週間情報通信ニュースインデックスno.814 2011/06/18

1.拡大する「節電猛暑」商戦(7.1 nikkeibp)
 節電対策の影響で、今夏は体感温度が高くなる可能性が高い。サマータイム導入の動きもあり、買い物スタイルは変貌する。食品や小売り、外食は「節電猛 暑」を狙って商戦を広げ始めた。  節電ムードが色濃く広がる今年の夏。企業や家庭、商業施設でもエアコンの使用を控える傾向が強まり、体感温度は例年以上に高くなると見られている。

 この「節電猛暑」を1つの商機と捉え、食品・飲料メーカーや小売業、外食産業などの幅広い業態が今夏から、新しい提案を始めている。
 食品業界では、清涼飲料やアルコール飲料、アイスクリームだけでなく、暑い夏には敬遠されがちな甘い菓子の分野でも、猛暑を意識した商品が増えている。

 室温が28度を超えると、途端に溶け始めてしまう――。こうした不満の声を受け、森永製菓と明治では、「猛暑でも溶けにくい」ことを売り物にしたチョコ レートを発売した。高温で焼くことで真夏でも溶けず、手を汚さずに食べられる点が新しい。  チョコレートは通常、冬に最需要期を迎え、夏には売れ行きが落ち込む。だが「猛暑でもストレスなく食べられる工夫をすれば、夏のチョコレート消費は増え るはず」(明治)と意気込む。

 ミスタードーナツも今夏は「クール」を前面に打ち出す。冷やすことを前提にした商品を新たに投入するほか、「エンゼルフレンチ」や「チョコリング」な ど、一部の定番商品を自宅の冷蔵庫で冷やす食べ方を推奨する。店頭では「冷やすことで生地とクリームのひんやり感を味わえます」「チョコのパリパリとした 食感を楽しめます」といった売り文句をつけて、新たな消費につなげようとしている。

 小売業界ではサマータイム制度の浸透を1つの商機と捉えている。
 就業時間の前倒しが進めば、買い物客の来店ピーク時間も変わる。それに合わせてセールを打ち出したり、クーポンを発行したりして、消費を喚起しようとい うのだ。

 イオンやセブン&アイ・ホールディングスが狙うのは早朝の時間帯。イオンでは7月から東北・東京電力の管区にある店舗を中心に、営業時間を1時 間前倒しする。セブン&アイ・ホールディングスも全国のイトーヨーカドーで、新たに開店時から「朝市」を開始する予定だ。「気温が高くなる日中の 外出を避け、早朝の涼しい時間に買い物を済ませたいというニーズが高まる」(セブン&アイ・ホールディングス広報)と判断した。

 一方、コンビニエンスストアが狙うのは夕方。サマータイムで退社時間が早まる午後4時以降での新提案が増えてきている。
 ファミリーマートは現在、午後5時〜午後10時の時間帯限定でコロッケやメンチカツなどの揚げ物を値下げ販売している。サマータイムの本格導入に備え て、夕方以降に安くなるキャンペーンを行うことで、コンビニの夕食利用を促していく。

 これまで、24時間営業のコンビニでは、タイムセールという発想が希薄だった。しかし「サマータイムを1つの契機として、時間帯に合わせた売り方も今後 は模索していきたい」(ファミリーマート広報)と話す。

 節電猛暑やサマータイムの広がりによって、消費者の嗜好や消費動向に変化が表れる可能性は高い。これを商機として生かせるか否か。今後も幅広い業態で、 新たな提案が増えるだろう。

2.NTTコム、050番号使えるIP電話アプリをiPhone向けに公開(7.1  nikkeibp)
 NTTコミュニケーションズは2011年7月1日、スマートフォンから050番号で発着信できるIP電話サービス「050 plus」を開始すると発表した。まずiPhone 3G/3GS/4を対象にサービスを提供する。

 050 plusは、IP電話専用に割り当てられている050番号を使い、携帯電話網や無線LAN経由で他のIP電話、固定電話、携帯電話、PHSと通話できる サービス。App Storeで公開されているアプリをダウンロードして利用する(写真)。初回にユーザー情報やクレジットカード情報などを登録する必要がある。

 050 plusの基本料金は月額315円。050 plus同士やNTTコミュニケーションズのIP電話サービス「OCNドットフォン」、提携プロバイダのIP電話への通話料金が無料になる。固定電話や非 提携プロバイダあての通話は、全国一律で3分8.4円。国内の携帯電話あての通話は全事業者一律で1分16.8円

3.SkypeがAndroidアプリ新版を公開、ビデオ通話が可能に(7.1  nikkeibp)
 ルクセンブルクのSkype Technologiesは現地時間2011年6月30日、Android搭載スマートフォン向けアプリケーションの新版「Skype for Android 2.0」を発表した。新たにビデオ通話機能「Skype Video Calling」を追加した。Androidアプリケーション販売サービス「Android Market」あるいはSkypeのWebサイトから無料で入手可能。

 新版では、Wi-Fi接続または第3世代(3G)ネットワーク接続により、他のSkypeユーザーと1対1の無料ビデオ通話ができるようになった。通話 相手はAndroid端末のほか、iPhoneやMac、各種Windows搭載パソコン、テレビなどを利用可能。現在、Skypeへの同時アクセスユー ザーは約3000万人で、50万人がビデオ通話を使っているという。

4.電子書籍レンタルサービス「電子貸本Renta! for eo」開始、eoスマートリンクにも展開(6.30 nikkeibp)
 ケイ・オプティコムは2011年6月30日、ポータルサイト「eonet.jp」において電子書籍レンタルサービス「電子貸本 Renta! for eo」を提供を同日に開始すると始めると発表した。また、6月30日から始まった宅内サービス事業「eoスマートリンク」の試験サービスにおいても、宅内 情報端末で電子書籍を閲覧できるサービスの提供を始めた。

 このサービスでは、コミックや小説、写真集などの電子書籍(1万3000冊以上)を一定の期間レンタルし、閲覧が可能とする。特別なソフトウエアのイン ストールは不要で、パソコンのWebブラウザから利用できる。レンタル料については、「eo光」や「eoモバイル」の利用料金と合わせてしはらうことがで きる。

5.データのバックアップ時間を短縮するソリューション、NECが提供 2011/06/28
高槻 芳=ITpro
       記事一覧へ >>  NECは2011年6月28日、バックアップ用ストレージシステム「iStorage HSシリーズ」とアーカイブ用ソフト「StorageForce」をパッケージ化した「バックアップ時間短縮ソリューション」を発表した。6月30日から 出荷を開始する。

 バックアップ時間短縮ソリューションは、ファイルサーバー上のデータを効率的にストレージへバックアップしていくためのソリューション。使用頻度が低下 した古いデータをStorageForceで見分け、自動的にストレージに移動するといった機能を提供する。使用頻度が低いものからストレージに移してい く仕組みにより、バックアップ対象となるファイルのサイズを抑え、バックアップ時間の短縮につなげる。

 同ソリューションの提供と同時に、iStorage HSシリーズのエントリー向け最新モデル「iStorage HS3-30T」も出荷する。従来製品の「iStorage HS3-20T」に比べて消費電力量を約45%、重量を約30%削減し、性能を約60%向上させている。

 このほかNECは、レプリケーション用ソフトの最新版を従来の半額で提供。バックアップを行っていない時間帯に遠隔でストレージの電源をオン/オフでき る電源管理ソフトも販売する。




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