週間情報通信ニュースインデックスno.899 2013/04/06


1.3月もソフトバンクが純増数首位、ドコモは転出増に苦しむ(4.5 nikkeibp)

 携帯電話大手3社は2013年4月5日、2013年3月末時点の携帯電話契約数を発表した。新規契約から解約を差し引いた純増数は、ソフトバンクモバイ ルが66万700件と15カ月連続の首位(写真1)となった。2位のKDDI(au)は51万1900件、3位のNTTドコモは41万7400件の純増 だった。

 ソフトバンクモバイルは引き続き、iPhone 5が好調。「PhotoVision」をはじめとした通信モジュールも純増に大きく貢献しており、通信モジュールの純増数はNTTドコモの7万4300 件、KDDIの3万4000件に対し、ソフトバンクモバイルが18万8000件と突出している。

 KDDIも、同社指定の固定回線とスマートフォンのセット契約で料金を割り引く「auスマートバリュー」が好調。3月は同社の光回線の新規契約に占める 契約率が5割を突破した。スマートフォンの新規契約に占める契約率も4割を超えているという。

 NTTドコモは、主力の「XPERIA Z SO-02E」が好調。ソニー・コンピュータエンタテインメントが2月末に携帯型ゲーム機「PlayStation Vita」のWi-FiモデルとWi-Fi/3Gモデルをともに1万9980円に値下げしたことにより、3月はプリペイド契約の純増数も6万4100件と 増えた。

 だが他社への転出が多く、伸び悩んでいる。iPhone 5の影響がまだ高止まりしており、番号ポータビリティ(MNP)による転出超過数は過去3番目に悪い18万5100件となった。同社は昨年10月、11月 にも過去最悪を記録しており、とにかくiPhone 5に苦しめられているような状況だ。

2.NTT西日本、フレッツ・光プレミアムなどのIPv6通信によるテレビ電話機能 を終了へ(4.5 nikkeibp)
 NTT西日本は2013年4月5日、フレッツ・光プレミアム、およびBフレッツでフレッツ・v6アプリを契約しているユーザー向けに基本機能として提供 しているテレビ電話機能を終了すると発表した。ユーザーにはフレッツ 光ネクストのひかり電話サービスなど代替手段への移行を案内する。

 フレッツ・光プレミアムとフレッツ・V6アプリは、2012年3月末に新規加入を停止している。そこで、まずテレビ電話用の番号を追加利用するための付 加サービス「テレビ電話ライセンス・プラス」の新規加入を2013年5月18日に終了する。その上で2014年3月31日に、テレビ電話機能そのものの提 供を終了する。

 NTT西日本は、「ユーザーが年々減少し、今後も増加が見込めないことや、フレッツ 光ネクストのひかり電話サービスでテレビ電話の定額料金プランといった代替手段が利用可能である」と終了する理由を挙げている。

3.13年2月の米スマホ市場、Appleがシェア拡大、Androidは縮小 (4.5 nikkeibp)
 米comScoreが現地時間2013年4月4日にまとめた米国スマートフォン市場に関する調査結果によると、2013年2月(2012年12月 〜2013年2月の3カ月平均、以下同)におけるメーカー別加入者数(13歳以上)では、米Appleと韓国Samsung Electronicsがそれぞれ1位と2位を維持し、いずれもシェアを伸ばした。

 Appleはシェア38.9%を占め、3カ月前の2012年11月と比べ3.9ポイント増えた。Samsungのシェアは21.3%で、同1.0ポイン ト増加した。3位の台湾HTC(9.3%)、4位の米Motorola Mobility(8.4%)、5位の韓国LG Electronics(6.8%)は、いずもシェアが縮小した。

 OS別で見ると、米Googleの「Android」がシェア51.7%で首位を維持し、Appleの「iOS」が38.9%でこれに次いだ。カナダ BlackBerry(旧社名はResearch In Motion)の「BlackBerry OS」は5.4%、米Microsoftの「Windows Phone」は3.2%、フィンランドNokiaの「Symbian」は0.5%となった。

4.企業向けIP電話ソリューション、トランスコスモスと日本エヴィクサーが共同で (4.4 nikkeibp)
 トランスコスモスは、リモートコントロールで動作するネットワーク製品やIP-PBX、映像認識などを手がける日本エヴィクサーと共同で、スマートフォ ン(スマホ)向けのIP電話ソリューションを2013年4月5日から提供する。

 同ソリューションは、スマホで動作するIP電話アプリ(ソフトフォン)を使ったサービスを低コストで開発可能にするもの。例えばスマホアプリにコールセ ンターへの通話機能を組み込んで提供しコールセンターに直結することで、ユーザーが通話料金を負担しなくてもよいコールセンターの構築が可能になる。

 コールセンターの運営者は通常の電話回線を使うコールセンターに比べてコストを削減できる。既に大手通信販売会社が同ソリューションを使い、利用者が通 話料を負担しなくてよい無料型コールセンターを提供している。

5.NECが垂直統合型システムを製品化、汎用/DB/特定業務など10モデル (4.3 nikkeibp)
 NECは2013年4月3日、ハードウエア/ソフトウエアを用途に合わせて構成済み/チューニング済みで提供する、いわゆる“垂直統合型システム”の新 製品「NEC Solution Platforms」(写真)を発表した。第一弾として3分野10モデルを用意し、6月から順次出荷する。NECによれば、サーバーのインフラ導入/設定 に要する期間を最大60%短縮し、コストを最大40%削減する。

 製品企画/販売面での特徴としてNECは、「他社製品(主にミドルウエア)を載せるなどベストオブブリード指向であり、ユーザーをNEC製品だけで囲い 込むものではないこと」と、「販売パートナーによる独自製品企画の素材として使えるなど、大規模から中小規模まで適用範囲が広いこと」---の二つを挙げ る。

 一方、現時点では搭載していないが、ハードウエアを構成する技術面での優位性としては、OpenFlowスイッチ/コントローラーの「UNIVERGE PFシリーズ(プログラマブルフロー)」と、I/Oをイーサネットで代替(PCI Express通信をイーサネットフレームでカプセル化)する「ExpEther」---の二つを挙げる。これらを組み合わせて使うことで、ハードウエア 構成が柔軟になるという。




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