週間情報通信ニュースインデックスno.937 2014/02/01


1.ドコモの2013年4〜12月期決算は減収減益、iPhone効果の遅れに不満 も(1.31 nikkeibp)
 NTTドコモは2014年1月31日、2013年4〜12月期連結決算(米国会計基準)を発表した。売上高は前年同期比0.2%減の3兆3635億円、 営業利益は同1.9%減の6886億円と減収減益だった。スマートフォンの拡販でパケット収入は増加しているが、音声や月々サポートによる減収の影響が大 きく、厳しい状況が続く。

 2013年9月にiPhoneの販売に参入したことで、足元の純増数やMNP(モバイル番号ポータビリティー)、解約率といった指標は改善の兆しを見せ ている。2013年12月には純増数で1位を奪取した(関連記事:2013年12月の携帯電話純増数、ドコモが2年ぶりに首位を奪取)ほか、解約率も 2013年10月が0.82%、同11月が0.72%、同12月が0.74%と低下してきた。

 ただ、想定より回復が遅れ、「不満が残った」。iPhoneの販売直後は在庫不足に悩まされ、iPhoneの販売チャネル拡大や上位サービスの展開にも 時間を要した。iPhoneへの対応が遅れ、dビデオは純減を記録した。「(iPhone効果を)もっと早めに出したかった」(加藤社長)とする。

2.NECが東洋製罐グループにSDNを導入、ネットワーク統合でファイアウォール の台数を50分の1に(1.31 nikkeibp)
 NECは2014年1月31日、東洋製罐グループホールディングス(以下、東洋製罐GHD)に、SDN(Software Defined Network)を活用したネットワークを導入したと発表。2014年2月から順次稼働する。

 東洋製罐GHDは2013年4月の持株会社体制に移行後、TCO(総所有コスト)削減、セキュリティレベルの強化を目的に、グループ各社のネットワーク 統合プロジェクトに取り組んでいる。このプロジェクトの第一段階として、今回NECの「UNIVERGE PFシリーズ」を活用したSDNのネットワークを構築した。

 NECによると、このネットワーク統合により、これまでグループ内の約30社でおよそ100台使用していたファイアウォールを、50分の1の2台に集約 できるという。また、これまで年間数百万円掛かっていたネットワークの運用管理費を、3分の1程度削減できるとした。

3.2013年の世界タブレット出荷、2億台突破、ただし成長は鈍化傾向(1.31  nikkeibp)
 米IDCが現地時間2014年1月29日に公表したタブレット端末市場に関する調査によると、2013年の世界出荷台数(速報値)は前年比50.6%増 の2億1710万台となり、2億台の大台を突破した。

 また2013年第4四半期(10〜12月)の出荷台数は7690万台で、前の四半期から62.4%増加、前年同期から28.2%増加した。世界タブレッ ト端末市場の成長は依然目覚しいものがあるが、1年前に当たる2012年第4四半期の前年同期比伸び率(87.1%増)と比較すると著しく減速している。

 IDCのリサーチディレクター、Tom Mainelli氏によると、米国などでは消費者市場で普及率が飽和状態に到達しつつあるという。「新興国市場は引き続き力強く成長しているものの、過去 数年間にあった世界市場の劇的な成長水準を維持するには不十分だった」(同氏)。

 2013年第4四半期のメーカー別出荷台数は、米Appleが2600万台で首位を維持した。2位は韓国Samsung Electronicsの1450万台。この後、Amazon.comの580万台、台湾ASUSTeK Computer(ASUS)の390万台、中国Lenovo Group(聯想集団)の340万台と続いた。

4.NEC、Android 4.1搭載の企業向けタブレット(1.31 nikkeibp)
  NECは、Android搭載の企業向け10.1型タブレット「LifeTouch L」を2014年2月20日に発売する。マルチユーザー対応や安全な無線LAN接続環境を構築できる機能、テレビ会議などでハウリングを低減するエコー キャンセル機能など、さまざまなビジネスシーンに対応する機能を備える。価格は税別で5万6300円。

 Android 4.1とWXGA(1280×800ドット)液晶を採用したタブレット端末。業務端末として複数人で共同利用する際に、ユーザーごとに使用アプリを指定で きるマルチユーザー管理機能を搭載した。また、最長約15時間動作する長時間バッテリーを内蔵し、急な出張や長時間の外出にも対応できる。

5.2013年の世界携帯電話市場、スマホが初めて10億台突破、首位は Samsung(1.29 nikkeibp)
 米IDCが現地時間2014年1月27日に公表した世界の携帯電話市場に関する調査結果(速報値)によると、2013年のスマートフォン出荷台数は前年 比38.4%増の10億420万台となり、初めて10億台の大台を突破した。携帯電話の全出荷台数に占めるスマートフォンの割合は55.1%で、前年の 41.7%から大きく伸びた。

 2011年に4億9440万台だったスマートフォンの年間出荷台数はわずか2年で倍増。エンドユーザーのスマートフォンに対する強い需要と、スマート フォンに注力したメーカー各社の事業戦略が市場に影響を及ぼしたとIDCは指摘している。

 2013年におけるスマートフォンのメーカー別出荷台数は、韓国Samsung Electronicsが3億1390万台で、首位を維持した。これに次いだのが米Appleで、1億5340万台。この後、中国Huawei Technologies(華為技術)の4880万台、韓国LG Electronicsの4770万台、中国Lenovo Group(聯想集団)の4550万台と続いた。



 
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