週間情報通信ニュースインデックスno.579 2006/11/04

1.ユニクロと大和ハウス、店舗開発で提携、大型店の出店強化へ(11.2 nikkeibp.jp)
ファーストリテイリング・グループのユニクロと大和ハウス工業は11月1日、ユニクロ店舗の出店に関して業務提携協定を結んだと発表した。これまでの協力関係を強化し、大型店を主力とした店舗開発の実効性を高めるという。

大和ハウスは、ユニクロがチェーン展開を本格化した1991年から協力し、各地域で地主との交渉や、店舗開発提案などを手がけてきた。

両社は今回の協定で、新たな出店目標を定め、達成に向け相互に最大限の協力を行うことに合意した。1年間あたり、500坪(1652m2)級の大型店舗30店、250坪(826m2)級の標準店舗20店を出店する予定。

また、ユニクロが成長を見込む「郊外単独タイプ大型店」の標準となる店舗形態を共同開発する。さらに、これらの施策を着実に実施するため、両社の部門トップが会議を開き、四半期単位で結果に対するレビューを行うという。

2.携帯電話ユーザーは毎日1−3時間ネットにアクセス、社会人も携帯アクセスが一般化(11.1 nikkeibp.jp)
Jストリームは10月31日、携帯電話ユーザーのインターネット利用動向に関する調査結果を発表した。1日当たりのネット・アクセス時間は、「1−3時間」という回答が31.0%で最も多く、携帯電話を「(ネット・アクセスに)利用しない」という回答は0.2%しかなかった。

パソコンも含め、アクセスに利用する機器を職業別に調べたところ、中学生・高校生は36.6%が「携帯電話のみ利用」するユーザーで、「主に携帯電話を利用」と「主にパソコンを利用」はいずれも31.7%だった。会社員は「主にパソコンを利用」が37.9%で最も多いものの、「主に携帯電話を利用」と「携帯電話のみ利用」の合計が62.1%あった。専業主婦・主夫も後者の割合が63.2%あり、「社会人にも携帯電話ネット・アクセスが一般的なものとなっている」(Jストリーム)。

大学生・大学院生・専門学校生は「主にパソコンを利用」が46.0%、「主に携帯電話を利用」が38.7%、「携帯電話のみ利用」が15.3%で、パソコンによるアクセスが主体となっていた。これに対し、パート・アルバイトは「主にパソコンを利用」が31.1%、「主に携帯電話を利用」が 25.5%、「携帯電話のみ利用」が43.5%となり、携帯電話の比重が大きい。

ネット利用目的で挙げられた主な項目は以下の通り。

【ネット利用目的(携帯電話)】
・「趣味・娯楽の情報収集」:26.2%
・「動画やゲーム、音楽などのコンテンツ」:25.3%
・「メールなどのコミュニケーション」:17.6%
・「ブログなどへの投稿」:5.5%
・「ネットバンキングやEトレード」:4.4%

【ネット利用目的(パソコン)】
・「趣味・娯楽の情報収集」:26.2%
・「動画やゲーム、音楽などのコンテンツ」:10.3%
・「ネットショッピング」:7.1%
・「ブログなどへの投稿」:5.5%
・「メール・チャットなどのコミュニケーション」:4.7%

関連情報
・JストリームのWebサイト http://www.stream.co.jp/

3.NTTデータが利益倍増の好決算、通期売上高1兆円を射程内に(10.31 nikkeibp.jp)
NTTデータが発表した2006年度(2007年3月期)中間期決算は、売上高が前期比16.4%増の4534億8200万円、経常利益が同 136.9%増の362億9800万円という大幅な増収増益を達成した。期初の予想より売上高は3.8%、経常利益は21.0%の上振れで、会見に臨んだ浜口友一社長は、通期予想である「売上高1兆円」の達成に自信を見せた。

景気回復を背景に、あらゆる業種からのシステム受注が増加したことが、好決算をけん引した。受注高は、前期の4055億円から46.3%増の 5933億円と急拡大。特にダウンサイジングや予算見直しなどの逆風が吹く公共分野で、政府システムの最適化計画に伴う新規案件が寄与し、受注高が前期比 88.6%の2412億円と大幅に増えた。残る金融分野や一般企業向け分野の受注高も同25?30%増と好調に伸びた。「業種を問わず、下期に見込んでいた案件の受注が上期に繰り上がったことも受注高の急増に貢献した」(浜口社長)という。

