週間情報通信ニュースインデックスno.883 2012/12/08

1.11月の携帯純増数もソフトバンクが首位、ドコモは過去最悪の純減 (12.7 nikkeibp)
 携帯電話大手3社は2012年12月7日、2012年11月末時点の携帯電話の契約数を発表した。新規契約から解約を差し引いた純増数は、ソフトバンク モバイルが30万1900件と11カ月連続の首位だった(写真1)。2位のKDDI(au)は22万8800件の純増。

 一方、3位のNTTドコモは4万800件の純減だった。11月はiPhone 5(9月21日発売)の予約待ちが解消して大きな打撃を受けた。NTTドコモの純減は2007年8月以来、5年3カ月ぶりで過去最悪の数値という。順位自 体は11カ月連続で変動なし。

 MNPによる転入出では、KDDIが16万5100件の転入超過と14カ月連続の首位を維持した。転入超過数は2006年11月の21万7600件に次 いで過去2番目に多く、ソフトバンクモバイルの4万7900件に大差を付けた。NTTドコモは21万2100件の転出超過。10月も18万9800件と過 去最悪を記録したが、さらに悪化した。

2.KDDIが“クラウド型”無線LANソリューションをメニュー化、APから認証 サーバーまで月額料金で(12.7 nikkeibp)
 KDDIは2012年12月7日、無線LANアクセスポイント(AP)の設置、保守運用から、無線LANコントローラ、認証サーバーまでを月額料金でレ ンタル提供する法人向け無線LANソリューション「KDDI ビジネスセキュアWi-Fi」を2013年1月28日から開始すると発表した。

 料金は、端末をユーザー認証する場合、1ユーザー当たり月額315円、証明書認証する場合、1デバイス当たり月額525円。APのレンタル料金は、設 置・初期設定料金として1AP当たり5万2500円、レンタル費用が1AP当たり月額3675円となる。2012年12月17日から申し込みを受け付け開 始する。

 KDDIが三井情報などと共に個別ソリューションとして提供してきた「Wi-Fiクラウドサービス」を今回、一般メニュー化した。これまで個別ソリュー ションとしてきたサービスは、三井物産が国内12拠点への無線LAN環境構築のために採用している。

3.2012年度上期の国内PCサーバー市場、NECが台数別シェアトップを維持- -MM総研(12.6 nikkeibp)
 MM総研は2012年12月6日、2012年度上半期(4月〜9月)の国内におけるPCサーバーの出荷実績を発表した。同期間のPCサーバーの出荷台数 は、前年同期比3.7%減の25万6674台。一方出荷金額は、同2.7%増の1100億円となった。

 MM総研では、出荷台数が減少した要因を、2011年の東日本大震災後に発生した節電・事業継続対策用のサーバー投資の反動によるものと見ている。一 方、出荷金額が上昇したのは、情報通信業の設備投資の増加や仮想化基盤向けの製品の拡大によるものと推測している。

 台数別メーカーシェアは、NEC、日本ヒューレット・パッカード(日本HP)、富士通、デル、日本IBMの順で、前年同期と順位に変化はない。

4.「Android」と「iPad mini」効果、IDCがタブレットの世界出荷台数予測を上方修正(12.6 nikkeibp)
 米IDCは現地時間2012年12月5日、同年1年間の世界タブレット端末出荷台数について、従来1億1710万台としていた予測を1億2230万台に 上方修正した。「Android」搭載端末の出荷台数が伸びていること、米Appleが11月に発売した「iPad mini」への需要が高まっていることなどが要因としている。

5.「大企業を中心に投資意欲に減速の懸念」、ITRがIT投資動向調査2013を 発表(12.5 nikkeibp)
IT投資が「20%以上の増加」となる企業の割合は、2012年度の7.2%から2013年度は6.0%へ減少、同じく「20%未満の増加」となる企業は 2012年度の18.3%から2013年度は16.0%に減少する---。アイ・ティー・アール(以下、ITR)は2012年12月5日、「国内IT投資 動向調査2013」の一部を発表した。特に、「売上高1000億円以上の大企業で、IT投資意欲が急速に冷え込む傾向が見られる」(シニア・アナリストの 舘野真人氏)という。

「大企業に代わり、準大手・中堅クラスがIT投資の主役に」
 その一方で、売上高500億円から1000億円の企業では、IT投資が増える見通しだ。「これまでIT投資に消極的だったこれら準大手・中堅クラスの企 業が、大企業に代わってIT投資の主役になろうとしている」(舘野氏)。

 2013年度に向けて最重要視するIT課題では、「IT基盤の統合・再構築」が3年連続で1位となった。「クラウド」「ビッグデータ」「ソーシャル・テ クノロジ」などの比較的新しいキーワードは、中位から下位にとどまっている。



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