週間情報通信ニュースインデックスno.881 2012/11/24

1.NTTドコモが災害時の混雑緩和技術で実証実験、OpenFlowを活 用(11.22nikkeibp)
 NTTドコモは2012年11月22日、大規模災害時の通信混雑を緩和する新技術の実証実験を来年1月に始めると発表した。総務省から「大規模災害時に おける移動通信ネットワーク動的制御技術の研究開発」として受託したプロジェクトで、東北大学、NEC、日立東日本ソリューションズ、富士通と共同で実施 し、来年3月末までに報告をまとめる。

 実験では、大規模災害による通信混雑時に、安否確認で最も使われる音声通話とメールを優先処理できるようにする(図1)。無線基地局(eNodeB)上 で端末から届いた通信の中身を確認し、音声・メールの場合はIPヘッダーのTOS(Type Of Service)フィールドにフラグを立てる。コア網ではフラグの付いた音声とメールをキューイングせずに高速伝送する。動画などフラグのない通信は音声 やメールの通信が途切れるまで待たされることになる。

 ただ、常に上記の運用とするわけではなく、NECのOpenFlowコントローラとスイッチを使い、災害時だけに切り替えることを想定する。実現には音 声のIP化(Voice over LTE)も前提となり、NTTドコモは「商用ネットワークへの導入は未定」としている。

2.アルバネットワークス、一時利用を強化したBYOD向け検疫ネットサーバー (11.22 nikkeibp)
  アルバネットワークスは2012年11月22日、BYOD(私物端末の業務利用)に適した検疫ネットワーク製品の新版「Aruba ClearPass Ver.6.0」を発表した。12月3日に出荷開始する。新版では、複数製品を一つにまとめて管理画面やライセンスを簡略化したほか、外部のMDM(モバ イルデバイス管理)ソフトからデバイス情報を取得できるようにした。開発会社は、米Aruba Networks。

 「新しいITモデルはBYODだ」と、米Aruba Networksの次世代製品開発責任者であるKrishna Prabhakar(クリシナ・プラバカール)氏は指摘する。「どんなデバイスを使って業務にアクセスするのかは、エンドユーザーが決定すること。IT部 門は、エンドユーザーが決定したデバイスを使えるように、環境を整えなければならない」(同氏)。

3.NTT東日本が新規加入者対象の割引キャンペーン、年末以降の加入増目指す (11.22 nikkeibp)
NTT東日本は2012年11月22日、フレッツ光を新規契約したユーザーを対象とした割引キャンペーン「思いっきり割」を2012年12月1日から実施 すると発表した。

 思いっきり割では、毎月の月額利用料から戸建向け(ファミリータイプなど)で945円、集合住宅向け(マンションタイプなど)で最大1165.5円を 24カ月間割り引く。現在提供中の「にねん割」(戸建のみ)と「フレッツ光メンバーズクラブマンスリーポイント」(100ポイント)を組み合わせた場合の 月額利用料は、戸建で実質3675円、集合住宅で実質2772円となる(ISP料金は含まない)。

4.NTT西日本、フレッツ光の長期継続利用で8年目まで段階値下げの新割引サービ スを開始(11.21 nikkeibp)
 NTT西日本は2012年11月21日、フレッツ光サービスを長期間継続して利用するユーザーを対象とした新たな割引サービス「光もっと2割(光もっと もっと割)」を12月1日から提供開始すると発表した。既存の「フレッツ・あっと割引」「フレッツ・ずっと割引」「光もっと割引」を適用した料金よりも、 さらに割安になる。

 光もっと2割の適用対象となるのは、NTT西日本のフレッツ 光ネクストとフレッツ・光プレミアムの2サービス。戸建て向けで最大速度が1Gbpsのフレッツ 光ネクスト ファミリー・スーパーハイスピードタイプ隼」に新規加入した場合、光もっと2割適用後の料金は、1年目と2年目が通常料金よりも1155円割安の4515 円、3年目が4315.5円、その後は1年ごとに105円ずつ割り引き額が増え、8年目以降は3790.5円となる(写真1)。

5.NTTコムが「公私分計」の電話サービス、業務利用分のみ会社に請求(11. 21 nikkeibp)
 NTTコミュニケーションズは2012年11月21日、私有のスマートフォンやフィーチャーフォン(従来型携帯電話)を業務利用しやすくする新サービス 「050 plus W-mode」の提供を開始した。新サービスに加入したうえで私有端末を業務利用する際に、業務利用分だけを簡単に区切って会社の経費として処理できる。

 NTTコミュニケーションズは「BYODソリューション推進室」を新設するなど全社を挙げてBYOD(私物デバイス活用)関連の事業展開を強化中。新 サービスを通じて、最もよく使われるデバイスの1つである電話の新しい使い方を提案する。

 新サービスは、スマートフォン(iPhone、Androidスマホに加えて、iPad/iPod TouchやAndroidタブレット端末でも利用可能)の場合、あらかじめ「050 plus for Biz」のアプリを入れてから利用する。スマートフォンには050から始まる電話番号が振られ、電話網からの着信が可能になる。発信時には、アプリ上の操 作でビジネス通話かプライベート通話かを切り替えられる。ビジネス通話と指定した場合の料金は、会社にまとめて請求される。

 フィーチャーフォンの場合は、発信時に相手の電話番号の頭に「003543」を付けてダイヤルすると、ビジネス通話として料金は会社に請求される。それ 以外の場合はプライベート通話とみなされて料金は個人に請求される。




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