4.マスコミが報じない新Officeの狙い(11.1 nikkeibp.jp)
「ほとんどのマスコミは新しいユーザー・インタフェースのことを書く。それはその通りだ。でも,本当に言いたいのは,新しいワークスタイルを実現するということなんだ」。こう語るのは,米MicrosoftでOffice製品のマーケティングを統括するクリス・カポセラ氏である。

Microsoftは間もなく,新バージョン「2007 Office System」を投入する。「System」を冠した新版は,ブログやRSS,Wiki,P2Pなど若者が支持するテクノロジーを取り込んだ。「これまでソフトの支援を受けてこなかった小さなグループや,オフィスの外で働くナレッジワーカーの活動も支援したい」と意気込むカポセラ氏に,新Officeの思想と,目指すワークスタイルの像を聞いた。

――新しいOffice Systemの狙いは。

人々のワークスタイルが時間とともに変わっていることは言うまでもありませんが,最近大きな変化が見られます。その1つは,企業の枠を越えてコラボレート(協働)する必要性が,5年前と比べてはるかに高まったということです。

もう1つは,デジタル・データが爆発的に増えたため,必要な情報を探すのが難しくなっていることです。しかし同時に,企業は情報を保護し,管理できるようにもしなければなりません。

企業の枠や地理的な境界を越えてコラボレーションできる,かつ自社の機密を守れるテクノロジーを実現する。これがソフトにとって重要なテーマだと考えています。そこで私たちは新しいOffice Systemを開発するに当たって,企業ポータル・ソフトの「SharePoint Server」や,新しいグループウエア・ソフトである「Groove」など,コラボレーション向けのテクノロジーに資金を投入してきました。

ほかにももう1つ,我々が直面している大きな流れがあります。それは,新しいコラボレーションを実現する「コンシューマ・テクノロジー(消費者向け技術)」の登場です。
IM(インスタント・メッセンジャー),ブログ,Wiki,RSS。これらは,インターネット上で広く受け容れられるようになったコンシューマ・テクノロジーです。主に消費者向けに作られたテクノロジーではありますが,企業内で使うケースが少しずつ増えています。企業のITマネジャは,それら新しいコラボレーション・テクノロジーをうまく採り入れなければならないというプレッシャーを感じています。

そこで,新しい2007 Office Systemでは,特に若い人たちが望んでいるこれらのテクノロジーを取り込みました。

SharePointを使うと,ITマネジャは社員にブログやWikiの環境を提供できます。社内でコミュニティ・グループを組むこともできます。いま米国で広まっているSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の「My Space.com」と同じようなものです。

メールや個人情報を管理するソフトの「Outlook」には,RSSリーダーを追加しました。自分の仕事に関係するコンテンツが更新された際には,いちいちWebページを開いて新着情報があるかどうかをチェックする必要がなくなります。常にOutlookを開いていればいいわけです。

ITマネジャは,エンドユーザーのパソコンにインストールするソフトを増やす必要はありません。Office Systemがあればいいのです。

エンドユーザーにとって一番画期的な変化は,Office Systemの新しいユーザー・インタフェース「リボン」でしょう。多くのユーザーは,Officeの機能の数%しか活用していないと感じていたはずです。エンドユーザーは新しいユーザー・インタフェースで,今までできないと思っていたことができるようになります。

新しいOffice Systemはエンドユーザーに対してエキサイティングなユーザー・インタフェースを提供します。その上でITマネジャに対しては,新しいワークスタイルに対応できる基盤を提供します。Office製品群という統一的な基盤の上で,誰にどんな情報を許可するのか管理できます。

ほとんどのマスコミは,この新しいユーザー・インタフェースについて書くと思います。飛躍的な変化ですし,とてもエキサイティングですから。ですが,私はむしろ,2007 Office Systemで新しいワークスタイルを可能にしたことを強調したいのです。

5.NEC,KDDIのNGN計画「ウルトラ3G」の中核システムを受注(11.2 nikkeibp.jp)
NECは11月1日,KDDIが進める次世代ネットワーク(NGN)構想「ウルトラ3G」の中核システムについて,同社から受注を得たと発表した。受注規模は非公開だが,「NGNに注力するNECとしても,非常に重要な案件」(NEC)という。

KDDIが進める「ウルトラ3G」構想では,固定と携帯を1つのIPネットワークで統合し,アクセス回線の種類によらないシームレスなサービスの提供を目指す。今回NECが受注したのは,CDMA2000の標準化団体「3GPP2」では「MMD(multimedia domain)」と呼ばれ,第3世代携帯電話の標準化団体である「3GPP」では「IMS(IP multimedia subsystem)」と名付けられた通信制御システムである。これはサービス全体の制御を担う部分であるため,NGNの核であると言える。
 

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