週間情報通信ニュースインデックスno.570 2006/08/26

1.社員のやる気を向上させるオフィスの条件は「打ち合わせ場所」、コクヨの調査(8.25 nikkeibp.jp)
コクヨグループは8月25日、企業の経営者/役員にオフィス環境についてアンケート調査した結果を発表した。それによると経営者や役員の94.1%は、従業員のやる気がオフィス環境に左右されると感じており、51.4%は、やる気を向上させるオフィスの条件として「従業員用の気軽な打ち合わせ場があること」を挙げた。

このほか、「静かで落ち着いた環境」(45.1%)や、「収納スペースが広い環境」(41.9%)などを重視する割合も高かった。

一方「個室」や「フリーアドレス(個人の机がなく、好きな席に座るシステム)」といった回答はそれぞれ10%程度にとどまり、これらについて経営者/役員は、やる気が向上するものとは考えていないという。

また経営者/役員の76.7%がオフィスのリフォーム意向を持っていることも分かった。その内容は「打ち合わせ場の増改築」が52.1%と最も多かった。社内コミュニケーションの円滑化が、従業員のやる気向上につながると考える人が多いという。以下、「収納スペースの増改築」(50.0%)、「顧客との会議室の増改築」(41.2%)、「リフレッシュルームの設置」(37.6%)と続いた。

調査は8月8日−8月16日の期間、、従業員が50人以上いる会社の経営者/役員を対象に実施した。調査地域は関東と関西。有効回答数は253。

2.勝ち残業と負け残業(8.25 nikkeibp.jp)
トリンプの吉越社長は、日本のブルーカラーの生産性に比べてホワイトカラーの生産性が低いと言われるのは、ホワイトカラーの労働時間があいまいだからであり、その理由として「定時に仕事を終わらせようと必死にならないから」と指摘しています(日本経済新聞 2006年7月17日付け朝刊「残業ゼロが日本を救う」より)。

 「定時に仕事を終わらせようと必死にならない」のは、「定時」が「最終電車」ではないことを知っているからでしょう。その場合「定時」はせいぜい区切りでしかなく、本当の締め切りとは感じられないため、そこまでに仕事を完了させようという切迫感が生じません。

 ここでちょっと仕事から離れて、学生時代を振り返ってみます。

 精神科医の和田秀樹は、その著書『受験は要領』で以下のように書いています。

お粗末な勉強法の代表のように言われる“一夜づけ”にこそ、受験勉強の秘訣があるのである。君たちも定期試験のまえに、一夜づけ勉強をしたことがあると思う。その日のことを思い出してほしい。ふだんから比べれば、はるかに充実して勉強したのではないだろうか。試験範囲をとにかく一晩でこなすわけだから、ふだんとは全然違うエネルギーが出ていたはずである。
このエネルギーの源泉は、試験という“締め切り”があるからである。「もう時間がない」と尻に火がつくと、かなりの集中力が発揮され、ふだんでは考えられないほどの、大量の暗記をこなしてしまうのだ。

 人に使われる立場にあり、しかも上司が絶対に定時の帰宅など認めない「主義」をお持ちの方でしたら、難しいかもしれませんが、残業ゼロというのは、想定外の成果を生み出せるかもしれません。

3.バッテリーの発火問題、経済産業省も調査へ(8.25 nikkeibp.jp)
2006年8月24日、経済産業省はデル製のノートパソコンに搭載されたソニー製のバッテリーから出火した不具合問題を踏まえ、リチウムイオン充電池の安全性確保のために、電池・蓄電技術の専門家による検討委員会を設置すると発表した。同時に、消費生活用製品安全法第83条に基づき、ソニーおよびデルに対し、原因の究明と報告を行うよう指示した。原因の報告期限は8月31日となっている。

不具合は、デルのノートパソコンに搭載したソニーのリチウムイオン充電池から異常発熱が起こり、場合によっては出火に至るという問題。日本では2005年と2006年に1件づつ報告されている。

4.NTT西がFAXを代理受信するサービス,メールで通知しWebで確認(8.24 nikkeibp.jp)
NTT西日本は8月24日,FAXの受信があったことを電子メールで知らせ,パソコンで内容を確認できるサービスを開始すると発表した。提供開始は8月25日。
 
 サービスを利用できるのは「ひかり電話」または「ひかり電話オフィスタイプ」のユーザー。外出や店舗の閉店の前に専用のWebページで不在設定をしておくと,NTT西のサーバーでFAXを代理受信するようになる。FAXを受信すると,あらかじめ登録されている連絡先に電子メールを送信。メールを受け取ったユーザーはWebブラウザで専用ページにアクセスし,内容を確認できる。FAXの保存形式に「TIFF」を利用するため,携帯電話では確認できない。
 
 利用料金は,1電話番号ごとに月額105円。初期費用として最低2100円が必要。

5.NTTドコモが8月末からHSDPAを開始、端末はNEC製1機種(8.24 nikkeibp.jp)
NTTドコモは8月24日,第3世代携帯電話FOMAの10倍の下りデータ通信速度を実現するHSDPA(high speed downlink packet access)サービスに対応した「FOMA N902iX HIGH-SPEED」を8月31日から発売すると発表した。合わせて同日から,東京23区内でHSDPAサービスを開始する。

ユーザーはHSDPA対応エリア内では,下り最大3.6Mビット/秒のパケット通信が可能。その他のエリアではFOMAと同じ下り最大384kビット/秒の通信速度となる。料金プランはFOMAと同じ条件であり,HSDPAサービスの利用に特別の契約は必要ない。iモード系のサービスはパケット定額制サービス「パケ・ホーダイ」の対象となるが,フルブラウザを利用した場合は従量課金となる。高額なパケット料金が請求される恐れがあるため,注意が必要だ。
 

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