週間情報通信ニュースインデックスno.675  2008/10/04

1.
モバイルFeliCaを利用したことがある人、わずか12%(10.3 nikkeibp)
トランスメディアGPが10月3日に発表した、携帯電話ユーザーのモバイルFeliCa利用に関する調査による と、携帯電話でFeliCa機能を利用した経験のある人は12%にとどまった。モバイルFeliCaを使う目的は「コンビニでの買い物」が84%で最も多 く、「自動販売機」(31%)、「ショッピングの支払い」(25%)が続いた。モバイルFeliCaを使う理由としては、「現金で払う手間が省ける」 (79%)が最多で、「ポイントが貯まる」(39%)、「カードがかさばらない」(25%)が続いた。

今後、モバイルFeliCaを使いたいと思う人は全体の50%だった。使うつもりがない人に理由を尋ねたところ、「何ができるか分からない」 (51%)、「使い方がよく分からない」(40%)、「携帯電話をなくしたら困る」(28%)などが挙げられた。

よく使う店舗でポイントカードや会員カードとしてモバイルFeliCaが利用できると仮定し、あらためて利用意向を聞くと、利用したいと答えた割合 は70%に増加した。
ポイントカードとして利用できれば、カードを持ち歩く必要がないため、カードがかさばらず、探す手間が不要になること、ポイント数や履歴が確認しやすいこ となどに対する期待が高い。
また、そのほかに希望する機能として最も多かったのは、「(ポイントではなく)現金が貯まる機能」(66%)だった。


2.中国の就職市場で日本企業が人気がないわけ(10.1 nikkeibp)
2〜3年前のことですが、日本企業の中国現地法人の人事制度を構築するという仕事を集中的に請け負っていたことが あります。お手伝いさせていただいた企業は大手もあれば、中小企業、ベンチャー企業もあり、業種も様々でした。今回は、このときの人事制度構築の仕事を通 じて感じたことについて書きたいと思います。

率直に言って、中国における日本企業の就職人気は高くありません。中国のリクルーティングサイトの「中華英才網」が、毎年、大学生の人気企業を発表 していますが、人気企業50社の中に入る日本企業はせいぜい2〜3社です。また、別の調査になりますが、「働きたい企業の国籍ランキング」でも、日本企業 は、欧米企業、韓国企業、香港・台湾企業、中国企業の下の5位となっています。

この不人気さの原因は何といっても、日本企業の人材マネジメントの拙さにあると言い切っていいでしょう。人事制度構築の一環として現地社員の声を聞 いてみると、「評価制度がない(もしくは公開されていない)ので、自分の仕事ぶりがどう評価されているのかわからない」「自分の給料や賞与がどういう基準 で決められているのかはっきりしない」「他の会社に比べて給料が安い」といった声があげられていました。

3.凸版印刷、ブルーレイのBD-LIVE機能で広告をインターネット配信(9. 30 nikkeibp)
凸版印刷は9月30日、ブルーレイディスク(BD)の新機能を使ってインターネット経由でコンテンツを配信する広 告ソリューションを発表した。広告用映像などの企画/制作、BDメディア用データ編集、BDメディア製造などのサービスをパッケージ化し、企業向けに提供 する考え。

BDの新規格「Blu-ray Disc Profile 2.0(BD-LIVE)」は、BDプレーヤ向けコンテンツ配信機能を規定している。同機能に対応したBDプレーヤは、BDメディアに収録されていないコ ンテンツでも、インターネット経由で取得して再生できる。コンテンツ提供者がサーバーにコンテンツを登録すれば、最新の広告映像や特典映像の配信が行え る。視聴者の属性や地域などに応じて配信コンテンツを変えることもできる。

単なる映像コンテンツだけでなく、対戦型ゲームやチャットといったインタラクティブなコンテンツのインターネット配信も可能。アンケート調査実施、 視聴ログのデータ分析など、マーケティングデータの収集にも活用できるという。

4.2001年にググったら? 創立10周年の米グーグルが特設サイトを開設(10.1 nikkeibp)
米グーグルは2008年9月30日(米国時間)、創立10周年を記念して「2001 Google search」と呼ばれるWebサイトを、10月末までの期間限定で開設したことを明らかにした。約7年前の2001年1月時点のインデックス情報に基づ いた検索が可能だ。

検索ページは2001年時点のデザインになっている。検索結果一覧にはインターネットアーカイブへのリンクが用意されており、そこに当時のページが 保存されていれば、当時の状態のまま表示することも可能。2001年にタイムスリップしたかのごとくWebサーフィンを楽しめる。「YouTube」と入 力しても検索結果は1件も見つからないし、「iPhone」「iPod」などの単語では現在とは違った対象がヒットする。

5.IT部門で、今最もホットな役割は何か?(10.2 nikkeibp)
IT部員のどの役割がホットか―。ITの各分野を専門とするフォレスターのアナリスト9人に聞いた。25個の役割 の候補から16個を選出し、さらに4段階のヒートレベルにランク付けした。これが図に示したものだ。こうした組織におけるホットな役割に対する要求を満た すため、CIO(最高情報責任者)は主要なスキルにおけるギャップを認識し、どの役割のスタッフを雇ってくるのか、あるいは社内で育てるのか、それとも外 部から借りてくるのかを決める必要がある。

我々の調査では、情報/データのアーキテクトと情報セキュリティ専門家が最もホット(Hottest)な役割となった。この二つの役割はハイリスク かつビジネスへの影響が大きく、それを担当できる人材が不足しているからである。現在、大きな組織は、全社を横断する形でデータや情報を統合する必要性を 感じている。また、セキュリティ担当者の役割は危機管理をカバーするまで広がり、アプリケーションからインフラ、設備、ビジネスファクターまで考慮しなけ ればならなくなっているため、その重要性が増している。



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