週間情報通信ニュースインデックスno.861 2012/06/16

1.NTT東西、「117」時報のうるう秒を調整、ひかり電話は「ポーン」 が2回(6.15 nikkeibp)
 NTT東西地域会社は2012年6月15日、時報サービス「117」で7月1日に「うるう秒」の調整を行うと発表した。日本の標準時を決定、供給してい る情報通信研究機構(NICT)が、「7月1日の「午前8時59分59秒」と「午前9時00分00秒」の間に、「8時59分60秒」を挿入することに合わ せて、時報サービスにもうるう秒を挿入する。

 挿入するのは8時59分60秒で標準時と同様である。ただし、メタル回線の加入電話(INSネットも含む)と、フレッツ光のひかり電話では、ガイダンス の聞こえ方に違いがある。

 具体的には、加入電話では、秒音(チッチッ)を、予報音(ピッピッピッ)が鳴り始める8時59分57秒まで1秒分余分に鳴らし、58秒から60秒まで3 回の予報音、その後、時報音(ポーン)を1回鳴らす。これに対してひかり電話では、予報音(ピッピッピッ)を3秒鳴らした後、8時59分60秒に時報音を 鳴らし、さらに9時00分00秒にもう一度時報音を鳴らす。

 このような違いが出る理由については「加入電話とひかり電話の時報サービスの設備の仕様が異なっており、完全に同一にはできないため」(NTT東日本) だという。前回のうるう秒の調整(2009年1月1日)の際には、加入電話側は10秒前から0.1秒ずつ秒音を遅らせて余分な音を発生しないように調整し たが、ひかり電話は今回の方法と同じようにポーン音を2回鳴らした。

 今回は「二つのサービスの聞こえ方を、できるだけ近づけるようにするため」、加入電話側に予報音を1回余分に入れる仕組みに変更したとしている。

2.大日本印刷が“スマホ向け財布”を開発、2013年1月開始目指す(6.15  nikkeibp)
 大日本印刷は2012年6月14日、スマートフォン上の決済、ポイント、クーポンなどを一元管理する新サービス「モバイルWallet(ウォレット)」 を開発すると発表した。2012年秋に実証実験を実施し、2013年1月にサービスを開始する予定だ。

 新サービスでは、財布を模したデザインのモバイルWalletアプリをAndroid端末などのスマートフォン向けに配信する。アプリを起動すると、大 日本印刷が構築するクラウド型の取引管理システムに接続され、クーポン取得やポイント残高確認、ユーザー認証や会員情報変更などのサービスを受けられる (写真2)。クレジットカード・電子マネーによる決済機能も持たせる。

3.バッファローが最大600Mビット/秒の無線LAN製品を発表、11ac技術を 搭載(6.15 nikkeibp)
 バッファローは2012年6月15日、IEEE 802.11ac技術を搭載した無線LAN製品「WZR-D1100H」(写真1)を発表した。理論上の最大通信速度は600Mビット/秒(5GHz帯利 用時のスループット)。対応する無線LAN規格は11a/b/g/nで、2.4GHz帯と5GHz帯を同時に利用できる。

 IEEE 802.11acは仕様上の最大通信速度が約7Gビット/秒の無線LAN規格で、現在は標準化作業の段階にある。周波数帯は5GHz帯のみを利用する。高 速化に当たっては、(1)複数のアンテナで同時にデータを送るMIMO(Multiple Input Multiple Output)を最大8ストリームに拡張、(2)周波数帯域幅を80MHz幅、160MHz幅に拡張、(3)変調方式で一度に8ビットの情報を伝送できる 256QAMを採用――といった仕様を盛り

4.2012年の世界タブレット出荷台数、iPadのシェアが62.5%に拡大へ (6.15 nikkeibp)
 市場調査会社の米IDCは現地時間2012年6月14日、同年におけるタブレット端末の世界出荷台数予測を従来の1億610万台から1億740万台に上 方修正した。同様に2013年の予想をこれまでの1億3740万台から1億4280万台に引き上げ、2016年には2億2210万台に達すると見込んでい る。

 2012年の出荷台数シェアをOS別に見ると、米Appleの「iOS」が前年の58.2%から62.5%に拡大する見通し。これに対して米 Googleの「Android」は同38.7%から36.5%に低下し、カナダResearch In Motion(RIM)の「BlackBerry」も同1.7%から1%に低下するとIDCは見ている。

5.米シスコが新戦略「Open Network Environment」、OpenFlow/SDNにも対応(6.14 nikkeibp)
 米シスコシステムズは現地時間2012年6月13日、ネットワーク機能をフル活用するためにプログラマブルな手段をアプリケーションに提供する新戦略 「Cisco Open Network Environment」(Cisco ONE)を発表した。その一環として、実証用のコントローラーとOpenFlowスイッチ用エージェントを提供していく。

 この戦略の主眼は、アプリケーションに合わせてネットワークインフラを柔軟にカスタマイズできるようにすること。これにより、サービス提供の迅速化、リ ソースの最適化、新サービスによる早期のマネタイズを実現しやすくする。

 OpenFlow/SDN対応については、実証用のSDNコントローラーを提供していく。また、こちらも実証用のOpenFlowスイッチとして、同社 のスイッチ製品であるCatalyst 3750-X/3560-X向けにOpenFlow v1.0に対応したエージェントを提供する。



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