週間情報通信ニュースインデックスno.873 2012/09/22


1.「iPhone 5が搭乗券に」、ANA国内線でPassbook使った新サービス(9.21 nikkeibp)
 全日本空輸(ANA)は2012年10月1日から、「iPhone 5」(関連記事)など米アップルのOSの最新版「iOS 6」(関連記事)を搭載した端末のアプリケーション「Passbook(パスブック)」を使い、チケットレスで国内線に搭乗できるサービスを始める。今 後、国際線でも対応予定。ANAが9月20日に発表した。

 10月1日以降、ANAの既存のチケットレスサービス「SKiP(スキップ)」と同様のサービスをPassbookで利用できる。具体的には、インター ネットなどでANA国内線航空券を購入し、座席を指定した後にPassbookに登録すると、iPhoneなどの画面上にQRコード(2次元バーコード) が表示される(画面1)。これを保安検査場と搭乗口の読み取り機にかざすだけで、飛行機に搭乗できる。

2.「auのiPhoneが本命」、田中社長がiPhone 5発売イベントで自信(9.21 nikkeibp)
 「こういう言葉でスタート前の私の気持ちをお伝えしたい。auのiPhone、本命だよね」。KDDI(au)の田中孝司社長は2012年9月21日、 東京・原宿のKDDIデザイニングスタジオで開催した「iPhone 5」の発売記念セレモニーでこのように述べ、au版iPhone 5の優位性を強調した(写真1)。

 冒頭、田中社長は「1年前は機能が足りないと(ソフトバンクモバイル社長の)孫さんに揶揄された」と、昨年10月に「iPhone 4S」を発売したときのことに触れた。当初、auのiPhoneにはメールのブッシュ受信機能がないなど、ソフトバンク版iPhoneに比べて見劣りする 点があったからだ。「機能としては今春にはキャッチアップできた。しかし技術陣には『次に出てくるiPhone 5の機能をフルに生かせるよう、もっともっとチューニングしろ』と指示を出した」(田中社長)。その結果、今回はソフトバンクモバイルを追い抜くことがで きたと自信を見せる。

3.OKIが11年ぶりに新型PBX、1万人以下のユーザー狙う(9.20  nikkeibp)
 沖電気工業(OKI)は2012年9月20日、PBX(構内交換機)の新版「DISCOVERY neo」を発表した。10月1日に出荷を開始する。同社が新型PBXを発表するのは2001年12月発売の「DISCOVERY01」以来となる。

 新製品の参考価格は1000ユーザーのモデルで2500万円。「大規模ユーザーのうち、主に1万人以下の法人のリプレース需要を狙う」(坪井正志通信シ ステム事業本部企業ネットワークシステム事業部執行参与事業部長)。IP電話サーバー「SS9100」は併売し、SS9100は2万人以上の超大規模ユー ザーをメインターゲットにする。このほか、中小規模ユーザー向け製品はサクサやパナソニックグループとの協業でラインアップを拡充。2012年度時点で 14%のPBXシェアを2016年度には20%にするという目標を掲げた。

 坪井事業部長によると、リーマンショック以降はPBXを再評価するユーザーが増えているという。「一時期、内線電話は『音声用サーバー』になるという流 れがあったが、PBXによる音声用ネットワークで低コストに済まそうという企業が増えてきた」(同氏)。そうしたニーズからDISCOVERY01が好調 で、DISCOVERY neoの開発に繋がったという。

4.アップルがiOS 6を提供開始、独自開発の地図など200を超える新機能を搭載(9.20 nikkeibp)
 米アップルは現地時間2012年9月19日、同社のiPhone、iPod touchおよびiPad向けモバイルOSの最新バージョン「iOS 6」の提供を開始した(写真)。対応機種はiPhoneの3GS以降(3GS/4/4S/5)、第4世代と第5世代のiPod touch、iPad2および「新しいiPad」(第3世代iPad)となっている。

 iOS 6は、従来搭載していた米グーグルのGoogleマップを利用する地図アプリに代えてアップルが独自に設計したベクトルベースの地図アプリを搭載するほ か、音声アシスタントの「Siri」の対応言語増加やSNS連携機能の追加、電子チケット統合管理アプリ「Passbook」の新規搭載など合わせて 200を超える新機能の追加や機能強化が図られている。

5.Don’t Think Different:iOS 6の企業向け管理機能「App Lock」(9.20 nikkeibp)
会社支給のiOS端末に自分の好きなアプリを入れて使っている人は用心したほうがいい。まもなく、そうしたことができなくなるかもしれない。

モバイルデヴァイス管理用ソフトを提供する会社、ゼンプライズによると、「iOS 6」では、iPadやiPhoneなどの機能を制限する法人向けの新機能が複数追加されるという。ゼンプライズは自社ブログのなかで、「アップルが19日 にリリース予定のiOS 6に、企業IT部門向けのモバイル端末の管理を容易にする強力な機能が含まれる」と記している。

Fruits NinjaやSkype、Angry Birdsなどのアプリが大好きなユーザーは、「App Lock」と呼ばれる機能に最も注意すべきかもしれない。これを利用することで、企業のIT部門はiPhoneやiPadで動かせるアプリを限定すること が可能となり、ユーザー側で自由に好きなアプリをインストールすることはできなくなる。

この機能の追加で、今後はiPadがタブレットというより単なるレジなどの目的に使われる可能性もある。「小売店が顧客に店内でiPadを利用させてユー ザー体験の向上に役立てたいと思った場合、iOS 6のApp Lock機能を利用すればいい」とゼンプライズは記している。



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