週間情報通信ニュースインデックスno.912 2013/07/20


1.日産リーフ」の自律走行車、公道テストへ:英国(7.19 nikkeibp)
 英国政府が、2013年中に英国内の公道で自律走行車のテストを行うことを承認すると発表した。
 7月16日(現地時間)に発表された80ページにわたる新たな報告書「道路に関する行動計画:21世紀のネットワーク(Action for Roads: A network for the 21st century)」によると、英国ではオックスフォード大学が日産自動車の電気自動車「リーフ」を使うかたちですでに取り組みを始めているが、これまでは 私道でしかテストを行っていないという。

2.LINE、スマートフォン向けニュースアプリ「LINE NEWS」を提供開始(7.18 nikkeibp)
 LINEは2013年7月18日、スマートフォン向けニュースアプリ「LINE NEWS」の提供を開始した(写真)。iOSおよびAndroidデバイスに対応する。利用料は無料。

 LINE NEWSは、ニュース提供元となる媒体のニュースを同編集部にてスマートフォン向けに要約し、幅広いジャンルの話題を短時間で把握できるようにする。取り 扱う分野は、エンタテインメント、スポーツ、政治経済、トレンド情報など。編集メンバーは「livedoor ニュース」や「NAVER まとめ」などで編集やキュレーションの経験を積んだスタッフから選抜したという。

 話題性の高いニュースは、第一報から現在までの流れを時系列にまとめてトピック表示し、全体像を把握しやすくする。また、ユーザーが閲覧したトピックを 認識し、その後に届く関連記事は「続報」としてプッシュ通知する。

3.グーグルがマルチデバイスの利用実態調査、1日のメディア接触の40%をスマホ が占める(7.18 nikkeibp)
 グーグル日本法人は2013年7月18日、スマートフォンやタブレット、パソコンといったマルチデバイス環境における消費者の利用状況や行動についての 調査結果を発表した。調査はイプソスとの協業により実施。調査対象者はスマートフォンとパソコンの両方を所有し、かつテレビを見るユーザーで、対象者数は 1351人。対象者に、ある1日24時間のメディア接触について記録してもらい、回答内容について追跡調査した。なお今回の調査では、マルチデバイスの中 にフィーチャーフォン(従来型携帯電話機)は含まれていない。

 調査結果は、同社広告ソリューション推進本部 プロダクト&ソリューション スペシャリストの丹下智貴氏が説明した。まず1日に接触するメディアについて、91%がスマートフォンやテレビなどスクリーンを備えた機器となっている状 況を説明。一方で新聞や雑誌は接触メディアとして非常に小さな存在となっていることが分かる。内訳はスマートフォンが40%、パソコン(デスクトップおよ びノート)が22%、タブレットが3%、テレビが27%。スクリーンを持たないメディアとしては、ラジオが3%、新聞が5%、雑誌が1%だった。

  40%と接触が最も多いスマートフォンの場合、その利用場所は38%が自宅外、62%が自宅で利用し、その利用目的は情報収集が41%、 SNSなどのコミュニケーションが40%だった。一方22%だったパソコンは、27%が自宅外、73%が自宅での利用で、利用目的の59%は情報収集でス マートフォンと同様だが、2番目となる29%が仕事との回答だった。

 グーグルがこうした調査を実施するのは、スマートフォンが普及し、パソコンが主な情報機器だった時代からユーザーの行動が変わりつつあるなかで、同社が 提供する検索連動型広告サービス「Google AdWords」もそれに合わせて変える必要があるといった背景がある。同社は、2013年2月からAdWordsの機能として「エンハンストキャンペー ン」と呼ぶマルチデバイスに向けた取り組みを実施。エンハンストキャンペーンは、「デバイス」「所在地」「時間」といったコンテキストを広告の表示に利用 するものである。

