週間情報通信ニュースインデックスno.922 2013/10/05


1.ドコモは“クアッドバンドLTE”で他社対抗、改めてネットワーク戦略を説明 (10.4 nikkeibp)
 「ドコモは“クアッドバンドLTE”を駆使して、広さ、速さ、快適さを追求する。来春には他社よりも速いネットワークを実感できるようにしていく」 ──。NTTドコモが2013年10月4日に開催したネットワークとサービスに関する記者説明会で、同社のネットワーク担当である徳弘清志取締役常務執行 役員はこのようにアピールした。

4バンドをエリアカバー/スループット向上用、都市部/郊外向けに役割分担

 そんな徳弘常務が、ドコモのキーワードとして挙げる“クアッドバンドLTE”とは、ドコモが保有する2GHz帯、800MHz帯、1.5GHz帯、 1.7GHz帯の4バンドを使ったLTEのネットワーク構成を指す。それぞれのバンドは、エリアカバー/スループット向上用、そして都市部/郊外向け、と 役割が異なっている。

ドコモは本年度、LTEエリアの倍増計画を進めている。2013年3月末で約2万4400局だったLTE基地局を、2014年3月末には約5万局へと広げ る計画で、エリアは順調に拡大しているという。LTE向けの帯域を10MHz幅×2使った75Mビット/秒以上の対応基地局も、2013年3月末で約 6400局だったのを、2014年3月末には約4万局へと大幅に拡大する計画だ。

 徳弘常務は「LTEの車線を広げれば広げるほど3Gが混雑する。そのため当初はLTEの車線を広げるのに慎重だった。ただ昨年末に、3Gのトラフィック のピークアウトが確認できたため、モードが切り替わった」と打ち明ける。

2.ブロケード、ToRスイッチでVLAN制限を超える大規模テナントを利用可能に (10.4 nikkeibp)
 ブロケードコミュニケーションズシステムズは2013年10月4日、レイヤー2ファブリックを構成できる同社のエッジスイッチ「Brocade VDX」において、既存のVLANでは運営できない大規模マルチテナント環境を構築するための機能を追加すると発表した。具体的には、2014年1月のソ フトウエアアップデートにより、TRILLベースの仮想LAN機能「VCS Virtual Fablic」と、VXLANゲートウエイ機能「VCS Gateway for VMware NSX」を追加する。

 エッジスイッチに二つの新機能を追加して、VLANを拡張する。(1)VCS Virtual Fablicは、TRILLベースの仮想LAN機能である(TRILL Fine-Grained Labels)。レイヤー2ネットワークにおいて、既存のVLANを代替する。これにより、VLANの制限である4096(12ビット)個を超える仮想 LANを運用できる。論理的には1677万個(24ビット)の仮想LANを運用可能だが、当初は8000個の仮想LANを運用できる。VLANとのマッピ ングが可能で、VLANの知識があれば容易に運用できる、としている。

 もう一つの(2)「VCS Gateway for VMware NSX」は、レイヤー3トンネルでVLANを拡張するVXLANのゲートウエイ機能である。レイヤー2のフレームをレイヤー3パケットでカプセル化し、 VXLAN ID(24ビット)を付けて通信する。別途、VMware NSXなどの外部コントローラーが必要になるが、レイヤー3をまたいでレイヤー2のLANを拡張できるほか、VLANの制限を超える1677万個の仮想 LANを運用できるようになる。

3.ユニクロがSquareのモバイル決済サービスを国内大手小売りで初採用、 iPadをPOSレジに(10.4 nikkeibp)
 ユニクロは2013年10月11日、Squareが提供するモバイル決済サービスを導入する。国内の大手小売りチェーンでは初となる(関連記事:ぐるな び、Square、三井住友カードが協業、Square導入などで飲食店の決済機能を強化 )。

 導入する店舗は、同日に「ユニクロ銀座店」の12階にオープンする「ウルトラライトダウン スペシャルストア」。この店舗では店員がiPadで接客をするが、今回のSquareの導入で、そのiPadがPOSレジ代わりにもなる。スピーディーに クレジットカード決済に対応できるようにする。

 ユニクロはウルトラライトダウン スペシャルストアへのSquare導入を皮切りにして、他店舗にも広げていく計画。簡単にクレジットカード決済ができる環境を整えて、レジ待ち時間の短縮 につなげていくとしている。

4.Amazon.com、映像配信端末やスマートフォンの発売を計画、米メディア の報道(10.4 nikkeibp)
 米Amazon.comが、米Appleの「Apple TV」のようなセットトップボックス(STB)を年末商戦に向けて準備していると複数の米メディアが現地時間2013年10月3日に伝えた。米Wall Street Journalによると、この製品の開発コード名は「Cinnamon」。Amazon.comはこのデバイスで、さまざまなサービスを提供するため、 ケーブルテレビ局やアプリケーションの開発者と交渉しているという。

 米Amazon.comがSTBを開発しているというニュースは今年4月に米Bloombergなどが伝えていた。だがWall Street Journalは、Amazon.comが自社のデジタルコンテンツだけでなく、他社の映像/音楽ストリーミングやゲームなど多様なサービスをSTB上の アプリケーションを通じて提供しようと考えている点がこれまでと異なると伝えている。

 一方で米TechCrunchなどは、Amazon.comが2つのスマートフォンを開発していると伝えている。1つは年末の発売に向けて準備している とされる廉価モデル。もう1つは3次元視線検出技術を用いたユーザーインタフェースを備えるモデル。後者の開発コード名は「Smith」だという。こちら は本体前面の四隅にそれぞれカメラを備え、ユーザーの目や頭の動きを追跡して視点を捉えるという。

5.UQが最大110Mbpsの「WiMAX 2+」サービスを10月末開始、当初は「上限なし」に(9.30 nikkeibp)
 UQコミュニケーションズは2013年9月30日、下り最大110Mビット/秒のモバイルブロードバンドサービス「WiMAX 2+」を10月31日から開始すると発表した。
 WiMAX 2+は現行のWiMAX規格を内包しつつも、TD-LTE互換モードを備える「WiMAX Release 2.1 Additional Edition」(WiMAX 2.1 AE)を新たにシステムとして採用。ソフトバンク系のWireless City Planning(WCP)との争奪戦の末にUQが2013年7月末に獲得した、2.5GHz帯の追加割り当て周波数帯20MHz幅を用いてサービスをス タートする。



 ホームページへ