週間情報通信ニュースインデックスno.905 2013/06/01


1.ドコモが基本料を最大13カ月間無料にする販促策、他社携帯電話からの転入で(5.31 nikkeibp)

 NTTドコモは2013年5月31日、番号ポータビリティー(MNP)を利用してXi対応スマートフォンに切り替えた顧客向けに、基本料を最大13カ月 間無料とするキャンペーン「お乗りかえXiスマホ割」を6月1日に始めると発表した。同社は、スマートフォンの販売は好調なものの、MNPによる顧客流出 が止まらず、純増競争で苦戦を強いられている。新しいキャンペーンの投入で他社の顧客を積極的に奪いにいく。

2.世界のタブレット市場、まもなくAndroid端末がiPadを追い抜く、米社 の予測(5.31 nikkeibp)
 米Appleの「iPad」は世界のタブレット端末市場で今も高いシェアを保っている。だが低価格のAndroid端末が急速に伸びており、iPadの 出荷台数はまもなくAndroid搭載タブレットに抜かれる――。こうした分析結果を米ABI Researchが現地時間2013年5月30日に公表した。

 同社によると2013年第1四半期(1〜3月)の世界タブレット端末市場におけるiPadの出荷台数シェアは50%だった。だが中国などの市場では7イ ンチクラスのAndroidタブレットが人気を集めている。「まだしばらくは1社でAppleの市場支配に挑めるメーカーは現れそうにもないが、 Android端末がiOS端末を追い抜くことは避けられないだろう」とシニアプラクティスディレクターのJeff Orr氏は述べている。

 同社によると、中国ではAppleブランドへの人気が根強く、高価な機器を購入できる層も増えている。だが9.7型iPadとの真っ向勝負を避けたメー カー各社が、7インチ型を相次ぎ市場投入し端末の低価格化が始まった。これにより人々の関心が価値や値ごろ感といった方向に変化しているという。

3.auのLTEデータ通信で再び通信障害、昨日に引き続き(5.30  nikkeibp)
 KDDIは2013年5月30日、午後1時4分からLTEデータ通信サービスで通信障害が発生していると発表した。LTEデータ通信が利用できない、ま たは利用しづらい状況になっている。影響エリアは東京都、神奈川県、山梨県の一部。影響ユーザー数、ほかのサービスへの影響は確認中という。

 auは29日も約18時間にわたってLTEデータ通信サービスの通信障害を起こした(関連記事:【続報】auのLTE通信障害は29日午後11時13分 に復旧、原因は基地局制御装置の故障)。今回も障害の原因は基地局制御装置の故障としているが「昨日と同様の障害なのか、同様の障害原因なのか、現時点で は判明していない」(KDDI広報)という。

4.SkypeとLyncが相互接続を開始、音声通話やIMが可能に(5.30  nikkeibp)
 米マイクロソフトのSkypeチームは2013年5月29日、個人向けIP電話ソフト「Skype」と企業向けコミュニケーションツール「Lync」の 相互接続を開始したことを公表した。SkypeとLyncの相互接続については2月に方針を発表済み(マイクロソフトのブログ記事の翻訳)。オフィスから はLyncで、自宅からはSkypeを使って、統合した連絡先にコンタクトできるようになる。

 具体的には、LyncとSkypeの相互で音声通話、1対1のインスタントメッセージング(IM)ができるようになった。SkypeとLyncの連絡先 を互いに追加することも可能になった。SkypeユーザーがLyncと接続するには、Microsoftアカウントを使ってSkypeにログインする必要 がある。また、最新版のSkypeをインストールしなければならない。

5.国内クラウドサービス向けITサービス市場、2017年は2012年の3.8倍 に---IDC Japan予測(5.29 nikkeibp)
 IDC Japanは2013年5月29日、国内クラウドサービス向けITサービス市場の予測を発表した。同市場の2012年の規模は1528億円で、2012年 〜2017年の年間平均成長率は30.5%、2017年の市場規模は2012年比3.8倍の5793億円になるとした。  クラウドサービス向けITサービス市場とは、パブリックおよびプライベートクラウドサービスの導入/利用を支援するITサービスのこと。

 具体的には、クラウドサービスの導入/利用に関わるITコンサルティング、SI(システム構築/開発)、カスタムアプリケーション開発/保守といった 「プロフェッショナルサービス」と、クラウドサービスの運用管理を実行/支援する「マネージドサービス」、クラウドサービスの導入/利用時に提供される教 育やサポートなどの「サポートサービス」といった分野が含まれる。

 IDCでは、クラウドサービスの普及に伴い、導入/利用を支援するITサービスの需要も高まっているとしている。一方、ユーザー企業がクラウ ドサービスを導入する主な目的はコスト削減であることから、サービスベンダーにもベストプラクティスを用いた効率化が求められるという。

 クラウド時代のITサービス市場においては、強いベンダーはより強くなり、特徴を持たないベンダーは急速に競争力を失い淘汰の危機を迎えるとIDCは警 告する。「サービスベンダーは、現在のクラウド関連の事業規模が限定的であったとしても、クラウドに注力することが重要だ」としている。



 ホームページへ