週間情報通信ニュースインデックスno.772 2010/09/04

1.左右の脳を使える人材の育成は重要な国家戦略(9.3  nikkeibp)
右脳の強化は長生きと創造力を高める
 宮田 秀明
 私は確かに右脳人間かもしれない。生来のものか日々の生活の中で獲得したものか分からない。たぶん両方で、日々の生活の中で獲得したものの割合の方が多 いのだと思う。こんなことで、いまの私の能力的な競争力はたぶん右脳力、つまり、構想力、設計力、未来予測力にあるのだと認識させられた。

 いまから思えば私の左脳力は高くなかった。例えば小学生のとき、理科と社会はいつも5段階評価で5だったが、算数は4に落ちたこともあった。高校生のと き、数人の友人と定期的に数学の家庭教師レッスンを受けていたとき、教えてくれた高校の数学教師に言われた言葉を今も覚えている。
 「本当に頭のいい人は代数より幾何が得意な人だと言われてますね」。

左脳を駆使してアメリカズカップに取り組む

 左脳力を鍛えるには訓練しかない。だから私は社会人になってから、左脳力を鍛えながら仕事をしてきた。40歳になったときにはかなりのレベルになったこ とが実感できた。
 2000年のアメリカズカップに挑戦することを1995年に決め、新しい勝てるヨットの開発を開始したとき、47歳の私は徹底的にデジタル・シミュレー ションを使うことにした。そのために3年がかりで開発したシミュレーション・ソフトウェアも完成に近づいていた。それまで私はヨット設計の素人だった。 ヨット以外ならほとんどすべての船の設計で世界の先頭を走っていたのだが、エンジンのない自然の力まかせの船に対しては全くの素人と言ってよかった。だか ら、私に競争力があるデジタル・シミュレーションに最大限のパワーを注入して――つまり左脳的な設計経験を最大数重ねて――最適設計解にもっていく戦略を とるしかなかった。
 
右脳も鍛えられていた

 丸4年間、私たちはヨット設計を左脳的に行う、つまり連日コンピューターシミュレーションと実験を操り返す日々を続けた。左脳とコンピューターを必死に 使っているうちに、ほとんど世界最速のヨットの設計が進行していった。そのとき、私の頭脳の中ではヨット設計の右脳力も並行して養われていったようだ。

 4年間左脳力を鍛えているうちに、ヨット設計のための右脳力が養成されていたようなのだ。それに最初に気が付いたのは2000年のアメリカズカップ艇の ヨット「阿修羅」「韋駄天」が完成して、蒲郡沖の三河湾を帆走したときだった。デジタルなデータに頼らなくても、自分の設計したレーシングヨットの完璧さ を感覚的に感じ取れたのだ。

右脳の鍛錬は長生きにつながる

 ある会合で「右脳を鍛えることが長生きにつながるそうです」と語ってくれたのは帝人会長の長島徹さんだった。確かに音楽家や画家には長生きの人が多いば かりか、人生の最後まで活動を続けて価値を創造し続けている人が多い。  ピカソの80歳のときの作品にも、奥村土牛の90歳のときの作品にも価値がある。価値を生み出す源泉は右脳にある。

右脳を発達させた創造力あるリーダーが求められる

 左右の脳力のバランスの取れた人、左脳を鍛えて産業社会を支えるだけでなく、右脳を発達させ新しいビジネスやシステムを創造してリーダーシップを取る 人、こんな人材が日本に求められている。

2.東芝がiPadより大きな10インチAndroidタブレット「FOLIO」を 発表(9.3 nikkeibp)
 東芝は2010年9月2日(現地時間)、Android搭載タブレット「FOLIO 100」を2010年10月からヨーロッパなどで発売すると発表した。iPad(9.7インチ)より大きな10.1インチのタッチパネルを搭載し、価格は 税別で329ユーロ(約3万5500円)から。3G回線対応モデルは2010年の後半に発売する。日本での発売は未定。

 画面の解像度は1024×600ピクセルで、マルチタッチによるズームも可能。前面に130万画素のカメラを備え、本体の大きさは281×181× 14mm。重さは760グラム。HDMIコネクタを備え、テレビへのHD動画出力が可能。DLNAもサポートする。SDカードスロット、USB 2.0コネクタを備え、無線LANとBluetoothに対応する。

