて前年割れとなった。Wall Street JournalやCNETなどの米メディアが現地時間2014年7月10日に市場調査会社、米NPD DisplaySearchのレポートを引用して報じた。

 それによると、前年割れとなった要因の1つは、画面サイズの小さなタブレットの需要低下。中国をはじめとする新興国市場では5.5インチ以上の大型ス マートフォンに人気があり、小型タブレットの顧客を奪っている。米GoogleのNexus 7、米Amazon.comのKindle Fire HDX 7、米AppleのiPad miniに代表される7〜7.9型端末の全出荷台数に占める比率は昨年、58%だった。だがNPD DisplaySearchはこうした小型端末は昨年がピークで、2014年以降の比率は徐々に低下していくと見ている。これに対し8〜10.9インチ端 末は増加し、4年後には7〜7.9インチを上回るという。また昨年、わずか数パーセントだった11インチ以上の端末は、4年後に10%を超えると予測して いる。




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