週間情報通信ニュースインデックスno.879 2012/11/03


1.KDDIがEAP-SIM導入で認証を高速化、公衆無線LANを使いやすく (11.2 nikkeibp)
 KDDI(au)は2012年11月2日、公衆無線LANサービス「au Wi-Fi SPOT」で、SIMカードの契約者情報を用いた認証方式を導入したと発表した。LTEや3Gの通信から無線LANへの切り替え時間を大幅に短縮できると いう。同日から発売を開始した「4G LTE」対応のAndroid搭載スマートフォンが対象で、iPhone/iPad向けにも導入を検討していく。

 au Wi-Fi SPOTではこれまで、接続端末の認証にMACアドレス認証を採用していた。無線LANの接続はすぐに完了するが、その後で契約者情報などの確認処理が入 るため、実際に通信できるまで時間がかかっていた。

 これに対して新しい認証方式(EAP-SIM)ではレイヤー2レベルで契約者情報の確認も同時に済ませられるため、無線LANのアンテナピクトの点灯と 同時に通信できる。同社は「体感速度で10秒程度早くなる」としている。新方式は全体で約20万カ所(10月14日時点)あるアクセスポイント(AP)の うち、半分以上が対応済み。SSIDは「au Wi-Fi2」となっており、「4G LTE」の契約者だけが利用できる。

2.「Google Play」のAndroidアプリは4分の1が危険---米調査(11.2 nikkeibp)
 セキュリティベンダーの米Bit9が現地時間2012年11月1日に発表した調査結果によると、米Googleのデジタルコンテンツ配信サービス 「Google Play」に登録されているAndroid向けアプリケーションの4分の1はセキュリティ侵害を引き起こす危険性があるという。

 Bit9がGoogle Playで配信している40万種類以上のAndroidアプリケーションについて、インストールの際に要求するパーミッションを調べたところ、72%が少 なくとも1件の「高リスク」と思われるパーミッションを使っていた。

 パーミッションの内容別で見ると、GPSの位置データへのアクセス許可を求めるものは42%、通話履歴や電話番号へのアクセス許可を求めるものは 31%、連絡先情報や電子メールなど個人データへのアクセス許可を求めるものは26%だった。また、9%のアプリケーションは、料金が発生する可能性があ るパーミッションを使用していた。

3.Amazon.com、5GB無料のAndroid向けクラウドアルバムアプリ を公開(11.2 nikkeibp)
  米Amazon.comは現地時間2012年11月1日、オンラインストレージサービス「Amazon Cloud Drive」への写真アップロードや公開を容易に行えるAndroid端末向けアプリケーション「Amazon Cloud Drive Photos for Android」をリリースした。同社のアプリケーション配信サービス「Amazon Appstore for Android」または米Googleのコンテンツ配信サービス「Google Play」から無料でダウンロードできる。

 Amazon Cloud Drive Photos for Androidでは、Amazon Cloud Driveの5Gバイトのストレージ容量を無料で提供する。追加容量が必要な場合は、年間10ドルを支払えば20Gバイトを利用できる。

 写真をAmazon Cloud Driveにアップロードするには、Android端末で任意のフォトアルバムにタッチし続け、「Upload to Cloud Drive(Cloud Driveにアップロードする)」メニューを選ぶだけ。

4.「デバイス&サービスの新時代」、MicrosoftがAzureの新サービス を大量発表(11.1 nikkeibp)
 デバイスセントリックとは、デバイス上で利用しているアプリの各種データをクラウドに保存するというもの。アプリケーションのデータだけでなく、通知や ユーザーの認証情報、利用するサービスなどを格納するためのサービスとして「Azure Mobile Services」があると説明した。このAzure Mobile Servicesで、新たにWindows Phone 8のサポートが発表された。

 2番目のWebセントリックとは、WebサイトやWebサービスとして簡単にクラウドを利用できるようにするというもの。そのために、Azureでは Microsoftアカウントだけでなく、FacebookやTwitter、Google+といったメジャーなソーシャルネットワーキングサービス (SNS)の認証と連携できるようにするとして、実際にASP.NETでこれらのSNSと連携して動画をアップできるアプリをデモした。

 3つめのクラウドスケールは、クラウドならではの拡張性を活用するというもの。そのための拡張として、Azureへのデータ格納方式に、これまでの AzureストレージとSQL Azureに加え、メディアデータを今秋に追加することを明らかにした。

5.NEC、Androidタブレット「LifeTouch L」を強化(10.31 nikkeibp)
 NECは、10.1型液晶搭載のAndroidタブレット「LifeTouch L(ライフタッチ エル)」を強化して2012年11月2日から販売する。個人向け、ビジネス向けそれぞれに新色を追加。個人向けはクラウドサービスやテレビ連携に対応させ る。

 従来は個人向けモデルは白、ビジネス向けモデルは黒だけだったが、それぞれに黒と白のモデルを追加。選択できるようにする。個人ユーザーからの黒色が欲 しいという声、ビジネス用途での化粧品販売など女性向けの店舗での接客端末の白色へのニーズに応えた。

 新色の「ストリームラインブラック」の個人向けモデル「TLX5W/1AB」は、白の従来モデル(TLX5W/1A)とハード仕様は同じ。OSは Android 4.0。ビジネス向けの新モデル「D000-000023-002」は、本体色に「シャイニングパールホワイト」を採用した。

 また、個人向けモデルは、ともにマイクロソフトのクラウドサービス「SkyDrive」対応機能を追加。さらに、デジタルコンテンツ視聴アプリ 「DiXiM」でテレビ番組を視聴できるようにした。NECパーソナルコンピュータ製のTV機能搭載PCと連携して放送を見られる。既存ユーザー向けにも 無償アップデートを提供する。

 個人向けモデルの価格はオープンで、予想実売価格は5万円前後。ビジネス向けモデルはシステム販売を前提とする。



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