3.基幹系アプリの仮想化には大半の企業が及び腰---米調査 記事一覧へ >>  アプリケーション性能管理ツールなどを開発/販売する米AppDynamicsは現地時間2010年9月1日、企業のアプリケーション仮想化に関する調 査結果を発表した。それによると、大半の企業がミッションクリティカルな基幹系アプリケーションを仮想化環境には移行していない。ほとんどの企業が「基幹 系アプリケーションの仮想化が成功する」という、より多くの確証を得たいと考えている。

 重要度が低いアプリケーションおよびシステムを仮想化環境へ移行済みの企業は83%に上る。これに対し、基幹系アプリケーションまでを仮想化環境に移行 済みとする企業は14%にとどまった。

 基幹系アプリケーションの仮想化を阻む主な要素として、回答企業は「人材の問題」「設計の懸念」「パフォーマンスの懸念」を挙げる。52%の企業では、 アプリケーション所有者が最重要アプリケーションの仮想化プロジェクトに反対したという。また、49%の企業はアプリケーションの設計が仮想化に対応して いないことを案じ、45%は仮想化環境に移行することでパフォーマンスが落ちることを恐れている。

3.基幹系アプリの仮想化には大半の企業が及び腰---米調査(9.2  nikkeibp)
 アプリケーション性能管理ツールなどを開発/販売する米AppDynamicsは現地時間2010年9月1日、企業のアプリケーション仮想化に関する調 査結果を発表した。それによると、大半の企業がミッションクリティカルな基幹系アプリケーションを仮想化環境には移行していない。ほとんどの企業が「基幹 系アプリケーションの仮想化が成功する」という、より多くの確証を得たいと考えている。

 重要度が低いアプリケーションおよびシステムを仮想化環境へ移行済みの企業は83%に上る。これに対し、基幹系アプリケーションまでを仮想化環境に移行 済みとする企業は14%にとどまった。

 基幹系アプリケーションの仮想化を阻む主な要素として、回答企業は「人材の問題」「設計の懸念」「パフォーマンスの懸念」を挙げる。52%の企業では、 アプリケーション所有者が最重要アプリケーションの仮想化プロジェクトに反対したという。また、49%の企業はアプリケーションの設計が仮想化に対応して いないことを案じ、45%は仮想化環境に移行することでパフォーマンスが落ちることを恐れている。

4.AppleがiPodファミリーを刷新、ビデオ通話への対応も(9.2  nikkeibp)
 米Appleは現地時間2010年9月1日、携帯型メディアプレーヤー「iPod」の新ラインアップを発表した。新しい「iPod touch」では、解像度がこれまでより4倍高いRetinaディスプレイ(960×640ピクセル)と前面にもカメラを搭載し、ビデオ通話機能 「FaceTime」に対応した。

 併せて同社は、デジタルコンテンツ管理ソフトウエアの最新版「iTunes 10」も発表した。ソーシャル機能「Ping」により、どんなアーティストが好きか、どんな音楽を聴いているか、どのコンサートに行く予定かなどの音楽情 報をユーザー同士で共有できる。iTunes 10はすでに提供が始まっており、同社のWebサイトから無償でダウンロードできる。

5.デジタルコンテンツ市場、全コンテンツの半分に(9.1 nikkeibp)
コンテンツ産業の市場規模の推移(2000年〜2009年)。2009年にデジタルコンテンツがコンテンツ全体のほぼ半分になった(デジタルコンテンツ協 会の発表資料より引用)
[画像のクリックで拡大表示] デジタルコンテンツ協会が2010年9月1日発売する「デジタルコンテンツ白書2010」によると、日本国内におけるデジ タルコンテンツ(デジタル形式で記録されたコンテンツ)は2009年、前年比6.6%増の6兆272億円となり最高を記録。コンテンツ産業全体のほぼ5割 に達した。

 「デジタルコンテンツ白書2010」は国内コンテンツ産業の市場規模を調査し白書としてまとめたもの。同協会は2001年から毎年白書を刊行しており、 今年で10冊目。発刊10周年に当たる今年は、2000年から2009年まで過去10年分のデータを収録した。同じ基準で見られるよう、2000年にさか のぼって推計方法を見直した。

 同書によると、2009年コンテンツ産業の市場規模は12兆843億円で前年比6%減となった(ここでの「コンテンツ」とは、さまざまなメディア上で流 通する映像、音楽、ゲーム、図書など情報の内容を指す)。





 ホームページへ