週間情報通信ニュースインデックスno.917 2013/08/31


1.徳島県庁がOpenOffice.orgからLibreOfficeに移行へ (8.30 nikkeibp)
 徳島県は行政事務用パソコンの標準オフィスソフトをOpenOffice.orgからLibreOfficeに移行する。2014年1月に更新するパソ コンからLibreOfficeを導入する。

 徳島県では現在、県庁内で使う標準のオフィスソフトとしてオープンソースのOpenOffice.orgを採用している(関連記事)。今年度の更新パソ コンから、すでにサポート期限が切れている一太郎、Excelはインストールしない。これにより、購入する場合のライセンス料を約1億円削減できるとして いる。

 LibreOfficeは、米Sun Microsystemsが米Oracleに買収されたことをきっかけに、OpenOffice.org開発コミュニティの主要メンバーが2010年9月 に設立したThe Document Foundationが開発しているオープンソースのオフィスソフト。徳島県では「OpenOfficeよりも機能改善やセキュリティ対策などのバージョ ンアップが頻繁であり、最新のMicrosoft Officeとの互換性がさらに高い」ことから、LibreOfficeに移行する。

 自治体のOpenOffice.org導入の先駆けとなった福島県会津若松市は、すでにOpenOffice.orgからLibreOfficeに移行 している。また埼玉県久喜市、滋賀県甲賀市、住友電気工業、JA福岡市など、自治体、企業や団体でのLibreOfficeの導入事例が増えている。

2.ビッグデータを可視化する「SIOS OSS Dashboard」、サイオスが提供開始(8.29 nikkeibp)
 サイオステクノロジーは2013年8月29日、ビッグデータを可視化するサービス「SIOS OSS Dashboard」を開始した。「Treasure Data Platform」に蓄積されたデータをOSS(オープンソースソフトウエア)を活用し可視化する。

 Treasure Data Platformは、米Treasure Dataが提供する、Hadoopを応用した大規模分散データのクラウドサービス。サイオステクノロジーは、Treasure Dataの代理店としてTreasure Data Platformを販売している。

 SIOS OSS Dashboardは、Treasure Data Platformから必要なデータを取り出すための設定サポートや可視化のためのダッシュボード機能をクラウド上で提供する。3日から1週間程度の短期間 での導入が可能であるとしている。

 料金は、標準仕様での初期導入設定費用が25万円、専用サイトの月額利用料が1万5千円から。

3.iPadで手軽に営業支援、システムサポートが新アプリ提供(8.29  nikkeibp)
 独立系システムインテグレータのシステムサポートは2013年8月29日、iPad向け営業支援アプリ「Mapプランニング」を発表、同日提供を開始し た。iPadの操作性を生かし、顧客とのコンタクト状況の確認や活動記録の登録などを容易にする。個々の担当者が入力したデータをサーバーに集約し、営業 に関わる状況全体を把握・管理することも可能だ。

 Mapプランニングは、担当地域の地図上に立てた「ピン」の単位で情報を付加するのが特徴。ピンを「顧客」とした場合は顧客管理に、「物件」とした場合 は物件管理に、「設備」とした場合は設備保全管理に利用できる。

 ある担当者が同じ日に複数の顧客を訪問する場合、各顧客をiPadの地図にピンとして表示するので、担当者は自分が回るべき客先を確認できる。訪問が完 了したら、その顧客を表すピンに対して、ステータス(営業の状況)を変えたり、テキストや写真といったメモ情報を追加したりする。情報はオフライン状態で も入力できる。

4.ヤマハがOffice 365を導入、31カ国の約1万2000人が利用(8.27 nikkeibp)
 ヤマハは2013年8月27日、日本マイクロソフトのクラウドサービス「Office 365」を導入すると発表した。31カ国の約1万2000人の社員が利用する。ヤマハはOffice 365の導入で、運用管理コストを半減することを目指す。

 2013年12月から順次、稼働する予定。まずは日本に導入し、その後対象国を拡大する。電子メールやカレンダー、会議室予約、ウェブ会議などの機能を 利用する。NECがシステム導入を支援するほか、グローバルで24時間365日の多言語対応などを手掛ける。

5.写真で見る国内版の新Nexus 7、タブレットとして最も高精細なディスプレイを搭載(8.26 nikkeibp)
 グーグルは2013年8月26日、都内で新製品発表会を開催し、Nexus 7の2013年新モデルを国内向けに発表した。

 新Nexus 7の本体は旧Nexus 7(2012年モデル)に比べて縦長になり、短辺方向に細くなっている。外形寸法は、旧モデルが198.5×120×10.45mmであるのに対し、新モ デルは200×114×8.65mm。長辺方向に1.5mm長く、短辺方向に6mm短くなった。

  新モデルではさらに片手で持ちやすくなったという印象だ。厚さは1.8mm薄くなり、約17%薄型化された。手に持っただけで明らかに違いが分かるほど薄 型化されている。

 インタフェースは旧モデル同様に、本体右側面に電源ボタンと音量調節ボタンを)、本体下部にmicroUSBポートを備える。microUSBポート は、外部ディスプレイへの出力が可能な「SlimPort」にも対応する。

 グーグル エンジニアリングディレクターのクリス・ヤーガ氏は、新Nexus 7について「高精細な画面やサラウンド技術を採用したオーディオなど、高機能を採り入れつつ、低価格に抑えた」と特徴を説明(写真11)。旧モデル同様、 購入しやすい価格をアピールした。

 米国との比較では、16GB・Wi-Fiモデルが229ドルに対して国内では2万7800円、32GB・Wi-Fiモデルが269ドルに対して3万 3800円、32GB・LTEモデルが349ドルに対して3万9800円となっており、現在の為替レートに比してやや割高に設定されている。

 9月中旬発売予定のLTEモデルは、国内ではSIMロックフリーとして発売され、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、イー・モバイルのLTE通信に 対応する予定。SIMカードの規格はMicro SIMとなっている。


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