週間情報通信ニュースインデックスno.906 2013/06/08


1.携帯純増数は5月もソフトバンクが首位、ドコモは転出に歯止めかからず(6.7 nikkeibp)

 携帯電話大手3社は2013年6月7日、2013年5月末時点の携帯電話契約数を発表した。新規契約から解約を差し引いた純増数は、ソフトバンクモバイ ルが29万8000件と17カ月連続の首位となった。2位のKDDI(au)は22万7000件、3位のNTTドコモは9万1800件の純増だった。

 ソフトバンクモバイルは引き続き、iPhone 5が好調。「PhotoVision」をはじめとした通信モジュールも純増に大きく貢献しており、通信モジュールだけを切り出した純増数は7万8400 件。NTTドコモの2万2300件、KDDIの1万800件に比べて突出している。

 番号ポータビリティ(MNP)の転入出状況は、KDDIが8万1600件、ソフトバンクモバイルが5万2300件の転入超過、NTTドコモが13万 5800件の転出超過だった。転入超過数の比較では、KDDIが20カ月連続の1位となる。NTTドコモは4月の12万5400件の転出超過からも若干悪 化した。

2.Apple、米国でiPhoneの下取りプログラムを本格化、海外メディア報道 (6.7 nikkeibp)
 米Appleがまもなく米国でiPhoneの下取りプログラムを本格化すると、複数の海外メディアが米Bloombergの記事を引用する形で伝えた。 Appleはこのプログラムを通じて、新製品市場投入前の販売減速期にiPhone 5の販売促進を図るという。

 Bloombergの現地時間2013年6月6日付の記事によるとAppleは、米AT&Tや米T-Mobile USAなどの通信事業者の下取りプログラムを手がけている米Brightstarの協力を得る。

 現在AT&Tが実施している下取りプログラムは、iPhone 4やiPhone 4Sを200ドルで引き取り、顧客はiPhone 5の最安モデルを頭金なしで購入できるというもの。Appleも同様のプログラムを実施し、iPhone 5への買い替えを促すという。Appleはこのプログラムを6月中にも始める予定とBloombergは伝えている。

3.「1%のユーザー」が売上の33%を生む、無料モバイルゲームの世界(6.7  nikkeibp)
 ゲーム分析を提供するPlaynomics社が最近発表したデータ(PDFファイル)によると、一部有料で提供される「無料ゲーム」があげる全ての売り 上げのうち33%は、わずか1%のプレイヤーが生み出しているという。

 こういうプレイヤーは、カジノで大金を賭ける「クジラ」と呼ばれる人達と同じで、人気ゲームのランキングで上位に君臨し続けるためなら、喜んで大金をは たくのだ。
 エレクトロニック・アーツ(EA)社の新作ゲーム「Tetris Blitz」は、こうした人々をターゲットにしてつくられている。App Storeのあるレヴュアーの言葉によれば、「このblitz(電撃戦)のターゲットは……ユーザーのカネだ」

4.50万件の投稿分析でわかった「人気が出る写真の法則」(6.7  nikkeibp)
 これが「完璧な写真」だ。ポーラ・ディーンのレシピに添付されていた「きゅうりとトマトとタマネギのサラダ」の画像は、307,000回「リピン」され た。
この1年間、フィラデルフィアを拠点とする新興企業Curalate社は写真コレクションのハブサイト「Pinterest」を徘徊し、そこで共有されて いる画像と、画像の共有やお気に入り、コメントに関する情報の巨大なデータベースを構築してきた。

 コンピューターヴィジョンの博士号取得者や統計学者からなるCuralate社のチームは最近、このデータベースをもとに徹底的な統計処理を行った。サ ンプリングした500,000件の画像から、Pinterestで人気のある画像の特徴を6点抽出したのだ。

 彼らが明らかにした「人気画像の特徴」を以下に紹介しよう。
人間の顔は入れない:顔のない画像のほうが、顔があるよりもリピンされる。

背景は控えめに:Pinterestにはたくさんの画像があり、とりわけプレーンな白色の背景で撮影された製品の画像が多い。一般に、画像のなかで人工的 な背景が占める割合が40%を超えると、リピンは半分から1/4になる。グプタ氏は顧客に対して、最低限の面積で、人をひきつける文脈を表現するような背 景を使うようにと勧めている。

複数の色:ドミナントカラーが複数ある画像は、1つの画像に比べて3倍以上の反応を得ている。

赤を多く:赤色やオレンジ色が中心の画像は、青が中心の画像と比べてリピンを2倍獲得している。

彩度と明度は中程度に:彩度が50%の画像は、彩度をゼロにした(黒と白の)画像と比べると10倍、リピンを獲得している。

画像は縦を長く:アスペクト比が2:3から4:5の縦長の画像が最もよかった。

5.COMPUTEX 2013]Intelが基調講演で“2-in-1デバイス”時代の到来を強調(6.5 nikkeibp)
 「Intel社は2011年にこの場で『Ultrabook』を提唱し、パソコンを“再発明”した。今回、我々が新たに提唱するパソコン の姿、それが“2-in-1デバイス”だ」――。米Intel社, Executive Vice President, General Manager, Sales and Marketing GroupのTom Kilroy氏は2013年6月4日、「COMPUTEX TAIPEI 2013」(2013年6月4〜8日、台湾・台北市)の基調講演に登壇し、同社が「2-in-1デバイス」と呼ぶ、ノート・パソコンとタブレット端末の一 体型端末が今後のパソコン市場の主役を担うとの展望を示した。講演ではこの端末に向けるプロセサの新製品として、第4世代Coreプロセサと22nm版 Atomプロセサを紹介した。

 Kilroy氏は冒頭、「かつてのパソコンの経時変化はマーチ(行進)のようだったが、最近ではスプリント(競争)に変わった」と語り、パソコンの フォームファクタ(形状)やディスプレイ寸法、OSなどがここ数年で著しく変化していることを指摘した。その上で「タブレット端末のように軽く、しかも ノート・パソコン並みの処理性能を備える“2-in-1デバイス”こそが、消費者が真に求める端末だ」とした。



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