週間情報通信ニュースインデックスno.774 2010/09/18

1.ローソン「中国1万店」宣言(9.17 nikkeibp)
ローソンが日系コンビニでは初めて中国内陸部へ出店。現地を訪れた新浪剛史社長は中国での出店攻勢を宣言した。中国政府の内需振興策を追い風に、進出競争 が激化しそうだ。
 「中国は今後10年で5000店舗、いや1万店舗まで増える可能性がある。人民元レートの上昇を考えれば、店舗当たり売上高が日本並みになってもおかし くない」。ローソンの新浪剛史社長は訪問先の中国内陸部の直轄都市、重慶市でこうぶち上げた。

中国・重慶市の1号店を視察した新浪剛史社長の第一印象は「予想以上に奇麗だ」 新浪社長は9月初め、オープンしたばかりの店舗の視察と、黄奇帆・重慶市 長など政府幹部との面談を兼ねて現地を訪問。急成長が期待できる中国市場で、現在9850店舗ある日本に匹敵する店舗網を築く目標を表明した。

 ローソンは日系コンビニエンスストア各社の中では中国市場開拓の先駆者だ。1996年に業界として初めて中国・上海に進出し、現在は合弁企業を通じて 325店舗を構える。今年4月には重慶市に100%子会社を設立、日系コンビニとして初めて内陸部へ進出した。  重慶は、北京や上海、天津と並ぶ中国の4大直轄市の1つ。人口は3200万人にも上るが、進出する外資系の小売りチェーンは米ウォルマート・ストアー ズ、仏カルフールぐらい。コンビニと直接競合するチェーン不在の市場で、ローソンは年内に10店舗、2015年までに300店舗の出店を見込む。

2.5〜7月の米国スマートフォン利用、Googleのシェアが17%に拡大(9. 17 nikkeibp)
 米comScoreは米国時間2010年9月15日、米国の携帯電話利用に関する調査結果を発表した。同年5〜7月における13歳以上のスマートフォン ユーザーは5340万人(3カ月の移動平均、以下同様)となり、4月調査時(同年2〜4月)と比べ11%増加した。プラットフォーム上位5社のうち市場 シェアを伸ばしたのは米Googleだけだった。

 首位はカナダResearch in Motion(RIM)が維持したが、シェアは4月調査時から1.8ポイント減少して39.3%となった。2位は米Appleでシェアは1.3ポイント減 の23.8%。3位はGoogleでシェアは5.0ポイント増えて17.0%となった。4位は米Microsoftで11.8%(2.2ポイント減)、5 位は米Palmで4.9%(横ばい)だった。

 携帯電話全体で見た場合、13歳以上のユーザーは2億3400万人。OEM別では韓国Samsungがシェア23.1%で首位に立ち、4月調査時から 1.0ポイント拡大した。2位は韓国LG Electronicsでシェアは0.6ポイント減の21.2%、3位は米Motorolaでシェアは1.8ポイント減の19.8%だった。4位に 9.0%(0.6ポイント増)のRIM、5位に7.8%(0.3ポイント減)のフィンランドNokiaと続いた。

 2010年5〜7月の3カ月間に、米国携帯電話ユーザーの66.0%がテキストメッセージの送受信を行っており、この割合は4月調査時から1.4ポイン ト増えている。Webブラウザーを使ったユーザーは2.5ポイント増えて33.6%。アプリケーションをダウンロードしたユーザーは1.6ポイント増えて 31.4%だった。ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)にアクセスしたユーザーは1.9ポイント増えて21.8 %となった。

3.IE9向けサイトを30社超が試作、「電子新聞から習字までHTML5で開発で きる」(7.16 nikkeibp)
 米マイクロソフトは2010年9月15日(米国時間)、Webブラウザー「Internet Explorer 9」(IE9)のベータ版の一般公開を開始した。米サンフランシスコで同日開催されたIE9の発表会で同社は、レンダリング処理性能の向上やHTML5へ の完全準拠といった改良によって、従来よりグラフィックスやアニメーションを豊富に使ったり、Windows用の一般のアプリケーションソフトのように使 い勝手を向上させたりしたWebサイトを開発できるとメリットを強調した。

 IE9の開発を統括する米マイクロソフト Internet Explorerチーム担当コーポレート・バイス・プレジデントのディーン・ハチャモビッチ氏は、この日の発表会で「IE9の開発に当たっては、いかにし てWebサイトを輝かせるかという点に腐心した」と語り、見た目こそシンプルだがWeb開発者やユーザーにとっての使い勝手の向上に努めたことを強調し た。

4.Apple、iPad/iPhone向け無線印刷機能「AirPrint」を 11月より提供(9.16 nikkeibp)
 米Appleは現地時間2010年9月15日、モバイルデバイスを対象にした無線プリント機能「AirPrint」を発表した。同社のタ ブレット型コンピュータ「iPad」などから無線を介してプリンターに直接出力できる。開発者向けにベータ版の提供が始まっており、11月にリリース予定 の最新モバイルOS「iOS 4.2」に標準搭載される。

 AirPrintは、iPadのほか、スマートフォンの「iPhone 4」および「iPhone 3GS」、携帯型メディアプレーヤー「iPod touch」(第3世代以降)で利用できる。ローカルネットワーク上にあるプリンターを自動で探し出し、Wi-Fi経由でテキストや画像を印刷できる。プ リンタドライバやソフトウエアをインストールする必要はない。

 利用できるプリンターとしては、米Hewlett-Packard(HP)製の一部が最初に対応する見通しだ。HPは、Webベースの印刷サービス 「ePrint」に対応したプリンターの現行機種および新ラインアップに、AirPrintへのサポートを追加する。

5.シーゴシステムズ、専用アダプター不要のI/O仮想化装置を発表(9.15  nikkeibp)
  シーゴシステムズ・ジャパンは2010年9月15日、サーバーの入出力インタフェース(I/O)を仮想化するI/O仮想化コ ントローラの新製品「Xsigo VP560イーサネット」「同 VP780イーサネット」を発表した。最大の特徴は、InfiniBandなどネットワークアダプターを必要とする同社の従来製品と違い、サーバーがほぼ 標準装備する10Gビット/秒のイーサネットポートへ直接接続できることだ。10月に出荷を開始する。

 I/O仮想化コントローラとは、サーバーやストレージ間のネットワークを集約し、システムを停止させることなくネットワーク構成を変更したり拡張したり できるようにする専用ハードウエアのこと。物理的な配線を減らせるほか、サーバーやストレージを増設する際に複雑な設定作業が不要になる。




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