週間情報通信ニュースインデックスno.915 2013/08/17


1.2013年Q2国内クライアントPC市場、デルが2けた成長でシェア4位に (8.13 nikkeibp)
 IDC Japanは2013年8月13日、日本国内のクライアントPC市場出荷実績値を発表した。2013年第2四半期(4〜6月)の国内クライアントPC出荷 台数は、前年同期比12.5%減の337万台となった。ビジネス市場は同比7.2%増の191万台で、家庭市場は同比29.4%減の146万台だった。

 ビジネス市場は、企業の業績が回復基調にあることから堅調な需要に支えられ、6四半期連続で前年同期比出荷台数増となった。一方家庭市場は、5四半期連 続で前年同期比出荷台数減だった。家庭市場の出荷減が続く中、ベンダーによっては比較的利益を確保しやすいビジネス市場に販売促進活動の比重を置く傾向が うかがえたという。また、円安に対応した価格設定の新モデルに切り替えるため、旧モデルの出荷を抑えたベンダーもあったことが出荷台数の減少に影響した。

 ベンダー別のシェアは、NECレノボグループ(26.1%)、富士通(15.3%)、東芝、デル、日本ヒューレット・パッカード(日本HP)の順で、前 期5位のデルが4位へと順位を上げた。

2.NTTレゾナント、SIMフリーiPhoneと格安データ通信SIMのセット販 売を試行(8.12 nikkeibp)
  NTTコミュニケーションズのグループ会社でポータルサイト運営などを手がけるNTTレゾナントは、米AppleのiPhoneなどSIMロックフ リーのスマートフォンやタブレットと、NTTコムが提供するモバイルデータ通信用のSIMカード「OCN モバイル エントリー d LTE 980」のセット販売を開始した。

 同社が楽天に出店している「goo SIM Seller」で、2013年7月下旬から1日ごとに台数を限定するなどして販売している。購入時に「現在契約中の通信事業者」や「端末の保有台数」など を回答してもらうアンケートを用意しており、テストマーケティングとして実施しているものだという。

 OCN モバイル エントリー d LTE 980は、月額980円で1日30Mバイトまで通信できるLTEに対応したSIMカードである。goo SIM Sellerのサイトでは、このSIMカードとiPhone5のセット購入価格を、KDDIが販売しているiPhone5を2年契約した場合との料金負担 と比較し、「2年間で最大49500円割安になる」と利点をアピールしている。

3.明治安田生命、営業職員向けにWindows 8タブレットを国内最大規模の3万台導入へ(8.9 nikkeibp)
 明治安田生命保険は2013年8月7日、OSに「Windows 8 Pro」を搭載したタブレット端末を導入すると発表した。全国で約3万人の営業職員が使う。明治安田生命によれば、Windows 8タブレットの導入事例としては国内最大という。

 2013年9月から順次導入する。新端末により、年間80万件に達する紙の請求手続きを電子化したり、顧客の要望を画面で確認しながら必要保障額をシ ミュレーションしたりできる。将来的には、新端末のカメラ機能を使うことで、本人確認書類のコピーなどが必要な手続きで、ペーパーレスを進めていきたいと いう。

 新端末は客先での利用を想定し、NTTドコモのLTE(Long Term Evolution)方式サービス「Xi」による通信機能を搭載。約8時間稼働するバッテリーも備える。重さは約880グラムで、12.1インチの液晶パ ネルを搭載する。

4.2013年国内プライベートクラウド市場、前年比43.9%増の4627億円に (8.12 nikkeibp)
 IDC Japanは2013年8月12日、2013年の国内プライベートクラウド市場が前年比43.9%増の4627億円になると発表した。今後同市場は高い成 長を維持し、2012〜2017年の年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)が34.5%、2017年の市場規模が2012年比4.4倍の1兆4129億円になるとIDCでは予測している。

 IDCは、これまでのプライベートクラウドソリューションでは「インフラストラクチャの効率化」や「産業特化型アプリケーション(共同センター型ソ リューション)」が注目されてきたが、現在はシステム間連携、アプリケーション開発/運用の効率化、ビッグデータ対応プラットフォームとして機能の拡充が 進んでいると指摘する。

 プライベートクラウドの導入形態は多様化が加速しているが、オンプレミス型のプライベートクラウドでは「インテグレーテッドシステム(ハードウエアとソ フトウエアの垂直統合型製品)」、ホスティング型プライベートクラウド(デディケイテッドプライベートクラウドサービス)では「ディスクリートモデル(迅 速性/拡張性に加え柔軟性を有した標準化サービス)」の重要性が高まっているという。

 また「自治体クラウド」「農業クラウド」「ヘルスケアクラウド」などの業界クラウド(コミュニティクラウドサービス)については、ユーザー企業の「既存 業務の効率化」から「IT(クラウド)を使った事業強化、新市場の創造」へとサービスの価値が変化していくとIDCは予測している。

5.サイボウズがクラウドアプリ開発・実行基盤のスマホ版「kintone モバイル」(8.12 nikkeibp)
 サイボウズは2013年8月12日、クラウドアプリ開発・実行基盤のスマートフォン版「kintone モバイル」の提供を開始した。画面のスマートフォンブラウザへの最適化に加え、更新情報をプッシュ通知で知らせる機能などを備える。

 kintoneは、Webアプリケーションをノンプログラミングで開発し、実行できるクラウドサービス。営業の案件管理、問い合わせ履歴やクレーム対応 管理、プロジェクトの進捗やタスク管理、業務日報など基本的なアプリはマウス操作で開発できる。

 これまでもスマートフォン画面への対応は行なっていたが、kintone モバイルでは、データが更新された際にスマートフォンにプッシュ通知で知らせることが可能になった。開発したアプリはWebアプリケーションなので、 Android、iOSなどのOSに関わらず稼働する。


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