週間情報通信ニュースインデックスno.
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2009/11/21

1.米Twitter利用者数、当初予測を上回る(11.20  nikkeibp)
 2009年には少なくとも毎月1800万人の米国成人がマイクロブログの「Twitter」にアクセスするだろう。これは2008年水準の200%増を 示している。2010年には利用者2600万人に達すると予測され、こうなるとさらに44.4%の上昇となる(表)。

 今回の予測では11.1%のインターネットユーザーがTwitterユーザーと見なされ、米国のハリス・インタラクティブと「Pew Internet & American Life Project」が2009年春にそれぞれ13%、11%と予測した数字とほぼ並んでいる。eMarketerは、2010年には15.5%の米国成人の Web閲覧者が様々なプラットフォームを経由してマイクロブログサービスを利用するだろうと予測している。

 eMarketer が4月に発表した予測では、今年の米国成人のTwitter利用者は1210万人だった。2009年の第1四半期をさらに上回る第2四半期の成長となった ため、上方修正がなされた。
 例えば、2009年6月の米ニールセンの発表では、「Twitter.com」のユニークユーザー数は2100万人だった。この数字は前年比で 2000%近く増加したことを示しており、2009年5月に比べても増加している。ニールセン、米コムスコア、米コンピートは米国内のユニークユーザー数 は、それぞれ1820万人、1760万人、1970万人と5月に発表している。

  「2009年4月のTwitterユーザー数予測の発表以来、Twitter.comの訪問者数は急速に増えている」と、eMarketerシニアア ナリストのポール・ヴァーナ氏は言う。「それに加え、調査データは、人気のマイクロブログを導入している米国内のインターネット利用者数が堅調に増加して いる割合を示しているの。これら2つの事実は前回予測を上方修正させる結果となった」(同氏)。

 さらに同氏は、「同時に、短期間でサービスの利用を中止したユーザーの数も大きいことを示しており、多くのユーザーが散発的にサービスを利用している。 これらの動向から、この先18カ月間のTwitter利用者数の成長に関しては、保守的な見通しが賢明であると感じた」としている。

2.9月末の電気通信サービスの加入状況,加入電話とISDNの減少続く(11. 20 nikkeibp)
 総務省は2009年11月20日,電気通信事業者から報告のあった2009年9月末時点の固定通信および移動体通信の契約数等についての取りまとめ「電 気通信サービスの加入契約数等の状況」を発表した。
 この取りまとめによると,加入電話およびISDNの加入契約数の合計は4532.3万加入で,前期(2009年6月末)比2.0%減,前年同期比 8.2%減の減少となった。
 IP電話の利用数は2157.9万件で前期比3.2%増,前年同期比13.3%増。増加傾向が続いている。このうち,0AB〜J-IP電話の利用数は, 前期比6.5%増で,前年同期比34.7%と,伸びが顕著だった。一方,050-IP電話の利用数は,前期比1.4%減,前年同期比8.1%減となった。
 携帯電話とPHSの加入契約数の合計は1億1406.9万加入で,前年同期比4.2%増と引き続き伸びた。人口普及率は89.3%だった。加入契約数の 内訳は,携帯電話が1億963.4万加入に対しPHSが443.5万加入だった。第3世代携帯の加入契約数は1億434.3万加入で,携帯電話の加入契約 数に占める割合は95.2%だった。

3.Google Chrome OSが公開,OSSプロジェクト「Chromium OS」スタート(11.20 nikkeibp)
 
米Googleは米国時間2009年11月19日,2010年後半リリース予定のパソコン用OS「Chrome OS」を開発するオープンソース・プロジェクト「Chromium OS」を開始した。初期段階にあるソースコードなどを無償提供し,多くの開発者やパートナに協力してもらう考え。

 Chrome OSは,Webブラウザ「Chrome」の利用に特化したLinuxベースの軽量OS。新設計のウインドウ・システムとChromeを搭載し,各種機能を Webアプリケーションとして実現する。従来のOSと違ってユーザー自身がアプリケーションをインストールしたりアップデートしたりする必要がなく,セ キュリティも確保しやすいという(関連記事:“Google OS”ついに出現,2010年後半デビュー/米グーグルがパソコン用OS「Google Chrome OS」を開発)。

 4.シスコがUC新製品を発表、NGN対応のテレプレゼンス簡易版を投 入(11.19 nikkeibp)
 シスコシステムズは2009年11月19日、企業のコラボレーションを支援するUC(ユニファイドコミュニケーション)製品群を発表した。今回発表した のは、大画面で高画質映像を使って会議ができるテレプレゼンスシステムやIP電話機、Web会議システムなど。

 UC製品群のうち、テレプレゼンス製品の「コラボプレイス」(写真)は、シスコのテレプレゼンス製品「Cisco TelePresence」の簡易版で、初期投資を抑えてテレプレゼンスシステムを利用できるのが特徴である。従来の同社のテレプレゼンスシステムでは利 用するために会議室を改装する必要があったが、コラボプレイスではその必要がない。コラボプレイスで利用する機器などは、シスコシステムズキャピタルが リースで提供する。

 コラボプレイスは、NTT東西のNGN(次世代ネットワーク)サービス「フレッツ 光ネクスト」のひかり電話に接続して利用できる。「NGNを活用すれば、安価な通信費で企業間のコミュニケーションが可能になる」(石本龍太郎 アーキテクチャ&テクノロジ事業統括 専務執行役員)。販売価格は、5年間のリースと保守料の合計で月額29万8800円から。12月に販売を開始する。

5.ソフトバンクテレコムが「月額4500円」のHaaSを提供(11.18  nikkeibp)
 ソフトバンクテレコムは2009年11月18日、仮想マシンを貸し出すサービスを提供すると発表した。本日から受付を開始して、2010年2月に提供を 開始する。特徴は低料金なこと。CPU1コア、メモリ1Gバイト、HDD100Gバイト、NIC1ポートの最小構成で月額4500円(税抜き)で利用でき る。競合事業者ではNTTコミュニケーションズが最小構成で2万円台の計画(関連記事1)、ITコアが月額1万円のサービスを提供中だ(関連記事2)。

 ソフトバンクテレコムはクラウド関連サービスを「ホワイトクラウド」ブランドで展開する。今回発表したIaaSはその第一弾で「ホワイトクラウド シェ アードHaaS」と「同 プライベートHaaS」の名称で提供する。前者は仮想マシンを切り出して提供する形態だ。最小構成で月額4500円で利用でき、 リソースを追加した場合はその分だけ加算する従量課金となる。後者は利用者の要望に応じて機器を組み合わせる専用設計で提供する。構成に応じた個別見積も りとなる。




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