週間情報通信ニュースインデックスno.948 2014/05/03

1.ベトナムだけで売上高1億円、DTSが新拠点(5.2 nikkeibp)

 金融機関向けITサービスに強みを持つDTSは2014年5月2日、ベトナムに新拠点を設立したと発表した。オフショア開発におけるコスト削減と、 BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)事業の拡大が狙いだ。設立から2年間で売上高1億円、50人体制の実現を目指す。

 ベトナムの首都ハノイに4月23日、「DTSソフトウエアベトナム」を新設した。海外の現地法人としては4拠点目、ASEANではタイに続き2拠点目と なる。DTSは上海拠点などでオフショア開発を手掛けているが、中国の人件費高騰を受け、より安価なベトナムでも事業を展開する。日本で受託したシステム 開発をアウトソーシングするほか、DTSのソフトウエア製品の開発も担わせる。

2.ドコモが3分野で満足度1位、スマホユーザー5.5万人を調査(5.2  nikkeibp)
 日経BPコンサルティングは2014年5月2日、「スマートフォンユーザーのネットワーク利用実感に関する満足度調査」の結果を発表した。調査では、 NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクモバイルのスマホユーザー合計5万5000人に対し、「エリア」「通話品質」「通信品質」の3分野について Webアンケートを実施した。その結果、今回はいずれの分野もNTTドコモが1位となった。

 日経BPコンサルティングでは、スマホのつながりやすさや速度を調査員が実測する大規模調査を実施している。今回は、ユーザーが実感している満足度を調 査することで、通信事業者のサービスに対する評価を総合的に把握するために企画したという。

 「エリア」は、文字通り通話エリアの満足度について聞いた。「通話品質」は「つながりやすさ」「音質のよさ(クリア、聞き取りやすい)」「ノイズがな い」「途切れない」などの項目を、「通信品質」は「つながりやすさ」「通信速度」「途切れのなさ」などの項目についてそれぞれ満足度を聞いた。

結果はいずれもドコモ、au、ソフトバンクの順

 「エリア」については、いずれの通信事業者も満足度が高かった。「満足」と答えた割合は、NTTドコモが40.0%、KDDI(au)が31.2%、ソ フトバンクモバイルが23.2%の順だった(図1)。「やや満足」まで含めると、NTTドコモが78.2%、KDDI(au)が70.3%、ソフトバンク モバイルが61.6%となる。これについて、日経BPコンサルティングは「各通信事業者が2013年度にネットワークを強化しており、その結果が表れた」 と分析している。

3.NTTとアルカテル、富士通の研究プロジェクトがNFV ISGのコンセプト実証に認定、沖縄でデモを実施(5.1 nikkeibp)
 NTTと日本アルカテル・ルーセント、富士通は2014年5月1日、3社が2月から取り組んでいるNFV(Network Functions Virtualization)に向けた新しいサーバーアーキテクチャーの研究プロジェクトについて、欧州の標準化団体「ETSI」配下に設立された NFV ISG(Network Functions Virtualization Industry Specification Group)のコンセプト実証(PoC:Proof of Concept)に認定されたと発表した。NTT研究所のNFV ISGのコンセプト実証認定は、シスコシステムズ、ジュニパーネットワークス、日本ヒューレット・パッカードと共同で実施しているサービスチェイニングの プロジェクトに次いで2件目となる。

4.JALとNRIがグーグルグラスの実証実験、航空機整備の効率アップへ(5.2  nikkeibp)
 日本航空(JAL)と野村総合研究所(NRI)は2014年5月1日、米ホノルル空港で眼鏡型のウエアラブル端末「グーグルグラス」を使った実証実験を 開始したことを発表した。航空機の整備や貨物の搭降載といった作業に活用する。

 実験のイメージはこうだ。航空機の整備業務であれば、整備担当者がグーグルグラスのカメラ機能を使って傷や不具合などのあるところを撮影し、東京の「オ ペレーションコントロールセンター(OCC)」に送信。すぐさま整備の専門担当者の判断を仰ぐ。

 現在は、傷や不具合などを撮影した画像をその場で送信していない。担当者が事務所に戻ってから、パソコン経由でOCCに送っているという。

 JALは様々な業務にグーグルグラスといった最新のIT端末を活用し、仕事のやり方を抜本的に見直したい考えだ。グーグルグラス数台を活用した実証実験 の期間は、約1カ月になる見込み。同社は実証実験の成果を踏まえて、本格導入するかどうかを判断する。

5.ANAグループ、iPhone9000台導入など音声基盤刷新で年4億円費用減 へ(4.24 nikkeibp)
 全日本空輸(ANA)グループは、クラウド型の音声基盤導入やスマートフォンによる内線電話の実現など音声基盤の刷新により、今後、年間ベースで4億円 のコスト削減を見込んでいると発表した。 音声基盤のモビリティを高め、場所にとらわれない働き方を実現して業務効率を高める。同社が中期経営計画で目標 としている1360億円(2011年度から2016年度の累計)のコスト削減の一環である。
 ソフトバンクテレコムから合計9000台のiPhoneを導入し、従業員がオフィス外にいる際も会社のダイヤルイン番号宛の着信を受けたり、内線通話が できるようにする。クラウド型音声基盤には、2014年からNTTコミュニケーションズの「Arcstar UCaaS」を導入した。


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