週間情報通信ニュースインデックスno.679   2008/11/01


1.サーベラス、日産・ルノーとクライスラー合併交渉再開も(10.31  nikkeibp.jp)
2米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)とクライスラーの合併は、合意が成立する場合でも11月4日の米大統領選以降になる可能性が高い。関係筋が 30日、明らかにした。

 ブッシュ政権は、2社の合併に対する支援の可能性を排除した。 ある関係者は、これを受け、クライスラー株主のサーベラス・キャピタル・マネジメント が、日産自動車<7201.T>()・ルノー連合との交渉を再開する可能性が生じた、との見方を示した。 関係者によると、サーベラスは同連 合を、GMとの合併交渉が決裂した場合のバックアップとみなしている。

2.第3四半期米GDPは7年ぶり大幅マイナス、個人消費急減(10.31  nikkeibp.jp)
 米商務省が30日発表した第3・四半期国内総生産(GDP)伸び率(速報値)は年率換算で前期比0.3%減少し、7年ぶりの大幅なマイナス成長となっ た。 景気後退懸念が強まるなか消費支出や設備投資が減少した。

 第3・四半期は比較的堅調だった第2・四半期のプラス2.8%から一転してマイナス成長となった。マイナス幅は2001年第3・四半期以来の大きさ。た だ、ロイター調査によるエコノミスト予想の0.5%減を若干上回った。

 内訳はGDPの三分の二を占める個人消費が3.1%減と、1991年第4・四半期以来のマイナスとなり、1980年第2・四半期以来の大幅な落ち込みを 記録した。非耐久消費財は1950年末以来の大幅マイナスとなった。

3.グーグル運営のウェブサイト数は1050万--Netcraft調査(10. 31 nikkeibp.jp)
  Googleがインターネット上で大きな影響力を持っていることに疑問の余地はない。しかし,同社がウェブサイトのホスティングに独自ソフ トウェアを使っていることから,その影響力の大きさを垣間みることができる。

 例えば,Googleは10月,1050万のウェブサイトを運営し,9月と比べて41万1000増加しているという。ウェブサイトのホスティングで使わ れるソフトウェアを調査するNetcraftが米国時間10月30日に公開した統計で明らかになった。

 この数字は,ウェブページをブラウザに送信するために使われるウェブサーバソフトウェアを調査した結果から得られている。上位2パッケージは 「Apache」とMicrosoftの「Internet Information Services(IIS)」だが,Googleが追い上げを見せている。

 Netcraftの調査によれば,全ウェブサイト1億8200万のうち,1050万がGoogleのソフトウェアを使っているという。Apacheは 9150万,MicrosoftのIISは6280万となっている。

 Netcraftによると,Googleのシェアは約5.7%になるという。しかし,実際にはコンテンツがないトークンページを持つドメインを除いた 「アクティブ」なサイトだけを集計した場合,その割合は10.6%まで上昇する。

 Googleは,同社内部システムについて多くを語らないが,「GoogleウェブサーバはLinux上で稼働される特別製のサーバ」と声明で述べてい る。

4.Google,MSに続きOpenIDアカウントの提供を開始(10.30  nikkeibp.jp)
 米Googleは米国時間2008年10月29日,同社サービスのアカウント「Google Account」をOpenIDとして使用可能するためのAPIを限定公開した。同APIを導入したWebサイトでは,Google Accountを所有しているユーザーは,新たに個別のアカウントを作成することなく,ログインすることができるようになる。

 OpenIDは,1つのIDでインターネットのさまざまなWebサイトの認証を実現する仕組み。推進団体のOpenID Foundationには,Googleのほか米Microsoftや米Yahoo!,米IBMなどが参加しており(関連記事:OpenID推進団体に Google/IBM/Microsoft/VeriSign/Yahoo!が参加),Yahoo!は1月よりOpenID発行サービスのベータ運用を開 始している(関連記事:ヤフーがOpenID発行サービスを開始、日米で同時スタート)。またMicrosoftは,同社Webサービス用アカウント 「Windows Live ID」をOpenIDとして利用可能にすることを10月27日に発表し,開発者向けプレビュー版を公開した(Microsoft Live Servicesの公式ブログ)。

 今回Googleが提供するAPIの初期バージョンはOpenID 2.0プロトコルを採用する。同APIにアクセスするには,「Google Federated Login」グループに登録する必要がある。既にWebベースのオフィス・アプリケーション・サービス「Zoho」がGoogle Accountを受け入れているという。

5.NECが初めて「プログラマブル・フロー・スイッチ」の試作と実証実験に成功, 新世代ネットの基盤に(10.29 nikkeibp.jp)
 NECは2008年10月29日,新世代ネットワークを実現するための基盤技術となる「プログラマブル・フロー・スイッチ」を初めて試作 し,さらに日米間での実証実験に成功したと発表した。ここでの次世代ネットワークは,日本の情報通信研究機構(NICT)などが提唱する「新世代ネット ワーク」(NWGN)や米国のGENI(Global Environment for Network Innovations),あるいは次世代インターネットなどを幅広く含む。

 今回開発したプログラマブル・フロー・スイッチは,経路制御などの制御機能をスイッチ本体から切り離し,外部の制御サーバーから一元的に制御できるよう にしたフロー・スイッチである。フロー・スイッチとは,アプリケーションごとのフローを識別し,そのフローごとに処理を加えられるスイッチのこと。従来の フロー・スイッチ,あるいは一般的なルーターやレイヤー3スイッチでは,転送経路を決めるルーティング機能は個々の装置に内蔵されていた。

 制御機能を分離することで,ルーティング,コンピューティング,ストレージなどの制御も統合した制御ミドルウエアとして実装できるようになるという。こ うした特徴を生かして,ネットワークとコンピューティングやストレージを連動させたクラウド・コンピューティングの実現が容易になるとしている。





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