週間情報通信ニュースインデックスno.547 2006/03/18

1.ソフトバンクが1兆7500億円でボーダフォン買収、「安くも高くもない値段」(3.17 nikkeibp.jp)
ソフトバンクと英ボーダフォンは3月17日、ボーダフォン日本法人の売却で合意したと発表した。 ソフトバンクの子会社が、1兆7500億円の資金を調達して英国本社が持つ株式を全て買い取り、日本法人の97.7%の株を握ることとなる。 今回の買収によって、ソフトバンク・グループの年間売上高は2兆 5000億円に達する。 また、ボーダフォンの携帯電話1500万回線が加わることで、2600万回線を抱える総合通信事業者となる。

会見に現れた孫正義ソフトバンク社長は「1日も早く携帯電話の事業を開始したいと思っていた。ゼロから携帯電話のネットワークを構築するのに比べれば、素早くて楽。それにはるかに大きなユーザー基盤でスタートできる。いつまでも3位でいる気はサラサラない」と、喜びを噛み締めながら説明を繰り広げた。

2.仕事で得たものは「知識/教養/忍耐力」、団塊サラリーマン意識調査(3.17 nikkeibp.jp)
日本通信教育連盟(ユーキャン)は3月16日、団塊世代のサラリーマンを対象にライフスタイルや世代感覚についてアンケート調査した結果を発表した。 それによると、今まで働いてきた中で収入以外に得たものは「知識、教養」という答えが59.3%で最も多かった。 また「忍耐力」(56.3%)、「専門的スキル」(54.0%)、「協調性」(53.7%)といった回答も多かったという。

「働く」ことについて思い浮かぶ漢字一字は「忍」が23.7%。理由としては「家族を養うために耐え忍ぶから」「我慢の連続だったから」「上にも下にも忍耐が必要だから」などが挙がった。これに「生」(11.3%)、「苦」(5.7%)、「耐」(5.0%)と続いた。 一方でこれまでの人生を100点満点で自己採点してもらったところ、「仕事」の平均点は68.4点、「家庭生活」の平均点は65.5点と「ともに60点を超えており、比較的高い採点結果となった」(ユーキャン)。

「団塊の世代」を言い換えるとしたら、どういった言葉が適当かを尋ねると、45.0%が「ビートルズ世代」と答えた。これに「全共闘世代」(30.3%)、「グループサウンズ世代」(28.3%)と続いた。

現在のライフスタイルについて、1カ月に自由に使える金額を尋ねると、平均金額は5万2590円。また58.0%の人が子供に経済支援をしているという。定年後の生活についてのイメージを、「悠々自適」と「質素倹約」の二者択一で聞くと、後者を選ぶ回答が73.7%となった。

将来したいこととしては、「ボランティア活動」(66.7%)、「田舎暮らし」(53.0%)といった回答が多かった。また「海外移住」(30.7%)、「宇宙旅行」(17.7%)といった答えもあった。

調査は56歳−59歳の既婚男性を対象にインターネット上で実施した。調査期間は2月13日−2月20日で、有効回答数は300。

3.内部統制は1年先送り、「日本版SOX法」閣議決定(3.10 nikkeibp.jp)
上場企業に対する内部統制の義務付けは、2008年4月1日以降に始まる事業年度から適用される見通しとなった。政府が3月10日に閣議決定した「金融商品取引法案」(通称、投資サービス法案)に盛り込んだもので、当初予想から1年の先送りとなる。導入を迫られる上場企業には、今後約2年の準備期間が与えられることになった。

金融庁が進める内部統制に関する制度は「日本版SOX法」とも呼ばれ、2005年12月には報告書が公表されている。今回、投資家保護を目的に証券取引法などを改正・再編した「金融商品取引法案」に、企業の情報開示に規律を与える手段として盛り込まれた。原則、すべての上場企業に内部統制システムを導入させた上で、毎年の決算ごとに経営者による「評価」と公認会計士による「監査」を、明確に義務付けた点が特徴だ。

4.Winny対策ソリューション、セキュリティ各社から相次ぎ登場(3.17 nikkeibp.jp)
官公庁や大手企業でファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」による情報漏洩事故が多発する中で、Winny対策ソリューションがセキュリティベンダーから相次いで発売されている。
1 つは、企業内でのWinny使用を防止する製品だ。トレンドマイクロは、企業向けウイルス対策ソフト「ウイルスバスターコーポレートエディション」の最新版で、企業内のパソコンでのWinny使用を防止する「アドバンス検索ツール」を新たに追加する。社内のクライアントパソコンにWinnyがインストールされていないかをチェックし、発見された場合には削除する。管理者側でWinny検出結果の履歴を把握し、複数にわたってインストールしたユーザーに対して警告を発することもできる。

5.KDDIが無線LAN携帯電話を7月投入、既存PBXで使える専用装置も(3.17 nikkeibp.jp)
KDDIは無線LAN対応のau携帯電話「E02SA」を7月に発売する。先行するNTTドコモのFOMA/無線LANデュアル「N900iL」に対抗する製品である。au携帯電話が備えるアプリケーション環境「BREW」(Binary Runtime Environment for Wireless)は、FOMAなどの「iアプリ」と異なり、機能的な制約が少ないため、多彩なアプリケーションを実現しやすいといえる。また、機能面や通話品質などの性能面だけでなく、システム構築の体制にも気を配っている。

KDDIでは、このデュアル携帯電話を使ったシステムを構築する内線電話ソリューション「OFFICE FREEDOM」を用意した。

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