週間情報通信ニュースインデックスno.569 2006/08/19

1.「日本でテロが起きる」のは時間の問題(8.17 nikkeibp.jp)
国際テロと聞くと、日本では「中東諸国やイスラム教徒の多い一部の欧州諸国に限られている」と考える人が大半ではないだろうか。また米国やイギリスなど対テロ戦争の前面に立っている国々がイスラム過激主義者の恨みを買い、テロの対象になっていると考えている人が多いだろう。

では、米国の外交政策には批判的な立場をとり、イスラム諸国に対しても穏健な政策をとっているカナダで、アルカイダのテロリストがテロを計画し、カナダ治安当局に逮捕されたという事実を、我々はどう受け止めるべきだろうか。

去る6月2日、カナダの警察当局は、12人の成人と5人の未成年の少年を、アルカイダと関連するテロ攻撃を企てた容疑で逮捕した。この17人は大量の硝酸アンモニウムを用いた爆薬を使ったテロを計画しており、3トンの硝酸アンモニウムの肥料を入手しようとしたところを当局に押さえられた。このグループはトロントの北15キロの田舎に訓練キャンプを持ち、射撃訓練などを行っていた。

2.『若返る人』著者に聞く(8.17 nikkeibp.jp)
『50歳のまま、80歳、それ以上を迎える 若返る人』クリス・クロウリー、ヘンリー・ロッジ著、沢田博、佐野恵美子訳、エクスナレッジ、1600円(税抜き)
ヘンリー・ロッジ氏 医学博士、内科医。ニューヨーク・マンハッタンで開業し、23人の医師を率いて活躍中。これまで20年近く、50?70代の患者を数多く診療。老人医療医の資格を保有するほか、常に全米名医ランキングに名を連ねる。コロンビア大学医学部の臨床部門にも籍を置き、分子生物学や進化生物学といった最新分野にも造詣が深い

 「現代の高齢者の病気や健康の衰えは加齢のプロセスにあらわれる正常な現象ではなく、むしろ異常な現象だ」
 「たいていの人は老いを無条件に受け入れているが、人間には衰えを押し戻す能力が備わっている」
 「人間の進化のメカニズムをうまく使えば衰え(=老化)は止められる。例えば、運動は成長(=若返り)の信号を身体に送るが、長時間座り続けることは衰え(=老化)の信号を送る。バランスのとれた食事は『成長』、食べ過ぎは『衰え』の信号を送る」

 など、これまでの“老化”のイメージを大きく変える言葉で溢れる1冊。

 この本では若返るための3原則、「週に6日の運動」「正しい食生活」「他人との関わり」を提唱、その教えを実践した71歳の元弁護士の体験談が紹介されている。

 この本では、前者の主に定年を前に、老化というものをある意味深刻に、恐怖を持って迎えようとしている人たちへ、どうしたら年を取ることに楽観的になれるかを、70代から上の層には、既成概念を超えた年の取り方という新たなロードマップを提供しています。

 その具体的な指針として、「週に6日の運動」などに励もうと書いているのですが、ビジネスマンというのはもともと仕事を毎日コツコツやってきた人たちですから、仕事とトレーニングという違いこそあれ、毎日コツコツやるという方法は手慣れたものだったので、これだけ受けたのだと思います。

3.Boeing、旅客機向けネット接続サービス事業から撤退へ(8.18 nikkeibp.jp)
米Boeingは、航空機内および船舶内向け高速インターネット接続サービスなどを手がける広帯域通信サービス事業部門Connexion by Boeingを解散し、同事業から撤退する。Boeingが米国時間8月17日に明らかにしたもの。今後、顧客と協力し、サービス停止に向けた処理を進める。

Boeingは米American Airlines、米Delta Air Lines、米United Airlines、英British Airways、スウェーデンScandinavian Airlines System(SAS)、ドイツLufthansa、オーストリアAustrian Airlines、日本航空、全日本空輸(ANA)といった航空会社や、カナダの海運会社Teekay Shippingなどと契約し、接続サービスを提供してきた。しかしBoeing会長兼社長兼CEOのJim McNerney氏は「過去6年間Connexion by Boeingに相当な時間、リソース、技術をつぎ込んできたが、残念ながら予測と異なり機内ネットワーク接続サービス市場は実体化しなかった」と述べる。

4.IEEE802.11a/b/g対応メッシュ・ネット用ルーター、米Tropos(8.18 nikkeibp.jp)
米Tropos Networksが米国時間8月17日,市街地でWi-Fi対応無線メッシュ・ネットワークを構築するためのルーター製品系列「Tropos MetroMesh」において,新型の屋外用ルーター「Tropos 5320」を発表した。5GHz帯を使うIEEE802.11aと2.4GHz帯を使うIEEE802.11b/gの両周波数帯に対応。2006年10月に出荷を開始する。

Tropos 5320は,市内全域などの広い範囲でマルチ・バンドのメッシュ・ネットワークを構築可能な「唯一かつ初めて」(Tropos Networks)のメッシュ・ルーター。Tropos MetroMesh製品系列ルーターの全モデルと互換性があり,既存のネットワークを停止あるいは再構築することなく,容易に通信容量を増やせるという。

5.Microsoft,SaaSの専門サイトを開設(8.18 ITPRO)
米Microsoftは,開発者向けネットワークMicrosoft Developer Network(MSDN)内に,サービス化ソフトウエア(SaaS:Software as a Service)アーキテクチャに関するWebサイト「Software as a Service(SaaS)」を開設した。Microsoftアーキテクチャ戦略チームのソリューション・アーキテクチャ・グループでアーキテクトを務めるGianpaolo Carraro氏が米国時間8月15日に,MSDNのブログで明らかにしたもの。

 SaaSとは,ソフトウエアをサービスとして配信する概念。インターネットなどを介してアプリケーションの機能をオンデマンドで提供する。 MicrosoftはSaaS関連製品として,独立系ソフトウエア・ベンダー(ISV)やホスティング・サービス・プロバイダ向けスイート「Microsoft Solution for Windows-based Hosting Version」,オンデマンドCRMサービス「Microsoft Dynamics CRM Live」などを手がけている。

 MSDNのSaaSサイトでは,SaaSの事例や関連情報などを提供する。最新情報のRSS配信も行う。
 
 
 

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