週間情報通信ニュースインデックスno.927 2013/11/09


1.最近、URLの「/~」を見なくなったのはなぜ?(11.8  nikkeibp)
 かつて個人のホームページのURLといえば、「http://www.example.net/~user/」のように、「プロバイダーのドメイン名」 の後ろに「/~ユーザー名/」を並べたものが一般的でした。「~」はチルダと読みます。ところが最近は、~が入っているURLはほとんど見かけません。こ れはニーズの変化と技術の高度化によるものです。

 URLの~は、Webサーバー内のユーザー領域を示します。これは、UNIX(ユニックス)で使われる一般的な書式です。例えばWebサーバー内の homeディレクトリーの下にuserAというユーザー領域があり、ここにindex.htmlというWebページのデータが置いてあるとします。この場 合、サーバー上のデータのパスは「/home/userA/index.html」ですが、~を使うことで/homeを省略し 「~userA/index.html」と表記できます。

 インターネット普及期の90年代後半、プロバイダーはインターネット接続に加えて、個人用ホームページ開設サービスの提供を始めました。このとき、プロ バイダーのドメイン名の下にユーザー領域があることを示す~が使われたのです。しかし数年後に個人向けドメイン取得サービスが始まると、独自ドメインの ニーズが高まり、結果的に~を使わなくなっていきました。これがニーズの変化による側面です。

 一方で最近のブログや共用レンタルサーバーサービスでは、「userA.example.net」のように、ユーザー名をサブドメインに割り当てた URLが多くなっています。このようなURLは、Webサーバーソフト「Apache(アパッチ)」の機能の一つである「バーチャルドメイン」(バーチャ ルホスト)を利用しています。バーチャルドメインは、1台のサーバーで複数の仮想的なWebサーバーを立てる機能のこと。Apacheのバージョンアップ に加え、WebブラウザーのHTTP1.1対応によって利用できるようになりました。つまり技術の高度化によって~を使わなくなったのです。

2.NEC、システム開発SIサービスでタブレット画面のUIを強化(11.7  nikkeibp)
 NECは2013年11月6日、システム開発SIサービスで提供する業務クライアント画面を強化し、タブレットに適したUI(ユーザーインタフェース) 部品を用意したと発表した。これを使った画面を使えば、データの参照性や入力効率が高まるという。すでにAndroidタブレット向けのUI部品を6種類 開発済みであり、同日付けでシステム開発に利用できるようになったとしている。UI部品単体では外販せず、NECのSIサービスの道具として使う。

 NECがタブレット向けのUI部品を開発した背景はこうだ。従来、タブレット向けのシステム開発は、タグ切り替えやスクロールなどが多いパソコン向けの UIを流用していた。このため、データの参照性や入力効率が悪かった。対象となる業務システムとしては、設備点検や店舗指導、在庫確認など、情報の参照や 入力項目が多い業務を想定する。

3.ポリコム、Webブラウザーで利用するWeb会議ソリューションを日本でも発売 (11.7 nikkeibp)
 2013年11月6日、ポリコムジャパンは、Webブラウザーで利用するWeb会議ソフトウエアソリューション「Polycom RealPresence CloudAXIS スイート」(以下、CloudAXIS)を発売した。CloudAXISは、提供予定のアナウンスを2012年にしており、米国では2013年の第1四半 期から販売していた(関連記事:ポリコム、新コーデックを採用したテレビ会議システム/ソフトウエアを発表)。

 CloudAXISはWebブラウザーで利用するWeb会議システムで、Webカメラを装着したWindowsパソコンやMac、iPhone、 iPad、Android端末から使える。対応するWebブラウザーは、Chrome、Firefox、Internet Explorer、Safari。CloudAXIS利用時にWebブラウザーにプラグインソフトがインストールされて使えるようになる。ハードウエアと して販売している同社製のテレビ会議システムとも会議ができる。

4.Google、ビデオチャットで専門家に相談できる「Helpouts」を開始 (11.6 nikkeibp)
 米Googleは現地時間2013年11月4日、新たなサービス「Helpouts」を発表した。ビデオチャットで専門家から問題解決のアドバイスが受 けられる。
 コンピュータがウイルス感染した、車庫のドアを直したい、宿題で分からない問題があるなど、すぐに助言や指示が必要な相談に対し、その分野に詳しい人が オンラインビデオを介して答える。語学、料理、楽器、フィットネスといった学習や趣味にも利用できる。
 ユーザーは、相談したい相手を資格や経歴、能力、価格、格付けやレビューによって選び、すぐにアクセスして相談するほか、前もって予約することも可能。 ビデオチャットしながら、スクリーン共有、プレゼンテーションの共同編集、会話の記録も行える。「もし期待に沿わなかった場合は、全額返金する」としてい る。
 Helpoutsは、少数のカテゴリーを対象に、同日サービスを開始している。相談に応じる専門家は個人のほか、フランスSephora, 米Home Depot傘下のRedbeacon、米Rosetta Stoneといった企業/ブランドがすでにHelpoutsの窓口を開設している。今後、専門家とカテゴリーを拡大していく予定。
 米メディアの報道(New York Times)によると価格は専門家がそれぞれ設定し、Googleが売上高の20%を徴収する。Helpoutsを利用して相談したいユーザーは、 「Google+」と「Google Wallet」にログインする必要がある。

5.NEC、Web APIで業務アプリ連携を強化したSIPサーバー新機種を発表(11.5 nikkeibp)
 NECは2013年11月5日、IP電話やUC(統合コミュニケーション)の基盤となるSIPサーバー装置を刷新し、新機種「UNIVERGE SV9500」と「同SV9300」(写真1)を発表した。11月25日に出荷する。新機種では、SOAP/XMLによるWeb APIを搭載し、SIP連携アプリケーションを開発しやすくした。

 UNIVERGE SV9500/9300は、IP(Session Initiation Protocol)サーバー装置である。IPアドレスと電話番号をひも付けたり、呼制御を行ったりと、IPネットワーク上で電話アプリケーションを利用で きるようにする。システム規模に応じて、IP電話の内線を4000台まで収容する上位機種のSV9500と、1536台(最小構成では128台)まで収容 する下位機種のSV9300を用意した。


 
 ホームページへ