週間情報通信ニュースインデックスno.921 2013/09/28


1.日立が電話機能のクラウドサービス「CommuniMax/CT」提供、月額 1890円から(9.27 nikkeibp)
 日立製作所は2013年9月25日、同社のデータセンター内に構築した電話システムを法人向けに提供するクラウド型のIP電話サービス 「CommuniMax/CT」を11月1日から提供開始すると発表した。申し込み受け付けは10月1日から。

 CommuniMax/CTは、Basic版、高信頼版、高セキュリティ版の3つのメニューを用意。通常の発着信機能や内線・グループの登録と変更、 ユーザーごとの電話機能設定といった機能はいずれも共通で、高信頼版はPBXシステムの冗長化、高セキュリティ版はVPN接続に対応する。利用内線数は 10番号から利用可能で、Basic版は1内線番号あたり月額1890円、高信頼版は月額2835円、高セキュリティ版は個別見積もりとなる。回線費用や 拠点のシステム構築費用などは別途必要。また1契約につき10万5000円の基本初期契約料が必要となる。

 電話機能だけでなく、オプションで社員DB検索や3PCC(3rd Party Call Control)発信、プレゼンス、発着信履歴表示などを提供する「CommuniMax/CT UCポータルサービス」も用意する。1IDあたり月額210円で、2014年2月から提供予定である。

 また、スマートフォンで同サービスを利用するための専用アプリケーションを11月1日から提供する。データセンター上のサーバーを経由する“V字発信” 機能により、業務と私用の通話料金を区別できる。発着信履歴や電話帳などはサーバー側で管理することで、スマートフォン紛失時の情報漏えいを防ぐ。なお発 着信履歴が管理可能なスマートフォンはAndroid搭載機となる。またスマートフォン向けの機能を利用する際は、別途個別見積もりの 「CommuniMax/CT スマホ同時接続ライセンス」が必要となる。

2.Google検索は15周年、新アルゴリズム「Hummingbird」導入を 米メディアが報じる(9.27 nikkeibp)
 米Googleは現地時間2013年9月26日、検索サービス「Google Search」が15周年を迎えたと発表するとともに、Google Searchの機能強化について明らかにした。「Knowledge Graph」の新ツール追加、iOS向けアプリケーションのアップデートに加え、複数の米メディアが新たな検索アルゴリズム「Hummingbird」 (開発コード名)について報じている。

 Knowledge Graphは、ユーザーが探している対象とその関係を理解し、ユーザーが求めている情報と関連データをまとめて提示する機能で、昨年5月より提供してい る。今回の強化で、情報の絞りこみや関連情報への移行、情報の比較が簡単に行えるようになった。たとえば「印象派画家」を検索すると、多数の印象派画家に 関する情報を画像やリンク、テキストを含めて返すとともに、上部に「全ジャンル」「抽象芸術」「バロック派」「現代芸術」といった項目を表示する。また 「バターとオリーブオイルを比較して」と音声検索すれば、両方の成分表が並んで表示される。

3.S&I、初期費用を抑えた月額制のスマホ内線化システムを販売(9.26  nikkeibp)
 エス・アンド・アイ(S&I)は2013年9月26日、スマートフォン端末をオフィスの電話として使えるようにするサーバーシステム 「uniConnect II+」の販売手法を拡大し、これまでの売り切り型のシステム販売に加えて、新たに月額制で利用できるパッケージ製品を用意したと発表した。売り切り型で は150人規模で500万円程度の初期費用が必要だったが、月額制では初期費用無しで利用できる(設置作業費などは別途必要)。

 前提となるuniConnect II+とは、スマートフォンをオフィスの電話として使えるようにするシステムである。スマートフォンからは、VoIPではなく3G網を使って通話する。 uniConnect II+のサーバーを中継することにより、オフィスの固定電話番号から電話をかけられるほか、オフィスの固定電話番号にかかってきた電話をスマートフォンで 受けられる。個々のスマートフォンに付けた内線電話番号を使った内線通話もできる。スマートフォン(Android/iOS)に専用の電話アプリケーショ ンを導入して利用する。

 スマートフォンの利用者の視点では、1台で、プライベートの携帯電話番号とオフィスの固定電話番号を使い分けられる。このため、BYOD(私物の業務利 用)にも都合がよい。

4.日本のインターネット産業の成長を促す」、アジアインターネット日本連盟が発足 (9.25 nikkeibp)
 グーグル、ヤフーなどインターネット事業を手掛ける7社は2013年9月25日、政策提言を目的とした「アジアインターネット日本連盟(AICJ: ASIA INTERNET COALITION JAPAN)」を設立した。インターネットにおける自由で公正な情報の流通を支え、インターネット産業が持続的に成長できるような提言を政府や官公庁、学 会などに行っていく。

 AICJは、シンガポール、ベトナムなどアジア地域でインターネットの政策を提言するAIC(ASIA INTERNET COALITION)の日本支部として設立した。AICは2009年に香港で設立され、現在はシンガポールを拠点として活動している。

5.LINEでビデオ通話が可能に、最長10秒間の動画を撮影・共有する機能も追加 (9.24 nikkeibp)
 LINEは2013年9月24日、スマートフォン向けの無料通話・メールアプリ「LINE」をバージョンアップし、ビデオ通話機能を追加した。ビデオ通 話機能は世界同時公開となる。また最長で10秒間の動画を撮影して共有できる「Snap Movie」をiPhone版で先行公開した。ビデオ通話機能については、8月21日に同社が開催したイベントで発表済みである(関連記事:LINEが新 たにビデオ通話、音楽配信、ネット通販に参入)。

 ビデオ通話機能は、iPhone、AndroidおよびPC(Windows/Mac)で、1対1のビデオ通話を無料で利用できる(写真1)。対応する デバイスはiOS 4.3以降をインストールしたiPhone 4以上(iOS 7を搭載するiPhone 5s/5cにも対応)、Android 2.3以上を搭載するスマートフォン、Windows XP/Vista/7/8搭載PCおよびMacOS 10.6〜10.8搭載機。



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