週間情報通信ニュースインデックスno.900 2013/04/20


1.NTTドコモ、延期していたドコモメールの10月下旬サービス開始を発表(4.19 nikkeibp)

 NTTドコモは2013年4月19日、延期中の「ドコモメール」のサービス提供を2013年10月下旬に開始すると発表した。ドコモメールは、従来の spモードを使ったメールとは異なる、クラウド型のスマートフォン向け新サービス。本来は3月中に開始される予定だったが、延期していた。

 NTTドコモでは、提供を延期した理由について、ドコモメールの開発内容やスケジュールを精査したところ、「一部開発内容における抜本的な見直しが必要 であることが判明したため」としている。具体的な提供開始日については、改めて発表するという。

2.総務省が情通白書をオープンデータ化、複製や改変などの二次利用が可能に(4. 19 nikkeibp)
 総務省は2013年4月19日、情報通信白書のオープンデータ化を実施したと発表した。自由に複製・改変したり、配布したりできる二次利用が可能とな る。政府系の白書では初の取り組みで、国や地方自治体が推進する行政データを公開するオープンデータの戦略を加速したい考えだ。

 総務省のサイトで公開している2010〜2012年度の情報通信白書について利用規約を変更。著作権を保ったままデータを自由に流通させることができる 「クリエイティブ・コモンズ・ライセンス」にのっとり、二次利用を可能にした。

3. auのiPhoneメール連日の障害、2日ぶりに復旧(4.19 nikkeibp)
 KDDIは2013年4月19日、17日5時30分から発生していたauのiPhone、iPad、iPad miniでEメールが接続しづらい状況が、19日2時54分に復旧したと発表した。auでは16日にもiPhone、iPad、iPad miniのEメール障害が発生していた。

 auのiPhone、iPad、iPad miniでEメールのリアルタイム受信設定を行なっているユーザーのEメール送受信、カレンダー、連絡先、リマインダーについて、利用が集中しているため 接続しづらい状況が発生していたという。原因は調査中としている。

4.モバイルアプリ利用、男性と女性の違い(4.19 nikkeibp)
  アプリストアで最もよく知られていて人気の高いアプリでは、ユーザーの男女比は半々だ。「Flipboard」「Foursquare」 「OpenTable」や、もう少しニッチな「Foodspotting」は、すべてユーザーのおよそ半数が女性だと報告されている。これらのアプリは、 ほぼすべてのプラットフォームで使用可能で、アプリストアの売り上げチャートでは常に上位を占める、「アプリ」という言葉を聞いたときに思い浮かぶような アプリだ。

 アプリユーザーの評価基準を追跡するサーヴィスを提供するFlurry Analytics社は、男性と女性が好むアプリのタイプとカテゴリーに関するデータを公開している(同社サーヴィスを利用しているアプリは 275,000本を超える)。その結果からすると、ステレオタイプ的な傾向ももちろん見受けられるが、奇妙な例外もいろいろあるようだ。

 まずは、男性はスポーツや車関係のコンテンツをダウンロードする傾向が強い。それがアプリなのか、ゲームなのか、あるいはニューススタンドのコンテンツ なのかは関係ない。それに対して、女性がiPadにダウンロードするのはカタログアプリがはるかに多い。「Catalog Spree」は、ユーザーの73%が女性だという。別のカタログショッピングアプリ「CoffeeTable」も、女性ユーザーの割合が高いという。

 ただし、実際に買い物をする行動については話が違ってくる。Catalog Spreeのリポートによると、実際にモバイルアプリで買い物をする割合は、男性のほうがわずかながら(およそ2%)女性より多いというのだ。

 その傾向は、モバイルペイメントのアプリでは一層顕著になる。友人との支払いの送受信を容易にするアプリ「Venmo」は、ユーザーの60%が男性だと いう。

 モバイルマーケティング企業のVelti社の調査では、男性が女性よりも11%多くヴァーチャルで商品を購入していることがわかっている。こうした男女 の違いは、モバイル機器を使用している男性が多いからではない。スマートフォンユーザーの50%は女性だ。

 ゲームに関して言えば、MMO RPGゲームの世界は男性が大多数を占めている。これは、モバイル以外でも男性プレイヤーが女性を数で上回っていることを考えれば驚くにはあたらない。 2012年のモバイルアプリ売上で第6位だったソフトメーカーStorm8社によると、このカテゴリーでの同社のゲームタイトルは、75%が男性ユーザー 向けだという。

5.NTTコミュニケーションズ有馬社長がクラウド事業への注力を明言、15年に 2000億円目指す(4.18 nikkeibp)
 NTTコミュニケーションズは2013年4月18日、東京都内で記者会見を開催。同社の有馬彰社長自らが、「Global Cloud Vision 2013」と名付けた今後の事業戦略について説明した。
 有馬社長は、NTTコミュニケーションズグループの収益を2000年と2011年で比較した場合、音声とネットワークが占める比率が27%(4600億 円)下がっている点を指摘。「運用管理の受託など、クラウドやデータセンターを活用したグローバルなトータルICTアウトソーシングを提供して、増収基調 への転換を図りたい」と述べた。

 具体的には、クラウド・データセンター事業の収益を、2011年の840億円から2015年には2000億円を超える水準まで増やしたいと述べ、そのた めに必要な投資を続けていくとした。また4月時点で、データセンター数を今年3月時点の138拠点、サーバールーム面積15.8万平方メートルから、 144拠点、同17.7万平方メートルまで増やす計画が固まっていると表明。この達成後も増強を続けると明言した。ちなみに現段階では、日本、香港、英 国、中国、マレーシア、タイで新たにデータセンターをオープンさせる計画がある。

 ただし、利益面では音声とネットワークの寄与が大きく、クラウド・データセンター事業だけではまだ赤字であるとし、15年の段階では利益を計上したいと 述べた。また米Amazonのクラウドサービスとの対比では「(パブリッククラウドサービスでは)Amazonに対抗していかないと、勝ち残れない。 Amazonより効率化するなどの施策を進めるしかない」と説明した。



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