 例えば「ピザ」という言葉を検索する場合、ユーザーが午後7時30分にショッピングモールでスマートフォンから検索されたものであれば、自宅で食事を作 らずに軽い夕食を取りたいといった様子を想定し、近くの持ち帰りもできるピザ店を表示、だが同じ「ピザ」の検索でもユーザーが午前11時過ぎに自宅からパ ソコンで検索した場合は、昼食目的であることを想定して宅配のピザ店を表示する、といった具合だ。

4.楽天市場での買い物は、2014年にスマートデバイス経由が流通額全体の半分を 超える見通しに(7.18 nikkeibp)
 楽天は2013年7月18日、楽天市場におけるスマートデバイスの取り組みについて、記者向けの説明会を開催した。楽天社内で「モバイルの河野」の異名 を取る河野奈保執行役員によれば、アクセスベースでは2013年末にスマートデバイスからが全体の50%を超え、2014年には流通額ベースでも50%を 超える見通しになっているという。2013年末時点の予測は、スマートデバイス経由の流通額が全体の42%とした。

5.あなたのパスワード、バレてます(7.17 nikkeibp)
 手元の秘密がひとつ暴かれるだけで、あなたの人生は崩壊しかねない。そもそも、その秘密は意外とガードがゆるい。無頓着な人なら6文字、警戒心の強い人 なら16文字。その簡単な文字列が、あなたのすべてをあらわにしてしまう。

メール、銀行口座、住所にクレジットカードの番号から、子どもたちの写真、いまこの文章を読んでいるあなたの居場所まで、パスワードさえあれば大切な情報 は守ることができるとされてきた。しかし、それは迷信、幻想、時代遅れだ。

パスワードがどんなに複雑でも、独特でも、個人情報は守れない。

いまやハッカーがコンピューターシステムに侵入してユーザー名とパスワードの一覧をウェブで公開したり、それを転売したりすることは珍しくない。同じメー ルアドレスとユーザー名をさまざまなアカウントで使い回すという過ちひとつで、甚大な被害に遭いかねないのだ。クラウドで管理される個人情報が膨大になっ てきたために、カスタマーサーヴィスの担当をだましてパスワードをリセットすることくらい朝飯前だ。ハッカーは、ひとつのウェブサーヴィスで公開されてい る個人情報を入手するだけで、別のサーヴィスに侵入できてしまう。

2012年の夏、わたしのデジタルライフは、ほんの1時間でハッカーに崩壊された。自分のパスワードはすべて堅牢だと思っていた。アップルが7文字、 Twitterが10文字、Gmailに至っては19文字で、いずれも英数字を組み合わせてあり、なかには記号まで交ぜたものもあった。しかし3つのアカ ウントがリンクしていたため、ひとつのアカウントに入り込んだハッカーにすべて掌握されてしまった。彼らの目的はわたしのTwitterアカウント、 @matを手に入れることだった。3文字のハンドルネームだから価値があると思われてしまったようだ。わたしがTwitterアカウントを取り返すのに時 間がかかるよう、彼らはわたしのアップルアカウントを使って、わたしのiPhone、iPad、MacBookのデータをすべて消去した。メールもドキュ メントも、1歳半になる娘の写真も1枚残らず。

ハッキングの方法教えます

それ以来、わたしはオンラインセキュリティについて熱心に学び始めたのだが、調べるにつけ恐ろしくなった。あまりに脆弱だとわかったからだ。わたしがあな たのメールアカウントへの侵入を試みるとしよう。例えば、あなたがAOLを使っているとする。AOLのサイトにアクセスし、名前に加え、例えば生まれた都 市を入力する。名前や生誕地を調べることなどウェブ検索を使えばたやすいにもかかわらず、たったそれだけの情報でAOLはパスワードをリセットしてくれる ので、わたしはあなたとしてログインできるというわけだ。

ログインしてどうするかって? まず「銀行」というキーワードでメールに検索をかけ、あなたがどの銀行をオンラインで利用しているかを調べる。その銀行の サイトから「パスワードを忘れた場合」というリンクをクリック。パスワードをリセットしてあなたのアカウントに侵入し、支配する。これで、メールだけでな く銀行口座まで掌握したことになる。





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